アムステルダムの食レポ(ステーキ)&買い付け分の商品紹介(FRAY、PRADA)です。

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「西の日」だそうです。

食で振り返るアムステルダム。

オランダは南米の人も多いので、アルゼンチン料理の店もよく目にします。

ブラジルやアルゼンチンといえば、やはり牛肉。

あちらは日本とは逆で、牛肉が一番安くて鶏が一番高かったはず?Maybe???

というわけで、味は想像できるけどやっぱり「これぞステーキ」というものを食べておきたくて。

宿の近くでちょっといい感じのお店があったので入ってみたら、これが想像以上に美味かった!

木のお皿で食べるステーキ!いいですね!

 

意識高いこと言わせてもらうと、個人的には日本で出てくるような鉄板皿のステーキは、

最後は火が入りすぎて固くなってしまうので、できれば普通の皿にしてほしいです!

ステーキの神様・ルモンド@新宿or下北沢のようにね!

 

火が入りすぎないように、どうしてもレアで頼むしかなくなるのですが、

最初はレアすぎて途中が美味く最後は固いというのが、日本の一般的なステーキ。

でもそれはしょうがないのかも。

なぜかというと、霜降りが最上とでも言うべく脂が多いものを選ぶでしょ。

あれが冷めると脂が固まって大変ですよね。だからいつまでも熱いように鉄板なのかな~って。

その点赤身のお肉だと、冷めても硬くなることもないので、こういったお皿でも問題ないように思えます。

 

あ~肉食いて。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

本日ご紹介するアイテムは、食べ物でいうステーキクラス。

ごちそうです。

ドウゾ!

よくタグをご覧ください。

まさかと目を疑いました。

どう考えても偽物としか思えないような場所に、雑多にかけられたハンガーラックの中から見つけた3着。(1着は汚れてたので残し、1着は売れて、残り1着)

そもそもまだ私がFRAYを着たことがなく、ルイジボレリまでしか持っていないため、これが本物のタグなのかどうかすら正直分かりませんでした。

しかし、触れた瞬間に分かるその生地。

本物だろうが偽物だろうが、この生地は並みのコストでは用意できません。

で、もちろん縫製をチェックしたら、もうこりゃ本物だよね・・・と。

FRAYなのにオックスフォード生地でボタンダウンというのも贅沢。

この域までたどり着くのにあとどれくらいの時間がかかるのでしょう。

「シャツ」という服の「頂点」に君臨する服です。

これを見れば、いつもINDIVIDUALIZED SHIRTSの説明で使うセリフ、「インディヴィジュアライズドシャツは全てのシャツの基準となる」がお分かりいただけるかと思います。

サイドのステッチ。

補強。

下から2番目のボタンホールだけ横になってました。ちょうどヒップ周りにあたる位置。なるほど。

トップボタンにはなぜか角度が付けられています。意味不明。

肩にはギャザーが。もう勘弁してつかぁさい。

サイズは俺でちょっと大きいくらいなので、かなりお安めになってます。サイズが合う人はラッキーです!

 

 

 

次です。

驚愕の・・・

ちょっと笑っちゃいます。しかも牛革。

シープやディアスキンではなく、牛革はヤバイです。

でももちろん、プラダだから仕入れて来たわけではありません。

PRADAってのはオマケ。(オマケといってもビックリマンシールと中のお菓子並みの関係だけど!www)

 

理由は、バラクータのG9の形をしていたからです。

うわ!やべこれ超欲しー!と思ったら、プラダだったので逆にやめようかなと思ったほど!

レザーのテーラードタイプだったら仕入れてないと思う。

 

天邪鬼な性格のため、つい有名すぎるブランドには手を引っ込めてしまうのですが、

直感的に自分が着たいと思った気持ちを優先しました。

 

先日もグッチの靴をご紹介した時に、「ブランドリサイクルショップにならないように・・・うんぬん」と書きましたが、

ありゃ詭弁ですね!自分で書いときながら!(あの靴を仕入れた時点では、そう考えてました。)

 

これを見つけた瞬間、自問自答を繰り返しましたよ。

そもそも何しに来たんだっけ?と。

色々理由は浮かびますが、最終的には1つしかありませんでした。

「結局は服が好きではるばる来たんだ。」と。

 

思えば洋服に興味を持ち始めた中学生の頃から、やっていることは変わりません。

気になるお店に行って洋服を見て、気に入れば買っているだけ。

今はその移動距離が変わっただけ。

 

でもその時とは立場が違い、買い手ではなく売り手となりました。

だからつい「コンセプトは~」とか「他の店はああだけどウチは~」とか、お客様にとってどうでもいいことを考えてしまうんですね。

なので今回は、「一人の服好き」としてこれを仕入れるべきかどうか、俺と俺のお客様は喜ぶかどうかを考えるようにしてまいりました。

 

なので、楽しんでいただければ幸いです。

まあ作りはさすがですが、あまり気負わず着てくださいね!

さりげなーくブランドが主張されてますが、それをバレないように軍パンやスウェットパーカーなどと合わせてはいかがでしょう?

プラダ別注のririジップとか!wwwww

バラクータのG9を着た有名人といえばスティーブ・マックイーンですが、どちらかというと往年の高倉健のような枯れた雰囲気を纏いたいもんです。

 

サイズは日本人でL程度。

春先に着るレザーもいいもんですよ!そんな色です。

 

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。