第2弾入荷のお知らせ&買い付け分のパンツのご紹介。

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ニオイの日」だそうです。

えっ!?1月終わったの???

1月の記憶が無いですよ。

1月2日からのセールに買い付けいって、帰国したその日に展示会に行かないといけなかったため、

成田から原宿へ直行し、買い付けた分を品出しして土日が過ぎたら今でした。

とはいうものの、土曜日はヒマだったんです。

それで焦ってブログを書いたら、日曜日にお客様が来てくれました。

お知らせって大事ですね。

 

ではお知らせです!

実は買付分に第2弾がございまして、メンテナンスやらなんやらが終わって、本日で入荷が完了しましたー!!!

ご覧の通りラックがパンパンでございます。

これから春物も入荷してくるので、このままではちょっとヤバめですね。

そして商品の方もヤバめなのが次々と、、、

ちょっとデカいからちょっと安い

diariesには初めて入荷するやつも

もう買い付けで革ジャンは嫌なので、最初で最後にしようと思う。

 

というわけで紹介したいものがてんこ盛りでございます。

それでは本日はパンツ類をご紹介しましょう。

オシャレは足元からって言うしね。

 

そうそう、まずは昨日靴と一緒に紹介したかったけど、忘れちまったやつからドウゾ!

Corgiのドレッシーなソックスがありますよー!残り1点!

そしてジャンクなマーケットで見つけたブラシがカワイイ!!

靴のメンテナンス用具が持ち運べる靴ブラシ!これオモロイね~!

 

じゃ、本日の商品紹介です。

まずはこちらから。

いきなりレディースです。

ブランドは「MARITHE FRANCOIS GIRBAUD(マリテフランソワジルボー)」。

俺らの世代でギリギリ知ってるくらいかな?

1990年代に代官山に行き始めた頃が懐かしいですね!

キャッスルストリートを抜けてちょっと行ったところにあったジルボー。

ボクシングジムは健在。代官山十貨店が懐かしいです。

 

今回の買い付けて見つけたかったブランドです。

今回の買い付けで、最初に回ったマーケットで見つけたのがこんなアイテムだったので、

今までの買い付けとはちょっと違うのかな?という気持ちになりました。

ちなみにこちらは完売してしまったのですが、どこかの軍のレインポンチョ?マント?

マッキントッシュのようなゴム引きでできており、前合わせも裾のカットも襟もアシンメトリー。

服に対する概念がぶっ飛ぶようなモードもミリタリーも超越したアイテムでした。

 

話を戻します。

1980~90年代にかけて、バギーパンツで一世を風靡したジルボー。

今の50歳前後の方には懐かしいのではないでしょうか?

私もギリギリ名前を知ってるくらい。

 

日本では(世界でも?)あまり根付かず、2000年ごろに撤退してしまったようです。

一応今も活動しているのですが、顧客からオーダーを受けるのみとか。

 

今、90年代のアイテムが若い子に流行っているようなことを聞きますが、

その流れに乗るわけではなく、(流れに乗るなら遅いくらいだし)

ジルボーの大胆なパターン・カッティングが、20年経ってやっと時代にフィットする気がするんです。

はたまた、世紀末に流行った刹那的なディテールだったのか?

それは現代に置き換えても、新しい時代の扉が開く前の混沌に求められるデザインだからなのか?

それともノームコアへのカウンターか?

いずれにせよ、ジルボーを知らない方にも知っておいて損はないブランドだし、

今まさに私が着たいと思うブランドに相違ありません。

でもレディースです。

メンズのデニムもあったんですけど、昨日売れてしまいました。しかもメンズはジルボーのアッパーラインのやつ。

ま、また来年。行けたらいいな。

 

次、メンズいきます。

パッと見ワークぽくて、ああ~ウチの店に合いそうだな~と思ったパンツ。

でもあるディテールに度胆を抜かれました。

あれ?このオーブは、、、

そしてドーナツボタンにまであの懐かしい響き、、、

なんと!?Vivienne WestwoodのANGLOMANIAとLeeがコラボレーションしたアイテム!

でも調べてみると割と最近でした。知らなかったー。

デッドストックというほど仰々しく言う程でもないですが、

フラッシャー付きです。

バックルバックと、パッチには燦然と輝くヴィヴィアン!!!

昨日のGUCCIに引き続き、まさか自分の店にヴィヴィアンが並ぶことになるとはね~!

でもこれももちろん、ただのブランドリサイクルにならないよう、一応ちゃんと選んでますからね!

まあこのアイテムはどう見てもdiariesぽいとは思いますが!

この他にもコムデギャルソンコムデギャルソンやドリスやヨウジヤマモトも見つけていますが、

コンディションやデザインを精査し泣く泣く諦めてきましたから!

 

とはいえさすがはアントワープですかね。

実は昨年のアントワープ買い付けでは、下調べをミスって撃沈したので、今回はリベンジとなりました。

なんでも足を運んでみるもんですね~。

行き詰ったら足を動かす。営業マン時代を思い出しました。

あの辛くて暗い営業マン時代も、何かと役に立つもんですね!

 

そして今季は、ヴィヴィアンにうっすら関係あるブランドも入荷する予定だったりして。こちらは新品です。

なんの因果か知りませんが、売れなかったらその商品と一緒に並ぶことになるでしょう!!!(その光景を見たいけど複雑)

 

では最後です!

パッと見、なんてことないホワイトデニム。

フレンチワークウェアの間にすっぽり収まってたこのデニム。

お!?ビッグEハッケ~~~ン・・・・・・・・と思ったら、

エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエルヴィス!?!?!?

そりゃ画像もボケるわ!

リーバイスのLとEを入れ替えただけで、まさかエルヴィスになるとは!?

その発想は無かった~~~!

この発送も無かった~~~!

カルピスプレスリー!

個人的にいつもフジロックで楽しみにしているステージでございます!!!

 

そして俺はまだ夢の中にいるんじゃないかと錯覚する。(フジロックのことではない。)

なぜなら、成田からスキポール空港へ向かう飛行機内で見た映画が、偶然にもこれだったからだ。

1970年に、エルヴィス・プレスリーがニクソン大統領と密会していたという実話をもとに描かれた映画。

 

さらには、出発前に見た映画で先日もブログで紹介したタランティーノ脚本の「トゥルーロマンス」でも、

主人公をプレスリーが導いてくれるんです!

 

だからそう、俺の事もプレスリーが成功へと導いてくれるんじゃないかって。

 

ていう夢を見てたんじゃないかな~~~~~~~と思ったら。

 

ただのパチモン臭がプンプンするホワイトジーンズでした。。。

 

これが本当に見れば見るほどイラつくジーンズで、

生地がペラいので柄のパンツなんか透けちゃって、まず履く気になりません。

 

ホワイトデニムなのに、ちゃちい材料使ってるからリベットなんて錆びちゃって色移り。。。

 

ジッパーはもちろんノーブランド、、、と言いたいところですが、「コの字留め」で古さを感じさせるところがすっげーーームカつく!!!

これだけでちょっと良いと思っちゃう自分にムカつくんですよぉぉぉぉぉ!!!!!!

 

それでだけではありません!

ジッパーはノーブランドのくせに、

トップボタンはELVISってオリジナルボタン使ってるぅ!?

しかもREGISTEREDって???

お前それマジで言ってんの?REGIST=意匠登録しちゃったの?プレスリーに許可とったの???

てかこいつプレスリーとどういう関係あんの???プレスリーってあんまりジーンズのイメージ無くね?????

 

この本気度がSUGEEEEEEEEムカつく!!!

 

まだまだ!!!

このベルトループのオフセット縫製!

普通に縫えるでしょ!?なんでこんなヴィンテージファンが喜ぶことすんのよ!!!俺が嬉しくなっちゃったじゃないの!

妙にディテールに凝ってるこいつが、マジでムカつくんすけど~センパ~イ。

 

ダメ押しがコチラ。

もうdiariesのブログ読者なら分かりますね。

そう。左綾です。

いやまてまて。ふざけるんじゃない。

それなりにディテールに凝っているくせにさ、左綾ってLeeだよね。

これLEVISをもじってELVISにしたんだよね?

マジで何コレ?舐めてんの?

もうさ、色々失礼だよね。ケンカ売ってるよね?

プレスリーにもリーバイスにも。

殺(や)られるよ?マジで。

 

それで、怒りを通り越して砕け落ちる瞬間ってあるんですね。

もうこのやる気の無いアーキュエイトステッチで。

すっげー中途半端。

こんな微妙な角度のアーキュエイトステッチなんて見たことない。

ある意味で天才。

人をイラつかせる天才っているよね。

 

 

是非とも、あなたの周りの「人をイラつかせる天才」にプレゼントしてあげてください。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。