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1940’s French Work Pants (Dead Stock)

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「将棋の日」だそうです。

小学5年の時、将棋クラブに入ってました。

王手飛車取りほど気持ちいい物ないですね。

やられたら気が狂いそうになりますけど。

早く私も「成り金」に成り・・・たい・・・

 

と思ってる人そりゃ結構いるよなと思って、Yahoo知恵袋で質問してる人いないかなと思ったら、いました!

質問する方もする方だけど、答えてる人もどこまで本気か分かりませんね!

ホントにネットの情報ってくだらないことばかりだな~と思いつつ、

この毎日書いてるブログの方がもっとくだらないんじゃないの!?!?!?

気づかない方が幸せなことってありますね!

勘違いしたまま突っ走りたいと思います!

 

 

じゃ、本日も商品紹介。

ドウゾ!

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【アイテム】1940’s French Work Pants (Dead Stock)

【価格】¥15,984-(税込)

【コメント】

またまたフランス物のデッドストックでございます!

こちらはなかなか古めの1940年代のもの。

シンプルなワークパンツですが、当時らしいヴィンテージディテールが詰め込まれた代物でございます。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

まずはシルエットから。

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ご覧の通りの極太シルエット。

サイズが36インチ(90センチくらい)ってのもありますけどね。

普通はこんなサイズなかなか売れないので滅多に仕入れませんが、

個人的に欲しかったので、せっかくならお客様の分もご用意した感じです。

マイサイズ。

多くの方には受け入れられないシルエットです。

 

昨日のブログでも登場したM-47とほとんど変わりないのすが、なんであのカーゴパンツは人気があって、

こっちは見向きもされないのかというと、単純に知名度か、やっぱマルジェラが目を付けたってエピソードが目立ってるのか。

個人的には、「マルジェラが」って部分をフォーカスするのではなく、

「なぜまたはどの部分に興味を持ったのか」というところを本当は理解してほしいんです。

そして自分なりの審美眼を磨いてほしい。

そうすると、メディアや流行に振り回されないセンスが持てると思うのですが、いかがでしょうか?

 

このブログは、その為の、洋服の見方をご案内するブログでもあるんですけどね。

 

というわけで、じゃあ私がこのパンツのどの辺が面白いと思ったか書いていきましょう。

先ほども書いたように、古そうなディテールてんこ盛り。

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そうそう、この頃のパンツってベルトループが細くてね、

現代の3㎝以上あるベルトなんて通りません。

ですが、diariesにはちょうど2.5㎝のベルトがありましてね。。。

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これ合わせたらカッコいいだろ~な~!

 

そしてこちらのパンツ、後ろにはポケットがなくダーツだけ。

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そして気になるディテールがもう一つ。

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それはこちらの、申し訳程度に設けられたバックヨーク。

その幅、一番長いところで3㎝!

意味あんの!?このヨーク!

 

でも洋服好きとしては、この昔の人が一生懸命考えて作った「トマソン的ディテール」こそたまらないんですよね~!!!

そこから思考を巡らせば、40年代という背景からバックシンチが外れたばかりの時代ですから、

ベルトループとセットで必要だったのかな~なんて思います。

 

その裏付けとして、ウエストバンドの内側を見ると、

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グログランテープの上に、まだサスペンダーボタンが残っています。

ヴィンテージウェアで、ベルトループとサスペンダーボタンのどちらも付いているのってあまりないですよ!

昔の服から現代の服へと移り変わる、過渡期に作られた服なんだろうなと思います。

時代の変遷を1つで感じられるパンツ。面白いわ、コレ。

 

また素材も良いですね。

凹凸が深いアーミーサージといったところでしょうか。

M-47 カーゴパンツよりも荒々しいです。

でも軍物なのかどうかは知りませんけど。

それなりに厚みもありますので、これも履きこんだらいい味出そうですね。

もちろんサージ織りであれば、しなやかで動きやすいのでご安心を。

 

動きやすさって点では、こんなのも付いてました。

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クライミングパンツでおなじみの「クロッチガゼット」。

股上もこんな深くてフィットするわけでもないのに、このガゼットは果たして必要なのでしょうか???

謎が深まるばかりです。

 

さらにもう一つ謎なディテールが!?

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お分かりですかね?右が2本針で左が1本針なのを。

これはどちらもパンツのサイドシームなのですが、2本針が内側で1本針が外側です。

こんな1本のパンツで縫製の仕様が異なってるのはなかなか見かけません。

本当に意味が分からなすぎるパンツですね。

 

でもこのおかげで、パッカリングの出方がそれぞれ違うんで、

経年変化原理主義者(=二言目には経年変化またはエイジングと言う俺みたいなやつ)にはたまらんもんがあります。

 

これは古着でも見たことないので、そこそこ珍しいんじゃないかな~と思うんですが、どうでしょう?

いやもしかすると地味過ぎて、古着屋さんに置いてあったら気が付かないかも?

細かすぎて伝わらない服選手権筆頭でございます。

 

ちょっとくらい大きくても、ウエストサイズ直してでも欲しいな~と思ったんですが、

サイズ直したらバックヨークが無くなってしまうんで無理ですね。

なのでウエスト90㎝の猛者限定のお楽しみでございます。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。