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a.b.k custom leather craftのBackpack Shoulder&Canvas Leather Shoulder

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「質屋の日」だそうです。

 

最近はリサイクルショップと混同してしまいますが、

質屋って物を担保にお金を貸してくれるところなんですね。

是非ともギリシャさんに質屋さんを紹介したいところです。

ドラクマ復活なんて噂されてますが、個人的に復活してほしいイベントがあります。

それはDRAKUMA NIGHT(ドラクマナイト)!!!

DJ DRAGONとスタイリスト・熊谷隆志氏が1998年から1999年くらいに西麻布YELLOWでやってたイベント!

私が行ったことあるクラブイベントの中で、おそらくもっともオサレだったのではないでしょうか~?

当時私は大学生でしたが、たまたま友人が熊谷さんのアシスタントをしていたこともありチケット入手に成功!

ファッション関係の人たちだけでなく、いわゆる「ギョーカイ人」でいっぱいでしたね。

だってギロッポンですから~

一番嬉しかったのは、中田英寿に会えたことかな。フィジカルモンスター!

深夜の「香湯(かおたん)ラーメン」が沁みますね。

あの屋台感がいいんだよな~。最近のラーメン屋はどこもキレイ過ぎます!

小美玉時代の喜元門くらいがちょうどいい!

 

 

 

じゃ、同じようにちょっと汚れたくらいがちょうどいいアイテムのご紹介です。

ドウゾ!

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「a.b.k custom leather craft fair」 開催中!!!

突然のご紹介でスミマセン!実は6月末頃より、ABKレザーバッグフェアをやっております。

ファクトリーブランドトランクショーと被っちゃうんで、敢えて情報を載せておりませんでした。

しかし、店頭で気づく方やインスタを見て問い合わせなど、ただそこに存在するだけで好評でございます。

また特別「フェアをやろう」と思ったわけではないのですが、

メーカーさんのご協力の元、結局フェアのような状態になってしまいました。

 

ひとまず当店では、これを最後にABKのバッグの取り扱いを見送ることにしました。

理由は金額やデザインの問題など様々ですが、

決定的なのは、以前オーダーした商品が3年待った挙句キャンセルされてしまったこと。

作るのをキャンセルされるという、通常の仕事では考えられない事態でした。

まあインポートだし、ABKなんてもはやアーティストだしと、いつもの言い訳をするところですが、

今回はお客様にご迷惑をおかけしてしまったので、さすがにそれは無いなというわけで。。。

 

でもこのままフェードアウトも寂しいなと思いまして、

メーカーさんが持ってる在庫を全て送ってもらいました。

その数16点。

これだけの数のABKのバッグをご覧いただく機会はそうそうありません。

現時点では日本国内でもおそらくウチだけです。

 

まあそもそもABKのバッグなんて誰も知らないんですけどね~!!!

なんのニュースにもなりゃしません!

でも有名無名関係ないんです、物が良ければ。

むしろ無名な方が面白いというわけで、前置きが長くなりましたが、まずはブランド紹介からどうぞ。

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ベラルーシ出身の女性デザイナー・ALYA(アルヤ)により、
2006年にニューヨークのチャイナタウンの1画で立ち上げられた、ハンドメイドにこだわったレザーブランド。
故郷のベラルーシからニューヨークに移り住み約10年。
その間にシューメーカーやレザー工房(ユッタ・ニューマンと同じ工房)で修業を積みました。
デザインの特徴は、都会的でモダンなハイセンスさと、
シンプルでかわいらしく郷愁を漂わせるカントリースタイルを融合させたものです。
まるで彼女の生い立ちをそのままデザインに落とし込んだかのようなデザインです。

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というブランドなのですが、ABKの方は、日本での知名度は雲泥の差がありそうです。

兄弟弟子(ユッタもアルヤも女性なので姉妹弟子か?)だから、レザーの使い方やモノづくりのクオリティはどちらも同じなんですがね。
また広まりにくいのには別な理由があったりします。
それを象徴するエピソードがありまして、
以前にABKのバッグに目を留めたデザイナーがいたそうなんですが、その人物はラルフローレン氏。
ぜひともRRLあたりで展開したいとのことで話が来たそうなんですが、なんとアルヤはそれを断ってしまったそう。
なぜなら、大手に納めるようになると品質管理が徹底できないから。
もう職人過ぎます!カッコいい!!!
しょうがないとも思うんですけどね。
革や生地の染めからアルヤ1人でやってるんで。
でも製品を手に取ってみると、それはもうすごいエネルギーの塊で、
他の誰にもマネできない、ABKにしかない魅力を持ったバッグなんです。

 

それではそんなバッグ達をピックアップしてご紹介してまいりたいと思います。

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【アイテム】Backpack Shoulder

【価格】¥85,320-(税込)

【コメント】

2年ぶりかな?このバッグが入ってくるの?

リュックとショルダーの2ウェイで使用できるレザーバッグです。

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レザーのリュックでシンプルでカッコイイのってすぐには思いつきません。

ジャケットやコートなどのスタイリングに合わせるバックパックはこういうのが良いと思います。

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サッチェルよりシンプルでいいですね。もちろん女性にも。ベレー帽と合わせれば鉄板です。

余計なデザインを一切そぎ落とした分、さらに革の表情が引き立っています。

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デザイナー・アルヤが1点1点手染めした革は、アンティークと見まがうほど味のある雰囲気です。

また圧倒的な厚みも素晴らしい。

銃弾すら防げるんじゃないかと思うほど。防災グッズにもなりそうです。

いやホントに、革っていうか板って呼びたい。

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そしてABKに多用されるダブルリング。

ハードなアイテムなのに、デザイナーが女性ということもあり、繊細さとのバランスが非常に上手く取れています。

俺ってそういうの好きね。インディアンジュエリーもそうだし。

ABKのバッグにパットベドニーやジェニファーカーティスのジュエリーは合いそうだわ。

 

そうそう、ABKをご存じない方に見てもらうと、よく「使いにくそう」と言われます。

申し訳ございませんが、決して使いやすいバッグではありません。

機能を求めるのならば、日本のメーカーの物以外ありえないと思います。

日本人はものすごくちゃんと考えてお客様のために物を作るし、とても機能的で優れたデザインを生み出します。
しかしお客様に合わせるということは、同質化は免れないんです。
物が完成形に近づくことは収斂進化(しゅうれんしんか)とも呼ぶべき現象で、大変素晴らしいことなのですが、
さらにその先を見てみたいというか、突然変異体に驚いてみたい、もっと世界を知りたいと思うと、
このABKのようなブランドをセレクトしてしまうんですね。
もちろん、ただ変わっている物だからセレクトしたわけではございません。
ただ変わっているだけのものに、この値段は払えません。
私がこのバッグに惚れ込んだのは、素材や縫製などではなく、その物自体が纏う雰囲気。
納期も守らないし使いにくいし高いけど、手にした瞬間そんなネガティブな考えが全て吹き飛んでしまうんです。
作品に呑まれるんですよ。

 

 

そして本日はもう1点ご紹介。ABKのもう一つの魅力。

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【アイテム】Canvas Leather Shoulder

【価格】¥85,320-(税込)

【コメント】

アルヤが作るのはレザーだけでなくキャンバスもすごい。

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恐らく何度も何度も染めと洗いを繰り返しワックスをしみこませた生地。

どれくらいコストがかかっているかというと、ABKはオールレザーでもキャンバスでも値段が変わらないんです。

誰だって同じ値段だったらオールレザーを買いそうなものですが、

私はキャンバスとレザーのコンビの物を選びました。

これを使っていったらどうなるか。その知的好奇心に負けましたね。

今や私のは汚れが付着するだけでなく、テンダーのWOADが移染して大変なことになっています。

その大変さがこれまた楽しいんですけどね!ドMファッション!!!

 

これまたこのバッグはただもんじゃないです。

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縦長のショルダーのくせに、サイズは縦50㎝、横36㎝、幅7㎝!デカすぎる!

でもこの不自然なほど大きいバッグを、小柄な女性が背負ってるというミスマッチがカッコいいと思います!

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いや~でもなんでこのサイズこそ2ウェイにしなかっただろうと思いますけどね~!?

でもそんなこと本人に言ったら怒られるんだろうな。。。

そしてこちらもストラップはダブルリングで調節します。理論上、ミクロ単位での調節が可能!w

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フラップはポチッとな。

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底が抜けないような構造になっていますが、

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なぜ出っ張らせたのかは分かりません。たまごっちみたい。

それにしても、やっぱりハンドステッチって好きです。温もりがありますよね。

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ここなんか、ハンドでさらに千鳥ステッチ!ホントこだわってるなぁ~。

さんざん使いにくいとディスってますが、内ポケも付いてたりとそれなりに作られているので、

俺の大げさな説明を真に受けないように!

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それではまた。お店で会いましょう。