Glacon(グラソン)のRound Collar Polo

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ゴムの日」だそうです。

いよいよ、長いようで短かったゴールデンウィークも終わりを迎えます。

最後の夜に捧げたい曲。

ジョニ・ミッチェルのWOOD STOCK。

いや、サビのwe are stardust, we are goldenてだけですけど!

まあでも歌詞を読むとGW的でもあるんです。

we are stardust, we are goldenに続いて、

and we got to get ourselves back to the garden

(あの農場へ帰って自分自身を取り戻そう)

 

田舎に行って、音楽聴いたりキャンプしたり。

それはGWに日本中で行われていること。

GWはWS(ウッドストック)なんです。

 

そして僕らフジロッカー(厨)はGWが終わると、いそいそとフジロックに向けて休みや金銭面の調整が始まります。

ウッドストックからフジロックへ。

 

何言ってんだこのバカは?と思う方は、まあこちらの曲でも聴いて酒でも飲んでください!

 

ガキだな~って思う方には、こちらの曲でしっぽりと。

僕の好きなゴールデンを集めてみました。

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】Glacon(グラソン)

【アイテム】Round Collar Polo

【価格】¥15,660-(税込)

【コメント】

今年も届いております。グラソンのポロシャツ。

もうね、diariesのポロシャツといったら基本的にこれしかありません。

 

その為6年間、毎年同じポロシャツをセレクトし続けています。

 

別に怠けているわけではなく、お客様もいつかは飽きてしまうと思うので、

目を皿のようにして探し続けているのですが、一向にコレを越えるカノコポロシャツが見当たりません!

でもまあ別に焦る必要はなく、それでいいのかな~と思います。

その方がdiariesぽいかなと。

ファッションに踊らされず、流行ることも廃れることもなく、脈々と続いていく。

むしろそんなアイテムに出会えたことを、もっと大事にしないといけません。

なので、毎年のように大事に取り扱わせていただきたいと思います。

 

 

それでは、まだご存じない方のために、改めてご説明しておきましょう。


Glacon(グラソン)は、1971年創業、フランスはシャンパーニュ地方に構えるカットソーメーカーです。

他のカットソーブランドの工場が国外に移転する中、フランス国内生産にこだわり続ける、稀有なメーカーです。

シャンパーニュ地方といえば、ラコステやブチバトゥーなど、世界的に有名なメーカーの産地でもあります。

工場自体は、高田賢三要するKENZOのパートナーとしてカットソーの生産を請け負うことから、徐々に注目されるようになり、

現在ではエルメスやシャネル、ジョンガリアーノなどの超一流メゾンのOEM生産を行っています。


というブランド。

クオリティもさることながら、未だにフランスメイドを貫き続けるありがたいメーカーなのでございます。

また、労働力を不当に搾取する工場が増えつつある昨今ですが、

従業員の方もフランス人を雇用し、Made in Franceに誇りを持っていることが伝わってきます。

グラソンの服は、なだらかな丘陵やマルヌ河、世界遺産に登録された史跡などすばらしい自然・文化遺産を取り囲むように広がる

フランスはシャンパーニュ・アルデンヌ地方から届きます。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

いきなり本題です。

その辺のポロシャツと圧倒的に違うのが襟です。

他とは違うラウンドカラー。。。

ってまさかそれだからかっこいいわけではありません!

もっと深い理由があるんです。

それはこちら。

身頃と襟の間に、もう一枚生地があるのが確認できますでしょうか?

他のポロシャツにはないパターン。

それは台襟が付いていること。

当然、襟の台というだけあって、襟を支えるものです。

これまで着て来たポロシャツには、殆ど見受けられませんでした。

ポロシャツの襟はリブを折り返しただけのものが多く、

着れば着るほど伸びてだらしなくなってくるものだと思っていました。

だからこれまでフレンチラコ〇テを新品古着問わず、何枚も何枚も購入してきました。

それでも不思議に思わなかったのは、ポロシャツなんて所詮Tシャツに毛が生えただけのものだと思ってたから。

でもこのグラソンのポロシャツを見て気づいたんですね。

なんだ、こうすればよかったんだなと。

 

もちろん、台襟を付けているポロシャツはグラソンだけではございません。

国内外のブランド問わず、何個か思い浮かびます。

あの日本のブランドも、あのイタリアのブランドも、ゆくゆくは取り扱おうかと思っていますが、

 

このラウンドカラーが素敵すぎてねぇ~。

基本的にはレギュラーカラーで、変化を付けてボタンダウンというのはよく見かけます。

でも台襟が付いてきてさらにボタンダウンとなると、ちょっと盛り過ぎのような気がしないでもない。

だからきっとグラソンはラウンドカラーにしたんだと思います。

足し算(=台襟)と引き算(=ラウンドカラー)のバランスが非常に優れているのが、

このグラソンのポロシャツだと思います

 

たまに20代以下の若い男性を接客する時に、ポロシャツを勧めたりするのですが、

「オヤジくさい」という理由で敬遠される片を見かけることがあります。

ポロシャツ=オヤジ。いつからそんな風になってしまったんでしょう。

確かにある程度年を重ねてきたら、襟をついた服を着た方がいいと思います。

でもポロシャツ=オヤジ=カッコ悪いというのは違いますね。

ポロシャツは悪くない。悪いのはカッコ悪いオヤジということになってしまう。

ここでも、決してオヤジは悪くない。

オヤジ臭いと言われるのはしょうがないけど。加齢臭というのもがあるので。

 

つまり何が言いたいのかというと、ダルダルにならない襟のポロシャツを着て、

そしてサイズにも気を付けて着てほしいということです。

グラソンのポロシャツはシルエットもいいですよ!太すぎず細すぎず。

もしいわゆる「オヤジ」の方に気を付けてほしいのは、

お腹が出てきたからって、大きいサイズを選ばないことです。

それがカッコいいオヤジもポロシャツも、カッコ悪くしてしまう要因なんです。

お腹が出たっていいじゃない!堂々としているのが一番カッコいいんですよ!!!

 

是非ともカッコいいオヤジをもっともっとつくばに増やしていきたいですね~。

そんでそれに憧れる若い人も増やしていきたい。

是非、若い方もポロシャツにトライしてみてください。

 

長くなりましたが、「襟」がすごいってことです。いとしのエ・・・・・

 

気を取り直して、パッと見でみなさんがお気づきになるのはこんなとこ。

次は洋服好きならではのディテールですかね?

これはサイドの部分で、前身頃と後見頃が縫い合わさっているスリットの部分。

個人的には、前後同じ長さの物が好きなんです。ホント個人的にね。

先ほどもフレンチラコステを買い続けていたと書きましたが、実はそれも同じ理由。

例えばラルフもフレッドペリーもポロシャツは後ろ身頃が長いのが普通だと思います。

当たり前なのですが、人間は基本的に動く時は前かがみになりますからね。

パンツにタックインして前かがみになっても、背中が出にくいように後ろが長いんです。シャツも同じ。

でもフレラコは違ったんですね。

「他と違う」ってだけで十分買う動機にはなりますが、着てみると非常にカッコよかった。横から見ても。

なのでいつもポロシャツを選ぶときは、この前身頃と後ろ身頃の長さにこだわっています。

非常に丁寧な縫製で素晴らしいですねこれは。

また蒸し暑い日本の夏には、カノコ生地がよく合います。

ピケ=鹿の子編み。凹凸があり、汗をかいても肌にベタッと張り付きません。

通気性もよく、暑くジメッとした日本の夏には抜群の相性を誇ると思います。

襟元がしっかり整うので、クールビズにもオススメですよー!

父の日もあることですし。

 

色はネイビーとブラックの2色をご用意しました。

毎年どっちかの色にしてたんですが、ネイビーだけセレクトするとブラックないの?と聞かれ、

ブラックだけだとやっぱりネイビーでしょと言われ続けたので、結局2色とも用意することにしました。

個人的にはどっちでもいいです。

むしろこれはできるだけ退色させないまま着たいので、どっちも持っておいた方がいいと思います。

別に2着買って欲しいという意味ではなく、色が褪せてくるとちょっと寂しいんですよ。

やっぱりキレイ目に着たいのでね。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。