Le Laboureur(ル・ラブルール)のVeston(Cotton Linen Canvas)

インディアンジュエリーフェアの日程が決まりました!

4月16日・17日の2日間です。

久々の開催となりますので、お休みの調整などしていただき、是非ともご来店下さい。

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「シルクロードの日」だそうです。

先日、とある知人が発していた言葉が妙にズシッときた。

「暮らしなきライフスタイルショップ」

伝統的なものやエシカルなもの、コンセプトはいいんだけど買いたいものが見つからないショップのことだそう。

なるほど。これは自分も気を付けねばなるまいと思った。

コンセプトはいいのにね・・・・・

お店としてこれ以上悲しいことはない。

 

ちなみにdiariesはというと、最初からコンセプトなんてものは無い!www

だから「どんな店ですか?」と聞かれるのが一番困る。

こだわりは何なの?と聞かれれば、「こだわりのないのがこだわり」と答えるしかなかろうね。

となると、ウチの店はこだわり無きセレクトショップ???まずいなそれは。。。

コンセプト無きセレクトショップ?薄っぺらく思われそうだな。。。

セレクト無きセレクトショップ?もはや意味不明である。

 

あまり難しいことは考えず、これからも自分らしくセレクトしていこうと思います。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

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【ブランド】Le Laboureur(ル・ラブルール)

【アイテム】Veston(Cotton Linen Canvas)

【価格】¥21,384-(税込)

【コメント】

今季も届いております!

昨年取り扱いを始め、いかにもウチの店らしいアイテムということもあり、お陰様で大好評のル・ラブルール。

 

私自身も先日のベルギー出張で、同ブランドのモールスキンパンツを買い付けてきましたので、

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古き良き時代の当時の素材と比べても、今もまったく遜色ないクオリティと、

当時のままの服作りを行っていることを確認することができました。

 

話はちょっと逸れますが、なぜ私が新品のセレクトだけでなく、わざわざ海外に足を運んで買い付けてくるのか。

その理由の一つがまさにこのケースで、今も変わらない誠実な服作りをしているメーカーの価値を再確認することなんです。

ヴィンテージだから良いというのではなく、服そのものの良さまたは普遍的な価値を見出し、

今の私たちが後世のために遺すべき価値ある服を提案すること。

 

これまでdiariesのブログでは、「俺が○○年着てきた服ですよ~」というくだりが多かったと思いますが、

さすがにそれには限界があります。なんでもかんでも持ってるわけじゃないし。

だからって古着屋で昔のを見つけて、今も昔も変わらずいいでしょ?って言うのはフェアじゃないような気がするし。

せめて自分で苦労して買い付けないと、お客様の前では胸を張れないな、というわけで買い付けを始めました。

 

 

狙ってそのブランドを買い付けることができるほど経験はありませんが、

たまたま今回はラブルールが見つかり、その良さを再認識できたわけです。

 

あえて昔と違う点を挙げるとすれば、やたら派手なブランドタグくらい?笑

久々の紹介なので、ブランド説明と合わせてどうぞ。

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Le Laboureurは、創業者であるプリモ・ゼランティが50代前半の時に、

ブルゴーニュ地方にあるディゴワンという街で1956年に設立されました。

古い農夫の作業服からインスピレーションを得て、地元・ブルゴーニュの原材料と

高品質な素材を使用し、作られています。

現在は2代目のジャン・シャルルが受け継ぎ、自社工場での生産を貫いています。

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プリントではなく刺繍ですからね!すごいですよ!

もちろんすごいのはタグだけじゃありません!

ブランド説明にもある通り、ここは自社工場での縫製だけでなく、

生地もフランス製のものを使用することにこだわっているところにあります。

昨今、フランス国内のミル(生地工場)がどんどん閉鎖しています。

故に、Made in Franceの生地を安定して入手することは難しくなってきており、

本当の意味でのMade in Franceというのは珍しくなってきています。

もしかすると、小規模メーカーだからこそできるのかもしれませんね。

 

そんな貴重な生地ですが、今回はモールスキンではなくコチラの素材でオーダーしました。

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今回は夏らしいコットン×リネンの混紡素材。

こちらの生地にはTOILE METIS d’AUTREFOISという札がついており、

TOILEは生地、METISはミックス、AUTREFOISは昔のという意味なので、

昔ながらの混紡素材といったところでしょう。

写真を見ると、タテ糸が綿でヨコ糸が麻になったキャンバス織りの素材なのが分かります。

耐久性・通気性・動きやすさを兼ね備えた天然素材。

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遠目から見ても、その素材感の良さは伝わってきます。

また素材も作りもワークウェアでありながら、このにじみ出る品の良さ。

洒落てんね~。

 

こういうのは土臭い服装をしても、いい具合に垢抜けてくれます。

逆にキレイ目なスタイルに合わせて、ハズシとして使ってみたいですね。

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Shirt/Semoh (Basic fit shirt) ¥21,600-

Pants/arbre (Dress pants) ¥18,144-

Shoes/Arrow footwear by white and co 1890 (Derby) ¥42,984-

さすがに白いテーラードジャケットは着るのに抵抗がありますからね。

決め過ぎないこの感じはカバーオールならでは。

ハットやスカーフを加えても良いと思います。

 

 

私生活の方ではニット物をしまい始め、絶賛衣替準備中でございます。

春服を楽しみましょう。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。