WORKERS(ワーカーズ)のLounge Jacket

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「世界の法の日」だそうです。

気が付けば、昨日と今日は群馬県の水上でNEW ACORSTIC CAMPが開かれているではありませんか!!!

時期的に洋服屋が行くのはかなりつらい、いや恐らく無理ですが、

今年はいつにも増してタイムテーブルがヤバいですね~!

特に!レキシ→ハナレグミの流れで確実に昇天!!!

昼食って酔っぱらってからのレキシ!そしてまったりとハナレグミ!

いやそれよりも・・・もしかするとスーパーバタードッグが・・・と期待してしまう。。。

サヨナラCOLORはさすがにやらないと思うけど、マッケンローだけでも!

永積さん若い。いやレキシが変わらな過ぎてヤバイ。

ま、マジでやってもコミュニケーションブレイクダンスだと思うよ。

そしてThe King ALL STARS!!!!!

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

lounge jacket (1)

【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)

【アイテム】Lounge Jacket

【価格】¥24,840-(税込)

【コメント】

今季、6年も続けてきたYarmoのドライバージャケットの取扱いを価格の高騰により見送り、

その抜けた穴を埋められず途方に暮れておりましたが、

寄せては返す波のように、また新しいジャケットが見つかりほっと胸をなでおろしました。

私にとっては気持ちに安定をもたらしたジャケットですが、

着る人にとってはコーディネートに素晴らしい安定感を与えてくれるジャケットだと思います。

 

diariesで言うところの、いわゆるワークジャケットといった感じです。

lounge jacket (2)

Vゾーンはややせまめ。襟を立てても寝かせてもOK。

キレイ目にもラフにも着こなせ、非常にコーディネートの汎用性が高いアイテム。

それがワークジャケット。まあウチの店にあるほとんどのジャケットはワークジャケットですけど。

 

またワークジャケットは着こなしの幅だけでなく、洗いこんでこなれた雰囲気になるところも魅力。

今回もチノクロスですが、8オンスとライトに仕上がってます。

lounge jacket (4)

巻き縫いでパッカリングを意識し、アメカジ的経年変化の楽しみを与えています。

 

またこちらのジャケットは、デザイナーさん曰く「現代イタリア製品に見られる優れた縫製仕様」を行っていること。

例えば肩パッド代わりの背裏。

lounge jacket (8)

これは裏返した画像です。

ワークジャケットは簡素に作られているので、基本的には1枚仕立て。

しかしジャケットらしいボリュームを持たせるため、肩パッド部分にのみ裏地を当てています。

またこの価格帯でしっかりパイピングしてあるのも嬉しいですね。

 

さらにイタリアのジャケットらしいディテールはというとこの部分。

lounge jacket (9)

 

「大身返し」というディテール。

裏地などがないいわゆる「アンコンジャケット」ですが、裏地の代わりに身返しを多く取ることで裏地と芯地の役割を果たし、

スッキリとしたジャケットらしい見た目を与えてくれます。

 

ここまで仕立てが良いと、やはりやれる範囲でどこまでもこだわってしまうのでしょうか?

lounge jacket (5)

袖の作りを見てほしいんですが、見事な前振り。

本当は平置きではなく、ハンガーに吊った状態で見た方がいいんですけどね。

これは並みのワークジャケットメーカーではできない芸当です。

大量生産でそこまでコストはかけられないので。

 

今回ご用意した色はチャコールグレー。

lounge jacket (3)

ブランドのラインナップでは、他にネイビーとヘリンボーンがあったのですが、

今回は敢えてチャコールグレーのみとさせていただきました。

 

なぜかというと、チャコールグレーというよりも「使い込んだ黒」の表情だったから。

 

ド新品のブラックのジャケットは実はなかなか着にくくないか?と思うんです。

でも黒のジャケットの安定感はやはり抜群。

困った時にこれを着る。そういうジャケットなんです。

 

当然それは私の経験から。

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15年ほど前に購入したフライツォーリというイタリアのワークウェアブランドのもの。

これも黒のチノクロスで大身返しのアンコンジャケットと、偶然にもほぼ同じ仕様でした。

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これはホントもうよく着ましたよ。

当時はまだジャー○ルで働いてた頃で、最初はGTAのドレスパンツに合わせたりしてましたが、

洗濯を繰り返してヤレてくるとM47とかカーゴパンツに合わせたり。

 

最近はさすがにボロくなってきてしまい、袖を通すことはなくなってしまいましたが、

もうここまでくると自分の体の一部になったような気がしてしまい、手放せなくなってしまうんです。

最後に着たのいつだったかな~と思い出してみたら、去年のフジロックでした。

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断捨離なんてクソくらえ。持っておくと便利な時もあるんです。

泥だらけになってもいい黒のジャケットなんてなかなかないでしょ?

 

このワーカーズのジャケットも、いやdiariesで扱う服すべてに言えることですが、

最後の最期まで着てやってほしいですね~~~。

 

 

それではまた。お店で会いましょう。