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diaries blog | 1ST PAT-RN(ファーストパターン) | Workshop & 1960 Jacket

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1月の予定をお知らせします。

1/9(木)休店日

1/15(水)18時閉店

1/14(火)18時閉店

1/16(木)~1/31(金)冬期休暇

2/1(土)営業再開 12:00~20:00






ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「爪切りの日」だそうです。

なんやかやでバタバタさせていただいております!!!

セールも1年ぶりなので、楽しんでいただいている様子。ありがたいです。

お陰様で、ヨーロッパ出張には行けそうです。

そんなわけで、今月のお休みの日程も決まりました。

思ったより長期でヤバイです。

そして、営業再開と同時にヴィンテージフェアやろうと思ったのですが、

それが微妙になってきてしまいました。。。



なんでかっていうと、STRAY SHEEPのS田さんと日程がもろかぶりだから!!!

しかも回る国までかぶるっていう!!!!!

これはマズイことになった。S田さんが歩いた後には、草一本生えてないという。

つまり焼け野原を歩くことになるわけです。荒野行動inヨーロッパ。

なので今回は期待しないでください。

(M47用意しといてよかった。まだ在庫あります・・・マジか・・・)





じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】Workshop

【価格】¥45,100-(税込)

【コメント】

今年最初の商品紹介は、やはり1ST PAT-RNからですかねー!?

もはや廃番となってしまったダブルインディゴシリーズ。

ある意味1ST PAT-RNのデッドストックですね!

「1ST PAT-RN」と「デッドストック」というパワーワードが2つも絡むだけに、

さすがに凄まじい人気でした。

メンズのジャケットは1日で完売してしまいましたが、レディースはあります。

本当は1ST PAT-RNのレディースを、もっと多くの方に着て欲しいんですよね。

甘さのない、ほっこりとしないレディース服。

まるで着物を着ているような凛とした佇まい。当店の求める女性像にピッタリ。

それが洋服を着ていても出るから、1ST PAT-RNのレディースは素晴らしいんですよ。



それではまずはブランド説明からまいりましょう。

1ST PAT-RN(ファーストパターン)は、デザイナー・Cristiano Bertoにより、2011年に立ち上げられました。

ブランド名の由来は、ミリタリー用語として使われた”First Pattern”(=一番最初に作られるプロトタイプ)から来ています。

服作りのコンセプトは、シンプルでFundamental(=基本的、重要)なものであること。

洋服として普遍的な構造・品質・デザインを生み出し、生地や縫製にこだわり1着1着最高の服を作るために、大量生産も行いません。

デザインのインスピレーションは、主に「Civil」「Military」「Utility」などの機能美からきています。

また1ST PAT-RNの服は、糸や生地の生産から、ボタン・レーベル・タグ・加工や仕上げなど、全てがイタリアで行われており、

伝統的でシンプルなデザインと、オーセンティックなイタリアの工芸品とも呼べる物作りが組み合わせたいと考えています。

そして、デザイナー・Cristianoが”We must try to wear them, to understand.”と主張しているように、

1ST PAT-RNの本当の良さは、実際に着てみないと分からないことにあります。

長く大切に着て初めて分かる良さを教えてくれるような服作りが1ST PAT-RNの服です。

そこには、伝統的なイタリアの物作りを後世に継承していきたいという、

CristianoとSilviaの思いがあふれ出ています。


というブランドです。

まあdiariesらしいかな。

当店のお客様に分かりやすく例えるなら、また誤解を承知で言うのならば「イタリアのTENDER」といったところでしょうか。

いや、それはこのファーストパターンに大変失礼ではあります。本当に申し訳ない。

しかし言い得て妙で、実はこの2つのブランドには共通点もあるんです。

どちらのブランドも、そんなに型数がありません。

ざっくり言うと、トップスが5型にボトムス5型程度。

そしてそれぞれのアイテムごとに2,3種類の素材を載せ替えることができる。



さらにです、例えばテンダーのウイリアムなんかは、デザイナーよりもセントマーチンの講師業としての立場が強いのですが、

ファーストパターンのクリスティアーノも、このブランドよりもイタリアのデザイナーを相手に、

コンサルやコーディネートを行う仕事を生業としています。

つまり、どちらのブランドも本当に好きな物しか作らず、また素材に徹底的にこだわります。



そして彼らは、当たり前のように自国生産にこだわります。

「俺の生まれ育った国は、こんなに素晴らしい物が作れるんだぞ。」という声が聞こえてくるようです。

そうなんです。ブランド説明に最後にも書いてありますが、

思いを込めて服を作るとね、溢れ出て来ちゃうんですよ。何かが・・・



それでは、詳しく見ていきましょう。

Workshopと名付けられたショールカラーのジャケット。

ブランド創設当時はOfficer Jacketという名前でリリースされ、

年々進化を遂げ現在のスタイルに至る定番アイテムになります。

ですが、こちらの素材はもう生地自体が生産中止となり、手に入らなくなってしまいました。

こちらはダブルインディゴ(タテ糸もヨコ糸もインディゴ染めの糸)。

織りはブロークンツイルで、綿100%ながらストレッチが利きます。

ご覧の通りの藍染めなのですが、まずイタリアの藍染めなんて聞いたことありません!

いやあるのかもしれないけど、私の琴線に触れる物がなかったので(何を偉そうに)スルーしてたかも?

そんなわけで、とにかく、個人的には今まで見たイタリアもののインディゴ製品の中では一番カッコいいと断言できます!!!

そしてこの生地がまた、想像を絶する代物でした。

まずはざっとウンチクを。


イタリア製で、60年代のPicanol Loomsを使って丁寧にゆっくりと織られた生地。

古いPicanol Loomsは希少で、Cristianoが一緒に働いているミルでは3台しかないそうです。

Warp (ヨコ糸)は『Baby Indigo』と呼んでいる彩度の低いヤーンが使われ、

Weft (タテ糸)にはダークインディゴのヤーンが使われています。

ダークインディゴのタテ糸の方は、特殊な染め方で、横糸に比べるとあまり色落ちしないようになっています。

これらの特殊なヤーンを使うことによって、Cristianoが望んだ

『Italian Workers Color』と彼が読んでいる鮮やかなブルーが実現しました。

出荷の際には、Raw(生)の状態で、Non-washed(ノンウォッシュ) / Non-treated(ノントリートメント)のままですので、

洗い方や着方によって、Fade (退色)、Strike(直線的な色落ち)、

Crack(ひびのような不規則な色落ち)が起こります。

着る人の生活習慣や着た回数、着た場所など、

様々なシーンでそれぞれ異なる表情にかわっていくのが楽しめますので、

自分だけの一着を育てることができます。


そしてその生地の経年変化がコチラです。

ま、あとは着てのお楽しみということで。



またディテールは、古今東西のワークウェアやミリタリーウェアからインスパイアされてデザインしています。

微妙な位置の胸ポケット。しかも右胸というのが面白いですね。

第一ボタンと第二ボタンが近すぎて、なんだかもう。

でも着ると衿の開き具合が絶妙なんですよねぇ~。

さらにはボタンも水牛ボタンと贅沢に。

これヤバイです!こんなん見たこと無い!!!

決してミスではありません!こういう小技ホント好き!

前合わせの裾部分が、片方はラウンドカットで、もう片方がスクエア!

これは気づかなかったー!だからクリスティアーノに聞き忘れたーーー!

今度聞いてみます!

こういうミミ使いとか、洋服好きはイチコロですね。

でも赤ミミだけじゃなくて、ここにもミミが使われていたとは、

この前のイベントで聞いて初めて知りましたよ。

まさかですよ。製品表示タグにもミミ付生地を使用しているという徹底ぶり・・・

あり得ません。こういうのを変態と呼ぶんです。

言われた時、苦笑いしかできなったわ~www

このように、クリスティアーノはブランドタグにまでこだわっています。

例えば刺繍タグ。これもできるだけフラットになるように作られています。

その理由は着心地。刺繍はツルツルしてて毛羽立たず、チクチクしないようにと。

また2つのタグを1本のステッチで縫い付けているのも見て欲しいです。

これはワークウェアではよくあることなのですが、

これが色落ちした時を想像してください。

経年変化とともに謎のステッチが浮き出てくるんですよ。

面白いでしょ?



本当にもう、「細部にこだわって」としか言いようがない語彙力を恨みます。

しかし百聞は一見に如かず。是非とも着て育てて欲しいジャケットです。



ちなみにWorkshopは約2年ぶりの入荷でしたが、さらにもう1型ございます。

ドウゾ。

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】1960

【価格】¥45,100-(税込)

【コメント】

こちらはWorkshopの1つ前のモデル。1960ジャケット。

こちらもWorkshopと同じショールカージャケットですが、生地が違います。

こちらの生地は「Left Hand Drill」というもの。

まずはLeft Hand。左綾ってことです。

生地の綾目が左上から右下に流れているのが分かりますか?

よく例に挙げられるのが、リーバイスが右綾でリーが左綾。



またDrill(ドリル)という言葉も気になります。

一般的には、左綾は英語でLeft Hand Twill(レフトハンドツイル)になります。

でもDrillとなると?

ツイルとドリルの違いは、ちょっと細かすぎてめんどくさい。(俺もよく分かってないw)

なので観念的に説明すると、

Drillはイギリスのワークウェアでよく使われます。

また、イギリスのワークウェアには左綾が多いです。

それからすると、この1960ジャケットは1960年代のイギリスのワークウェアから

インスパイアされたのかな?と想像できます。

すると、この胸ポケットもイギリスっぽいな~と思ったり。(単純w)

また、こちらの方が古いので、ブランドタグも古いです。

1ST PAT-RNの旧タグ!ヤバイ!

この頃から独特のセルヴィッジ使いは行われてたんですね。深い。


ちなみに、先日の写真はこのレフトハンドドリルの色落ちでした。

これを自分でやりたかったのですが、お客様を優先したので私は買えませんでした。

ゲットできなみなさんがうらやましいです。

是非とも大事に育ててやってください。いや、大事じゃなくていいかな。

ガシガシ着てやってください。

レディースはXSとSの在庫がございます。

インポートウェアにしては珍しく、小柄な日本人女性でもジャストで着られるサイズです。

カッコいいジャケットをお探しの女性の方がいらっしゃいましたら、是非!





それではまた。お店で会いましょう。