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diaries blog | TENDER Co.(テンダー) | Type990 Unlined Coat

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「野菜の日」だそうです。

今日は肉を食おう。29日に食べられなかったし。

思えば独立してから1年は、マジで肉買う金すら無くてね。

豆腐と米だけでお腹いっぱいになる献立を、妻が考えてくれたっけ。

あの頃の事を思い出したくないから肉を食おう。

肉を食うと元気が出るし。明日は忙しくなりそうだ。(なるといいな!)




じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】TENDER Co.(テンダー)

【アイテム】Type990 Unlined Coat

【価格】¥84,240-(税込)

【コメント】

なんと!?セットアップでトップスもご用意しております!!!!!

この色でセットアップ。ハンパないでしょー!

でも確かに否が応でも目に飛び込んできますね。展示会で目に付いたのかも。

だけど今までブラウンダックが売れたことなんて聞いたことなくてね。

アダムキメル×カーハートだって、売れてたのブラウンダックじゃなくて

どうせブラックばっかりでしょ?

だけど個人的にはデニムと同じくらい好きな素材、ブラウンダック。

ずっとブラウンダックのアイテムを探してるんですけど、新品だとなかなか良いのが無くて。



でも何でそんなブラウンダックにこだわるのかな?と自問自答してみたんです。

それはコレでした。

分かる人いるかな?

まさかこのステッチは???しかもVのところの糸がクロスしてない・・・

実はこれ、90年代のLVCのやつ。

日本国内で売ってたかは知りません。原宿の「 蛡 (アキヅ)」で見たくらい。

当時は大学生の頃でお金が無くて買えなかったんですけど、

大手セレクト時代に、上司がアメリカにバイイング行った時に買って着てて、

どうしても欲しくて頼みこんで譲ってもらった大事なジャケット。

(K合さんありがとうございます。)

洋服屋のくせに、持っているリーバイスのアイテムはコレだけ。

そしてブラウンダックもこれだけなのですが、

このジャケットを越えるブラウンダックを、ずっと探しておりました。



そして、終ぞ出会ったのがテンダーだったというわけです。

今やデニムブランドとして確固たる地位を確立したテンダーですが、

個人的にはデニムから入ったのではないことと、

デニム製品以外にもたくさん面白いアイテムを作っているので、

最近知った方もジーンズだけで終わらせるのではなく、

もっと深堀りしてほしいんです。

説明しにくい、伝わりにくいのが、テンダーの魅力でもあるんですけどね!w



それでは詳しく見ていきましょう。

こちらはType990 Unlined Coatというもの。

Unlinedは後程説明するとして、diariesが取り扱うテンダーを以前からご存じの方は、

またコレかと思うかもしれませんね!www

そうです。以前に、これまた別注で復刻させたジャケットがありました。

こちらはType900というジャケット。こちらはまだまだ色が落ちない!w

この900ジャケットをベースに、コートタイプにしたのが今回のアイテムです。

Type900とType990に共通するのはショルダー部分。

まずは襟。

襟はリーバイスのファースト(506XX)の形をトレースしたもの。

なにげに、ほとんどのテンダーの襟はこの形だったりします。

なんだかんだで、ウイリアムもリーバイス好きなんじゃん!www


次に肩の部分。

この襟の形と胸の上あたりのステッチの組み合わせは、確かにリーバイスファーストっぽい。

でもここにテンダーならではの工夫があります。

もはやテンダーではおなじみの光景ですが、肩の上に縫い目がありません。

後身頃から胸まで、1枚の布がかぶさっている状態。

さらに気を付けてみたいのが、布の向き。

言うなればフロントヨーク?のステッチを境に、上側の生地だけバイアス(斜め)に使われています。

こうすることで、肩の丸みに合わせて生地が馴染むようになっています。


次はポケット。

このシンメトリー(左右対称)デザインがお気に入り。

Type900の時は、非対称でした。

ちなみにこの横から入れる大きなポケットの形はマップポケットになります。

昔は地図が紙でした。

そのため、あまり小さく折りたたむと折り目が削れてしまい、道が分からなくなってしまうのです。

だから1,2回折りたたむくらいで入るポケットが必要だったんですね。

そしてすぐに取り出しやすい位置にあることも大事です。

しかも990コートはマップポケットが左右で2つ!

より冒険者のためのアウターです!(知らんけど)


そして気になるのが、胸ポケットと腰ポケットの間のステッチ。

これにもちゃんと理由があります。

裏を見るとこんな感じ。

実はこの990コートは、2011年秋冬のテンダーのコレクションを復刻したもの。

当時は秋冬ということで、白いテープの上半分に、ウールのブランケットが配されていました。

ですが、今の日本の気候を考えると、ブランケット付けると暑くて着る期間が短くなるので、

今回は取外してもらいました。

なので商品名がUnlined(=裏地無しの) Coat

つまりこれはウールブランケットの裏地が付いていた名残というわけです。

(洋服好きってヘリンボーン好きだよね!?)

でも裏地を固定するために、ヘリンボーンテープの上にリベットまで必要?

これにも実は意味があります。

実はこのコートは、イギリスのホースライディングジャケットをモチーフにしています。

先ほど冒険者のためにと書いたもの、あながち間違いではありません。

ではなぜこの腰の真ん中にリベットが必要なのかといいますと?

ホースライディング=馬に乗るために、足をガバっと開きますよね?

上半身は体にフィットさせて、腰から下は開きが出るようにする。

ですので、このように腰の裏にプリーツを設けました。

そして負荷がかかる部分ですので、リベットで留めたわけです。



以上が990Unlined Coatの説明です。

というわけで、着てみました。

Shirt/INDIVIDUALIZED SHIRTS (Individualized british shirts) ¥27,000-

Cardigan/TENDER Co. (Type742 wool pattern cardigan) ¥46,440-

Pants/1st PAT-RN

Shoes/YUKETEN (Avanico) ¥70,200-

このフラワーポットまたはテラコッタまたはオレンジ?には、オリーブが良く合います!

もちろんデニムは間違いないですね。

Cut&Sewn/WORKERS (3ply long-T mock) ¥10,800-

Pants/TENDER Co. (Type130 tapered jeans)

Shoes/SCHUH BERTL (Classic low) ¥96,120-

ゴリゴリのワークウェアを合わせてるはずなのに、なぜか洗練されちゃう不思議!


でもやっぱり究極なのはコレ。

テンダーバカ

そして世界3大奇祭の顔祭り。他の2つは知らん。

明日の発売日はお祭りかな?ならないかな?

テンダーのデザイナーがお店に来てイベントやって時ですら並びとかは無かったので、

明日ものんびりいきましょうかね。

もしうっかり混んじゃった時は、譲り合いの精神でお願いします。

オープンから10年間、並びとかを経験したことないお店なので、

忙しくなったらテンパります。何卒ご容赦ください。





それではまた。お店で会いましょう。