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1ST PAT-RN(ファーストパターン)のTrek

4/23(日)インディアンジュエリーフェア開催決定!

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「中央線開業記念日」だそうです。

いや僕ら茨城県民は常磐線で育ちましたけどね。

そりゃもう柏が都会すぎてびっくりしたもんです。上野が初めてのトウキョウでした。

明日はTOKYOで今季最後の展示会かな?バッチリ決めてこようと思いますよ!!!

中目黒の桜は散ってないかな~

 

 

というわけで、お店の方はというと1ST PAT-RNと別注のINDIVIDUALIZED SHIRTSの話題でもちきりです!

ありがとうございます!

またファーストパターンなんかは、デザイナーさんもウチのブログをSNSでシェアしてくれるなど、本当にありがたいです。

こんなクソブログ見られたら大変だ。

是非フェイスブックやインスタで1stpatrnと探してみてくださいね~!

 

それでは本日もファーストパターンからの紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】Trek

【価格】¥54,000-(税込)

【コメント】

ああ・・・と、ため息が出るほどのパンツです。

何度も言いますが衝撃を受けます。

しかし、前回ご紹介したインディゴのジャケットとは衝撃の質が違います。

まだそのブログをご覧になってない方は、まずは下記リンクからご覧ください。

1ST PAT-RN(ファーストパターン)のLaboratorio(Click!)

先日のブログの最後の方に、「セイジクロキやフィルソンイタリーコレクション以来の衝撃を受けたドレスワーク」と綴りました。

いずれにせよ、トラディショナルやクラシックを踏襲しつつ現代的な服として新しく生まれ変わったジャケットになります。

 

しかし、今回のアプローチは全く異なります。

今までに見たことのない素材を使用したグルカパンツ。

最先端とクラシック、ミリタリーという非日常性を帯びたディテールを持ちつつデイリーウェア(日常)としての圧倒的な存在感。

 

個人的には、この圧倒的=プレッシャーを約20年前にも感じたことがある。

その服とは、STONE ISLANDまたはC.P.COMPANY。

そしてそれらの歴史を刻んできた、Massimo Osti(マッシモオスティ)とPaul Harvey(ポール・ハーベイ)。

まあこの2人に関しては説明すると長くなるので、ご興味のある方はご自身でお調べいただきたいのですが、

特にマッシモオスティに関していえば、現代の服作りの神に例えられるなど、伝説の人になってます。

ざっくり言うと、マッシモオスティとマルタンマルジェラの2人だけで、現代の服はほとんど説明できるのではないか?

なんてそれっぽいこと言ってみた!www

 

その文脈で言えば、すでにマッシモオスティがやってたよと思う方もいらっしゃるかもしれません。

いいえ違います。

本日ご紹介するパンツは、先日のインディゴジャケットとはまた正反対の性質を持っていると思います。

それが1人のデザイナーから生まれるということが凄いことなのであります。

 

奇しくも、このファーストパターンもマッシモオスティも、それぞれフォッリーナとボローニャというイタリア北部の街を拠点としています。

何でですかね?

 

そんなわけで、次々と革新的な素材を組み合わせ新たなデザインが生まれてくるイタリアから、

これまで味わってきた興奮を1ST PAT-RNを通してまた味わえるのではないかと、勝手に期待しているわけです!!!

しかもまだほとんど日本国内で出回ってないしね!

ブランドの黎明期からピークに至るまでを体感できる、またとないチャンスでもあると思いますよ!

 

 

すいません。前置きが長くなってしまいましたね。

それでは詳しく見ていきましょう。

TREK(トレック)と名付けられたこちらのパンツ。

実はトレックと言っても山を登る意味でのトレッキングではなく、「長い旅行」を表しています。

つまり、旅の間ずっと履いていられることを想定して作られたパンツ。

 

ご覧の通りデザインは、もうみなさんご存じの「グルカパンツ」ですね。

2タックとウエスト部分のアジャスターが特徴でございます。

またグルカを採用したのは、その機能性からでしょう。

太もも周りにゆとりを持たせ、ググっとテーパード。

旅先でもそれなりのレストランなどに入れつつ、常に快適な着心地を実現してくれます。

 

実際に履いてみるとこうなります。

 

ジャケットを合わせれば、もはや立派なトラウザーズ。

 

 

で、本題に入ります。

今回こちらのパンツをセレクトすることになった理由である、この素材。

Batavia Nylonと名付けられたこちらの素材は、「コットンスピンシステム」という技法で作られたナイロン糸で織られた生地。

コットンだかナイロンだかよく分からないでしょ?

 

説明しよう!

この生地は、防水性・防風性・速乾性といったナイロンならではの特性を維持しながら、

コットンのような天然繊維が持つ不規則・不均等な糸を開発し、綿紡績を行ったものだそうです。

 

言い換えますと、ナイロンの良さとコットンの良さを合わせて、2で割らない!ここ大事!

相反する素材のメリットが合わさっているんです!いやむしろ掛け算!

こんな生地初めて見ましたよ!!!!!

 

またどうやって作ったのか聞いてみると、ナイロンをミクロ単位まで細くして、

綿と同じような繊維構造にしているんだとか。

よく分かりません!

 

そして実際のこの生地ですが、

知らないで触ってみると、最初戸惑いますね。

ナイ・・・ロン・・・なのか?ってね。

今まで我々が見て来たナイロンではないんです。まるで硬さが感じられない。

しかも、例えばどれくらいのコットン生地かというと、シーアイランドコットンに例えても足りないくらいの肌触りです!

 

さらにご覧ください。

ポケット袋までスレキではなく、同じバタビアナイロンを使用するという贅沢仕様!たまらん。。。

 

もちろん生地以外のディテールも抜かり有りません。

ボタンはコロゾボタンを使用。コロゾは象牙ヤシと言われる実を削って作られたものです。

ご覧の通り、象牙のようなマーブル模様が出てますね!またこの手の薄い色は、経年変化も楽しめます。

Zというジッパーはなんだかよく分かりませんが、まあいいやつなんでしょう!

またバックポケットもフラップ付きで、どちらもコロゾボタン。

太ももにあるポケットは、ピッタリiPhone6Sサイズだったので、恐らく携帯用です。

でもペンでもなんでもいいですけどね。

 

そして、これはもう体感しないことには、洋服屋としての名が廃るってもんで、早速買って履いてます!

なるほど、このパンツの品名「TREK(=長い旅)」の名の通り、12時間以上の飛行機だとか、

1週間以上履きっぱなしの旅行だろうが、まったくストレスを感じさせないでしょう!

肌触りはもちろん、ある程度太さがあるおかげで、動きを制限されることはありません!

そしてナイロンならではの防風性もそうですが、汚れてもサッと拭けば落ちやすいのもいいと思います!

あ、ただし防水性とありましたが、意外と沁みましたけど。撥水とかではないと思うなあ。速乾性の方が役に立つと思いました。

そしてずっと座ってても、全然シワにならないのがいいですね!

 

唯一デメリットを挙げるとすれば、生地がテロテロしてるのでロールアップができないくらい!

あ~オシャレが制限されちゃうよ~!www

ほんとそれくらい悪い所探すのが難しいです!

 

まあ正直、価格は高いとは思います。

実は普通の綿100%の生地にすれば1万は下がったんです。

でもね、これしか頭に残らなかった。

だから高いのは完全に生地代なんですよ。

でもね、この生地を使うことに意義があると思うんです。

 

ここからは私の想像ですが、

こういう生地って、作られたばかりだから、それまでの研究開発費を回収するために、どうしても高くなると思うんですよ。

なので、どのブランドが作ってもこれくらいの価格になるはず。

だからどうしても最初に使うのって、グッチとかプラダみたいな有名なスーパーブランドになると思います。

有名ブランドだったら10万でも売れるでしょ?それならなんだって作れます。

だからこそ、まだまだ(少なくとも日本では)無名のブランドが使うことに価値を感じるんです。

そしてそんなチャレンジ精神に溢れるブランドだからこそ、私もセレクトする価値があるように思います。

 

間違いなく価値のある服と、価値あるブランド。そしてそこに価値を見出し、diariesも価値のあるセレクトショップになれたらと思います。

そこにあるのは、私が正しいと思う価値の連鎖。

そしてその連鎖をデザイナーへと最後につなげるのは、お客様なのかもしれません。

 

価値カチカチ価値うるせーなと思われるかもしれませんが、

つい熱くなってしまうのは、多分この服が熱い想いで作られてるからなんでしょうね!

 

 

それではまた。お店で会いましょう。

INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディヴィジュアライズドシャツ)のMilitary Shirt -special order by diaries-

4/23(日)インディアンジュエリーフェアを開催決定!

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ヨットの日」だそうです。

4と10でヨットなんだろうけど、

俺だったら、そうだな。。。死闘だな。

改めて死闘を辞書で引いてみた。

「命がけでたたかうこと。死に物狂い。」

やっぱり俺のことだったわ。

にしても「死に物狂い」ってすげぇ言葉だな。

 

死闘だ死に物狂いとかどうしたって?

ちょっと疲れただけです。

まあ色々ありますね。

いろいろあるけどラララのラ

さらなる死闘へ向けて、ちょっと一息ついてるところです。

 

 

じゃ、死に物狂いな商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディヴィジュアライズドシャツ)

【アイテム】Military Shirt -special order by diaries-

【価格】¥29,160-(税込)

【コメント】

入荷と同時に、店内がざわつき始めました。

久々にインディヴィジュアライズドシャツに別注しました!

取り扱って6年にして3回目の別注?だったと思います。つまり2年に1回くらい!

これは名作の予感!!!(自画自賛)

いや~もうホントにね、俺もデザイナーになれちゃうんじゃない?(無理無理)と錯覚するくらいの出来栄えでして、

1人で店内にいるときは、このシャツをみながらニヤニヤしてますよ。ご飯3杯いけるってやつです。

もったいぶっててもしょうがないので、さっさと商品説明しちゃいます!

ご覧の通り、両胸にフラップ付きのポケットが特徴のインディヴィジュアライズドシャツ。

お客様には「こんなのあったんですね~!」と驚きとともに喜んでいただいておりますが、

私的には「こんなのあった」という部分には語弊がありまして、

こんなのが無かったので別注しました。偉そうにすみません。

 

実はこのシャツには元ネタがありまして、どうしても欲しかったやつなんです。

というわけで、まずはその元ネタを紹介しちゃいましょうか。

こちらは妻の私物。

何のシャツかというと、1940年代のUSMC(マリンコープ=海兵隊)のシャツなんですが、

なんと彼女は古着屋でデッドストックで見つけて来ちゃいましてね。

 

それでこのシャツの何が気に入ったかっていうと、

ミリタリーシャツなのに、まさかのオックスフォード生地なんですよ!!!!!

普通は耐久性のあるツイルじゃないですか!またオフィサーとかドレスユニフォームだったら普通はポプリン(=ブロードクロス)でしょ?

これがカッコイイのなんの。エポーレット(肩章)が無いのも使いやすいんです。

こんなの見たことねーーー!ってなって、しかもデッドストック!やるじゃねーか!普通に悔しいわ!

 

なので、当然私もUSEDでもいいので探します。

でも今までこんなの見たことない。

いや普通すぎて見逃すかも?と思ったんだけど、でもミリタリーシャツでオックスフォードという組み合わせの妙に、

俺だったら絶対食いつくよな~と思いつつ、しかも40年代だからそこそこ古いし。

そんなわけで、いいな~いいな~俺も欲しいな~と悶々としてました。

 

すると、インディヴィジュアライズドシャツの展示会でまさかの出会いがあったんです。

担当の営業さんから「ケンブリッジオックスフォードにこんな色が仲間入りしましたよー!」とね。

あれ?この色なら、もしかしてアレにそっくり?

そしてdiariesでのオックスフォードシャツといえばのこのブランドで、まさかの???作っちゃう?

 

という流れで、完全に私の趣味で作らせていただきました!!!!!

公私混同でございます!

しかし思いついたはいいものの、別注となると最低12着から作成しないといけません。

が、物欲は止まらず。

「まあ俺が欲しいならみんな欲しいだろう」という、どうしようもない希望的観測によって、ここに完成しました!!!

制作が面倒くさかったのか、だいぶ後回しにされてしまいましたけどね!

というわけなので、商品名も勝手に「Military Shirts」と名付けさせていただきました。

インディヴィジュアライズドシャツがミリタリーシャツを作ったら?と妄想しております!

また、このスタンダードフィットの寸法が、オリジナルのUSMCオックスフォードシャツにかなり近くてですね。

ミリタリーシャツだったので、てっきり身幅の広いクラシックフィットにしないといけないかな~と思ったら、

普通にウエストがシェイプされてるんですよ!

だからウチの妻が着ても違和感なかったのか。

なので、「スタンダードフィットが人気だから」という理由では作っておりませんのでご安心ください。

 

また、襟もレギュラーカラーなのですが、こちらもオリジナルに忠実に。

忠実・・・というか、まさかほぼ同じ襟型をインディヴィジュアライズドシャツが持ってたんですよおぉぉぉぉーーーーー!!!!!

なので襟の長さもまったく同じでございます!

 

さすがに尿素ボタンを用意することはできましたが、

通常の乳白色のボタンではなく、インディヴィジュアライズドシャツが持っているブラウン系のボタンで雰囲気を合わせています。

 

できるだけオリジナルに寄せはしたものの、まんま同じ物を作ることはしていません。

例えば縫製までオリジナルに忠実にしてしまうと、折角のインディヴィジュアライズドシャツクオリティがただスペックダウンしちゃうので、ここはこのままで。

先ほども書いたように、あくまでも「インディヴィジュアライズドシャツがミリタリーシャツを作ったら」という俺の妄想が基本になりますからね!

なので、ヴィンテージにはヴィンテージの良さがありますし、これはこれでヴィンテージテイストも楽しみつつ、

現代のオフィサーシャツみたいなイメージで着てもらえたらいいかなと思います。

 

そんなわけで、洋服は嬉しいな~楽しいな~。

Tie/WORKERS (Silk knit tie) ¥8,100-

Belt/Martin Faizey (1.25 Quick release buckle belt) ¥19,440-

Pants/WORKERS (Lot.802 slim tapered white denim) ¥19,440-

Shoes/astorflex (Greenflex) ¥29,160-

これは白パン合うわーーー!間違いない!そしてオフィサーなのでネクタイも必要でしょう!

もちろんネクタイもしたいですよね!そして足元はサービスシューズ・・・と行きたいところを、あえてのデザートブーツで!

ホワイトジーンズが夏っぽいスタリングにしてくれてるので、亜熱帯気候のミリタリーウェアをイメージすれば、

表革よりもスエードが合うと思います!

 

またお客様と話していて気づいたのですが、両胸ポケのお蔭で、アウターぽく羽織れるから良いというアドバイスをいただきました!

なるほど!これなら短パンTシャツでは物足りない時に、バサッと羽織るのもいいですね!

お蔭で私の接客トークも増えました!ありがとうございます!!!

 

そしてそんな声を元に、夏のスタイリングも考えてみました。

Scarf/Blumer (Clover scarf -dead stock-) ¥3,132-

Tee/SBTRACT (Fleecemachine hard tee) ¥8,424-

Pants/MOCEAN (Cargo shorts) ¥15,984-

Boots/Grizzly Boots (Black Bear -black rough out-) ¥97,200-

夏にブーツ!?普通です!むしろ雨の日最高です!

着たい時に着たい服を、履きたい時に履きたい靴を履くだけ!ルールは要りません!

 

そうそう。こっちにしようか迷った。

ハットもバンダナもはやりすぎかな~。

 

 

やっぱり洋服は楽しいわ~!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。

【速報!!】インディアンジュエリーフェア開催のお知らせです。

突然ですが、イベントのお知らせです。

4/23(日)に、インディアンジュエリーフェアを開催させていただくことになりました!

かなり久々になってしまい、申し訳ございません。

お待ちかねの方も多いと思われます。

告知がイベント開催の2週間前と短くなってしまいましたが、是非ともご来店ください。

お待ちしております。

 

 

今日のブログはこれにて失礼します。

それではまた、お店で会いましょう。

WORKERS(ワーカーズ)のHunting Vest

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「白の日」だそうです。

昨日行ってきましたよ。

自転車業界で噂のレストアの森シンカイサイクル。(やはり良い店なのに、茨城より都内での方が有名みたい・・・)

レストアの森とえいば、自転車に疎い私でも聞いたことがある、確か西の方にあったお店。

調べてみたら5年前に閉店してしまったようなのですが、

まさかその名前を受け継ぐお店が、つくばの隣・牛久にできていたとは!!!

 

やっと伺うことができましたが、まずいですね。欲しいです。自転車。

 

若い頃はキャノンデールとかでちょっとやんちゃな奴だったので、今乗るんだったら渋いやつが欲しいですね。

ランドナータイプで。

ちょうどラレーのいいやつが入荷してたので、思わず飛びつきそうになりましたが、イタリアの○○○○と迷うな~。

 

とまあ、この「どれにしようかな~?」というやつは、すごい楽しいですね!

それもこれもシンカイさんがすごい良い人で、「今日は見に来ただけなんですけど。」と最初に言ったにもかかわらず、

興味を持ったすべての車両に関して、懇切丁寧に説明してくれるからなのかなと。

改めて接客の素晴らしさも学ばせていただきました。

 

本当は少しでもこちらのお店でお金を使いたかったんですけど、自転車買わないことには・・・。

あ~このお店の客になりたい。自転車欲しいよ~。

 

ロードバイク、ランドナーをご検討中の方がいらっしゃいましたら、強くオススメ致します!

レストアの森SHINKAI(Click!)

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】WORKERS(ワーカーズ)

【アイテム】Hunting Vest

【価格】¥17,280-(税込)

【コメント】

ほら~ベストいいでしょー!

というわけで、今季は豊作なベスト。

しかも、ドレッシーなフライツォーリにラフなジチピのカットソーベスト、

そしてこのワークなワーカーズのベストと、非常にバランスよく揃いました!!!

 

それにしてもこのワーカーズのベストですが、まあ一時期は色んなブランドが作ってて結構人気でしたよね。

やっと人気が落ち着いてきたので、ウチの店でも始めることにしました。

ただの天邪鬼でございます。

またもちろんワーカーズを選ぶのは、流行り廃りに惑わされず、作り続ける姿勢も好きですけどね!

 

というわけで、実は私もずっと欲しかったこの形、、、

これですこれ。このポケット。三日月ポケット。

見頃が全部ポケットになってしまうという、ものすごいディテール。

裏から見るとよく分かります。

イタリアのジャケットに多く見られる「大身返し」のように裏地がついているのですが、

これが全部ポケットとして使えるんですね。

内側からは、生地が張られている上からスポッと物を落として収納。

取り出す時は先ほどの半円の部分から取り出せるようになっています。

こんな圧倒的なディテールが他にありますか?

もう発想がメチャクチャですよ!!!さすがアメリカ!

 

とにかく、このベストはもう服ではありません。身に付けるバッグです。

見頃を利用したポケットが2つ。そしてフラップ付きポケットが左右1つづつ、

さらに!

後ろにもフラップ付きポケットが2つ!

こりゃもう缶ビールとツマミを詰め込んで、花見に行くしかないでしょうよ!!!!!

 

 

とまあ、みなさんお花見で着るのかどうか知りませんが、残るは36(S程度)が2着だけとなってしまいました。

今のようなちょっと肌寒い時期は、ジャケットのインナーにちょうどいいです。

例えばバッグを持たないというコンセプトが同じ、フライツォーリのトラベルジャケットと合わせるのも面白いですね。

重ね着も考え、ハイカウント(高密度)ツイルで作られたコットンベスト。ガンガン洗濯もできます。

縫製部分もできるだけフラットにするため、肩の縫い目は巻き縫いにせず、あえてスレキで補強。

巻き縫いでがっつりパッカリングが出るのもいいですが、こういう当て布のアタリ具合もいいもんです。

夏は夏で、Tシャツ×ショーツにプラスするのもいいです。単調なコーディネートに変化が付けられます。

また機能的にも、Tシャツやショーツではポケットが不十分。バッグを持たずに収納力アップ。

そう考えると旅行などにもいいですよ~!

 

タグもご覧の通り、

ヴィンテージディテールです!

が、私これが何なのか忘れてしまいました!この前古着屋で見たのに!!!

まあいいや。

そうそう、先日古着屋で見つけたのに、しかもマイサイズ、そしてデッドストック。

なんで買わなかったっていうと、やはり身幅が広すぎました。

当然ちゃあ当然なのですが、この手のベストって服じゃなくバッグなんです。さっきも書いたけど。

なので、アウターの上からも着られるようになってるんだと思います。だから身幅がやたら広い。

でもね、そんなアイテムはヴィンテージのブラウンビーチ持ってるので十分なんですよ。着こなすのが大変で。

だから別にハンティングするわけじゃないので、普通にカッコいいのが欲しいのです。

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。

1ST PAT-RN(ファーストパターン)のLaboratorio

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「横町(横丁)の日」だそうです。

個人的な横丁は、吉祥寺・ハモニカ横丁ははずせない、新宿・ゴールデン街も当然だが思い出横丁もいい。

そして下北沢は鈴なり・・・と行きたいところだが、わたしは駅前食品市場。

駅前食品市場の中には、アメリカ屋があってね。昔はよく掘ったもんです。

アメ横はもちろん、ハモニカ横丁には「ウエスタン」があるように、

なぜか東京の横丁とアメカジショップは切っても切り離せない関係なんです。

これがアパレル7不思議の1つ。あとの6つは知りません。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】Laboratorio

【価格】¥63,720-(税込)

【コメント】

来ましたね、大物が。イタリアからです。

Fraizzoliやら7CCRやら、最近イタリア物の入荷が多いdiaries。

まあ私にとってはイタリア物の引き出しを小出しにしているだけなので、特別新しいことを始めたつもりではないんですけど。

でもお客様にとっては珍しく映るのでしょうか?

ウチは過去にもFILSON ITALY(フィルソンのイタリア製コレクション)も取り扱っていましたからね。

実は7年前のオープン時から取り扱っていましたが、もう廃盤となってしまいました。

昔からご来店いただいているお客様には、懐かしいお話かもしれませんね。

フィルソンイタリーを知ってるという方も、すでにマニアックな部類になってしまうのでしょうか。

まあそんあ積もる話は置いといて、フィルソンイタリーが抜けてぽっかり空いた穴も、

本日ご紹介するブランドが補って余りある存在であることは、間違いありません!!!

 

もったいぶっててもしょうがないので、まずはブランド紹介からいきましょう。


1ST PAT-RN(ファーストパターン)は、デザイナー・Cristiano Bertoにより、2011年に立ち上げられました。

ブランド名の由来は、ミリタリー用語として使われた”First Pattern”(=一番最初に作られるプロトタイプ)から来ています。

服作りのコンセプトは、シンプルでFundamental(=基本的、重要)なものであること。

洋服として普遍的な構造・品質・デザインを生み出し、生地や縫製にこだわり1着1着最高の服を作るために、大量生産も行いません。

 

デザインのインスピレーションは、主に「Civil」「Military」「Utility」などの機能美からきています。

また1ST PAT-RNの服は、糸や生地の生産から、ボタン・レーベル・タグ・加工や仕上げなど、全てがイタリアで行われており、

伝統的でシンプルなデザインと、オーセンティックなイタリアの工芸品とも呼べる物作りが組み合わせたいと考えています。

そして、デザイナー・Cristianoが”We must try to wear them, to understand.”と主張しているように、

1ST PAT-RNの本当の良さは、実際に着てみないと分からないことにあります。

長く大切に着て初めて分かる良さを教えてくれるような服作りが1ST PAT-RNの服です。

そこには、伝統的なイタリアの物作りを後世に継承していきたいという、Cristianoの思いがあふれ出ています。


というブランドです。

 

まあdiariesらしいかな。

当店のお客様に分かりやすく例えるなら、また誤解を承知で言うのならば「イタリアのTENDER」といったところでしょうか。

いや、それはこのファーストパターンに大変失礼ではあります。本当に申し訳ない。

 

しかし言い得て妙で、実はこの2つのブランドには共通点もあるんです。

どちらのブランドも、そんなに型数がありません。

ざっくり言うと、トップスが5型にボトムス5型程度。

そしてそれぞれのアイテムごとに2,3種類の素材を載せ替えることができる。

 

さらにです、例えばテンダーのウイリアムなんかは、デザイナーよりもセントマーチンの講師業としての立場が強いのですが、

ファーストパターンのクリスティアーノも、このブランドよりもイタリアのデザイナーを相手に、

コンサルやコーディネートを行う仕事を生業としています。

 

つまり、どちらのブランドも本当に好きな物しか作らず、また素材に徹底的にこだわります。

そして彼らは、当たり前のように自国生産にこだわります。

「俺の生まれ育った国は、こんなに素晴らしい物が作れるんだぞ。」という声が聞こえてくるようです。

 

そうなんです。ブランド説明に最後にも書いてありますが、

思いを込めて服を作るとね、溢れ出て来ちゃうんですよ。何かが・・・

 

それでは、詳しく見ていきましょう。

こちらはLaboratorio=研究室と名付けられたショールカラージャケット。

ファーストパターンでは、ブランド創設当時はOfficer Jacketという名前でリリースされ、年々進化を遂げ現在のスタイルに至る定番アイテム。

 

特徴としては、フレンチフィールドジャケットに使われていたショールカラーと、

(この第一ボタンと第二ボタンの配置が絶妙!)

 

ジャーマンワークジャケットの独特なポケットの配置と、

(胸ポケットの位置が・・・www)

 

イタリアンショップコートのバックベルトをミックスしたところにあります。

(バックベルトまたはピンチバックとも呼ばれているディテール。個人的に大好きなディテールです!でもあまり無い!

アクションプリーツと組み合わさればもう最強なんですけどね!俺だったらそれだけで買います!!!)

 

裏も非常に興味深いですね。

ジーンズではよくありますが、ジャケットのサイドシーム(横の縫い目)にセルヴィッジ(ミミ)を使うのはあまり見ません。

これはなんとEast European Military Workwearから採用したディテールだとか。

 

でもちょっと待って!

このディテールは良いとして、サンプルとなったイースト・ヨーロピアン・ミリタリー・ワークウェア???

いったいどこの国の?ミリタリーなの?ワークなの?と、謎が謎を呼ぶディテールでございます!!!!!

まーカッコイイからいいでしょーーーーー!

 

そして気になる着心地の方は、、、

さすがイタリア!サルトリアの国!そしてデザイナーのコンサルをしてるだけに、

ワークウェアのくせしてテーラリングの技術を取り入れ、見た目のフィット感の割に、ものすごく動きやすいです!

(さすがイタリアとか言ってるけど、イギリスでもさすがって言うくせにね。サヴィルロウだってあるんだし。笑)

 

とくに腕の上げ下げかなあ、、、

この三角のガセットが素晴らしい役目を果たしています。

ちなみにこちらも、ジャーマンワークウェアのディテールをアレンジしたものだとか。

 

また材料も素晴らしいですね。

生地の説明の前に、ボタンから。

テーラードの洋服に使う本水牛ボタンです。もちろんイタリア製。

 

で、次は生地ですね。

この生地がまた素晴らしい。

ご覧の通りの藍染めなのですが、まずイタリアの藍染めなんて聞いたことありません!

いやあるのかもしれないけど、私の琴線に触れる物がなかったので(何を偉そうに)スルーしてたかも?

そんなわけで、とにかく、個人的には今まで見たイタリアもののインディゴ製品の中では一番カッコいいと断言できます!!!

 

そしてこの生地がまた、想像を絶する代物でした。

 

まずはざっとウンチクを垂れ流します。


イタリア製で、60年代のPicanol Loomsを使って丁寧にゆっくりと織られた生地。

古いPicanol Loomsは希少で、Cristianoが一緒に働いているミルでは3台しかないそうです。

Warp (横糸)は『Baby Indigo』と呼んでいる彩度の低いヤーンが使われ、Weft (縦糸)にはダークインディゴのヤーンが使われています。

ダークインディゴの縦糸の方は、特殊な染め方で、横糸に比べるとあまり色落ちしないようになっています。

これらの特殊なヤーンを使うことによって、Cristianoが望んだ『Italian Workers Color』と彼が読んでいる鮮やかなブルーが実現しました。

出荷の際には、Raw(生)の状態で、Non-washed(ノンウォッシュ) / Non-treated(ノントリートメント)のままですので、

洗い方や着方によって、Fade (退色)、Strike(直線的な色落ち)、Crack(ひびのような不規則な色落ち)が起こります。

着る人の生活習慣や着た回数、着た場所など、様々なシーンでそれぞれ異なる表情にかわっていくのが楽しめますので、自分だけの一着を育てることができます。


という情報をデザイナーさんからいただきました。

 

そして次は百聞は一見に如かず。

まず自分のを洗ってみましたよ。

前立てにそって、ばっちりStrikeが出ています!

 

また別なジャケットは、

こちらはCrackですかね。

 

で、まだ私も1回しか洗ってないので(にしては色が結構落ちたけど)、デザイナーさんの私物を見せてもらいました。

見事なFade。ヴィンテージも真っ青(文字通り!)の色落ちでございます!

 

そしてもう1点気になったのが、生地の織り。

デニムではないのがお分かりいただけますでしょうか?

こちらは「ブロークンツイル」という織りになっています。

デニムもツイルの1種ですが、綾目(ナナメの線)が出るのが特徴ですね。

しかし、このようなRAW(生)の生地だと、洗濯した後にねじれがでます。

 

おそらく、ブロークンツイルを採用したのは、ねじれを防止するためかと。

ねじれてしまっては、秀逸なパターンメイキングが台無しですからね。

ざっくり言うと、ブロークンツイルてのは何をブロークン(壊す)しているのかというと、その綾目。

綾目が左右双方向から入っています。ヘリンボーンをもっと細かくした感じ?

なので、一方向にねじれが出るわけではありません。

 

 

以上となります。

 

個人的にはね、ずーっと待ってたんです。このような「ドレスワーク」のブランド。

テンダーもそうでしたが、このファーストパターンも10年に一度の衝撃と言えます。

じゃあ10年前はなんだったか。

私にとってはコレでした。

 

こちらは13,4年前に買った、SEIJI KUROKI(セイジクロキ)のリネンジャケット。

セイジクロキといえば、ものすごい高さの台襟を配したデュエボットーニでしょう。

日本人がやってるフランスのブランドでありながら、どこかイタリアぽさも感じるブランドでした。

気が付けば、手元に残っているセイジクロキのアイテムはこれだけ。

しかし、ずっと手放せないでいたのは事実。

やっとこのジャケットを休ませることができそうです。

Materiaux by Seiji Kuroki Paris(マテリオバイセイジクロキパリ)

古巣・ベイ○ルーズが展開してた伝説のショップ・マテリオ。早すぎたのかもしれないです。。。

 

 

ファーストパターンの衝撃は、まだまだ続きますよ!

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。