【商品説明】
普遍的なデイパック。アメリカ製でロゴも最小限。
摩擦や引き裂き強度に優れ、撥水性を持つコーデュラナイロンを使用した、シンプルなバックパックです。ショルダーストラップには厚手のパッドが入り、使うほどに体になじんでいきます。
【ブランド】
De Martini / ディ・マティーニ
1947年、第二次世界大戦中にブルックリンにある海軍工廠で、セイルメーカーとして腕を磨いたフランク・ディ・マティーニは、ディ・マティーニ・グローブ・キャンバス社を立ち上げます。当初、グローブ・キャンバス社はセイル(帆)の製造と修理を行っていました。しかし、セイル製造業界は時代と共に多くのセイルショップが廃業していきます。そこで彼は、バッグ・エプロン・カバー・日よけなどの注文に応じるようになりました。彼のデザインは実用的で耐久性があり、顧客には、ニューヨークの電話会社、エアボーン航空貨物、ニューヨーク地下鉄広告社などがありました。1965年にフランク・ディ・マティーニは、以前、電話会社のために作ったバッグを、自転車のメッセンジャー業界に紹介しました。そのバッグはたちまちメッセンジャーの間で評判を呼び、やがてバッグ作りは、これまで行ってきたエプロンやテント製造の仕事に取って代わるようになり、バッグ専業メーカーとしての地位を確立します。その後自転車の宅配便業界が成長するにつれて、彼のバッグは支持を集め、やがてメッセンジャー会社が関心を持つようになりました。最初の顧客にはコールマン・ヤンガー・、キャン・クーリエ、マイヤーズ・メッセンジャーなどがいます。70年代に入ると、メッセンジャービジネスの継続的な成功に伴い、メッセンジャーバッグの人気も高まりました。1977年には、Mobil Messengerが赤、City Cycleは黄色、Eliteは黒、Wheelwiseはオレンジと、各社が、それぞれの企業に特化したカラーを採用します。 この頃、グローブ・キャンバス社のバッグは、ニューヨークで増え続けるメッセンジャーが、手軽に手に入れることができる唯一のメッセンジャーバッグでした。そして世界中の都市がニューヨークからヒントを得て、ディ・マティーニのメッセンジャーバッグは、世界へと広まっていきました。80年代には、ニューヨーカーがメッセンジャーバッグに価値を見出したように、一般の人も使うようになりました。1986年までには、ディ・マティーニは多種多様なバッグを展開。それでもほとんどのバッグは、モット・ストリート177番地にある、フランクが「ダウン・イン・ザ・ホール」と呼ぶ地下ショップで個人に直接販売されていました。しかし1990年代になると、ニューヨークのバイクメッセンジャー業界に大きな変化が訪れます。デジタル時代の幕開けと共に、ファックス、ポケットベル、Eメール、携帯電話がバイクメッセンジャー業界の衰退を告げました。 1995年、フランク・ディ・マティーニはニュージャージーの自宅に引退し、娘のキャサリンに事業を託しました。50年近くにわたり便利で信頼性の高い製品を縫製してきたフランクのメッセンジャーバッグは、メッセンジャーの世界で象徴的な存在となりました。フランクのメッセンジャー・バッグは、彼のオリジナル・デザインからヒントを得た多くの新しいメーカーにインスピレーションを与え、彼のバッグが長い間ストリートを走り続けることを保証しました。キャサリンが引退した後、縫製はコネチカット州ニューヘイブンに移り、ディ・マティーニ・グローブ・キャンバスは現在もそこで縫製されています。
【サイズ・寸法】
18L
縦40cm、横33cm、奥行15cm
※注意※
手作業採寸の為、多少の誤差がございます。
【カラー】
1000D Cordura/Black
※素材違いがございます。
【素材・産地】
1000D Cordura
アメリカ製
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