【商品説明】
日本のローファー。
RENDOはブランドスタート当初、高いフィット感を誇るレースアップ(紐靴)モデルを中心に展開していました。その後、ドレススタイルからカジュアルスタイルへの移行期に、顧客の「脱ぎ履きしやすい靴が欲しい」という声から初代ローファー「No.2701」が誕生。さらにコロナ禍が明け、ローファー需要が再び急増したことを機に、「もう一度ローファーを見直してみよう」と全面的なアップデートを開始します。
それが今回の「26w270H01」。
まず行ったのは、木型の見直し。旧ローファーでは高いフィット感を実現していた反面、お客様から「長時間の着用で甲が痛くなる」という声が寄せられていました。そこでアップデートモデルのファーストサンプルでは、甲部分の高さを3mmアップ。RENDOらしいシュッとした美しい見た目は維持しながらも、内部にほんのりとしたゆとりをもたせ、長時間の着用でもストレスのない快適性を獲得しました。
次に行ったのは、タンとバンドの位置調整です。タンとサドルバンドの位置を、従来よりもやや下方(低め)に下げています。そうすることで履き口が広がり、靴ベラがなくてもスッと足入れしやすい設計になりました。さらに、旧モデルではバンドのステッチが「裏革(ライニング)まで貫通」して固定されていましたが、新仕様ではあえて貫通させていません。甲に強いテンションがかかった際、革が持つ本来のストレッチ性がわずかに効くようになり、甲の圧迫感を劇的に軽減されています。
また、旧モデルはすっきりとした「テープ仕上げ」でした。ホールド感が強いメリットがある反面、足の骨が出ている方や扁平足の方には、硬いテープが当たって痛みが出やすい傾向がありました。これを「ビーディング(玉縁)仕様」へと変更。縁をふっくらと仕上げることで、足当たりが非常にソフトになり、履き始めから快適な歩行をサポートします。
最後にモカの仕様変更(ラインの拡張と割縫い)を行いました。U字のモカラインの幅を旧モデルよりもあえて少し広げています。ラインを広げてカジュアルな汎用性をもたせつつ、シンプルで端正な縫い割りの美しさによって、全体が上品にまとまる絶妙な視覚バランスを整えています。さらに、専用の道具を用いて職人が仕立てる「縫い割り(割縫い)モカ」を採用。割縫いは、2枚の革の端を合わせ、革の厚みの「内側」だけを針と糸ですくいながら縫い合わせる非常に難しい技法です。
そうして出来上がったRENDOのローファーは、極上のフィットでカカトも脱げにくいのが特長です。標準的な日本人の足型は幅が広くてカカトが細く、ローファーとは実は相性が良くありません。しかし上記の通りミリ単位で木型の調整を行い、日本人の足型に合うローファーを開発しました。
製法は堅牢なグッドイヤー。さらにRENDOでは、木型の特徴である「小さな踵(かかと)」の立体感を出すため、木型に革を通常よりも長く留め置き、革のクセを限界まで引き出します。これにより、グッドイヤー製法の靴特有の「最初はソールが硬くて曲がりにくい」というデメリットがあっても、絞り込まれたヒールカップが踵をガッチリとホールドするため、履き始めから踵抜けを起きにくくしているのです。
ソールの中(中物)はコルク。このコルクも、練りコルクではなく板コルクを使用しています。練りコルクほど沈み込み過ぎないため、購入時のサイズ合わせもしやすくなっています。
アッパーに使用するレザーは、国産キップレザー。浅草という靴づくりの聖地で培われた職人の知恵と、日本のタンナー(皮革なめし職人)の高度な技術が凝縮されています。キップ(生後6ヶ月〜2年未満)はカーフに次ぐキメの細かさと美しさを持ちながら、革に適度な厚みと高い強度(耐久性)を兼ね備えています。カーフに比べると、キズが付きにくいというメリットがあります。日本のタンナー、特に姫路や東京・墨田などの職人が手がける国産キップは、世界でも高く評価されています。海外の有名タンナーの革は柔らかさを重視する傾向がありますが、国産キップは芯のあるしっかりとしたコシを残してなめされています。グッドイヤーウェルテッド製法で仕立てた際に、靴の立体的な美しいシルエット(特にRENDOの絞り込まれたヒールカップや甲のライン)が長年崩れません。
日本の気候や日本人の足型、そしてローファーという靴の構造によく合うという理由から、このレザーが用いられています。
※革は天然の革を使用しておりますので、小さな傷がついている場合もございます。厚みや風合いも全て若干異なります。また製造工程においてついてしまった傷や試着時に着いたシワ等もございますので、そのような革製品にご理解ある方のみお買い求め下さい。輸送時に破損した箱もございますが、不良品とは致しません。
※サイズ選びに不安な方はお気軽にお問合せください。
【ブランド】
RENDO / レンド
RENDOは、東京・浅草にあるアトリエ兼ショップを拠点に活動するシューズブランドです。革靴のパタンナーとしての経験を持つ吉見鉄平により、2013年に立ち上げられました。企画は、アトリエ内でオリジナルの靴型を製作することから始まりました。靴のフォルムやデザイン、フイッテングの両面において重要な意味を持つ靴型。RENDOの靴は履き心地を一番に考慮し、日本人の足の特微を踏まえ、足形の採寸データをもとに何度も検証を繰り返しながら削り上げられた靴型がベースです。靴の印象を決めるつま先は主張しすぎないバランスのとれた形状を持ち、流行に左右されない上品な足元を演出します。またその靴型の背景を熟知する制作者が、自らのパタンナーとしての経験と技術をもとに、クラシックな意匠を型紙に落としこむことで、靴型の意図を損なうことなくより一貫性が保たれ、更に洗練されたラインを持つデザインを生み出しました。RENDOの靴は、浅草の熟練した職人技を持つ工場に生産をお願いしています。ブランド名の由来である「連動」をテーマに、自らが企画の段階から何度も工場に足を運び、円滑にものづくりができるよう職人のみなさんと話し合いを重ね、試作と検証を繰り返すことで、よりイメージに近く高いクオリティーを持つ靴が出来上がりました。
【サイズ・寸法】
7.5 / 25.5cm程度
8.0 / 26.0cm程度
8.5 / 26.5cm程度
※サイズ選びに不安な方はお気軽にお問合せください。
【カラー】
Black
【素材・産地】
革製
日本製
※商品についてご不明な点ございましたら、メールもしくは電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。 またSOLD OUTになっている場合でも在庫確認致しますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
※ご使用のOA環境により、色目が異なって見える場合がございます。
※店頭でも販売しているため、売り違いの場合がございます。













