※8/29(木)・8/31(土)は、休店日です。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ!)
※1ST PAT-RNオーダー分の入荷は、9月予定。
OLD TOWNオーダー分の入荷は、10月下旬予定。
LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、シャツ(10月)・パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)予定で進行中です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「即席ラーメンの日」だそうです。
今日は私、午前中を使いまして、こちらへ行ってまいりました!
水戸は茨城大学の近くにある、堀原運動公園内の東日本技術研究所武道館へ。
なんでかって?そりゃ武道をたしなんでいるからですよ。
ちなみにキックボクシングではありません。空手でもありません。
実は「薙刀(なぎなた)」というものもやっておりまして。
まだ有段者ではないのですが、その手始めとなる昇級試験(2級)を受けに行ってました。
こちらは激しい競技ではなく、型がメイン。
この年になると、人の前で試験を受けることってなかなかないので、緊張感がむしろ心地よいですね。
平常心を、いかなる状況でも保てるかどうか。
キックボクシングが肉体の鍛錬であれば、薙刀は心の鍛錬といったところです。
あと、薙刀の面白いところは、例えば剣道と違うところだと、構えですね。
正面ではなく完全に半身となり、さらに両側から攻撃が可能。これが面白いんです。
動きが非常にシステマティック。つま先から頭のてっぺんまで、全ての動きに理由があります。
また、型とはいえじんわりと汗をかきます。この汗のかき方は、ヨガにも似てるんですよ。
ちなみになんで薙刀を始めたかっていうと、最初は妻の付き添いから。(妻は有段者)
あと、袴を穿いてみたいという服屋らしい理由も。
そんな軽い気持ちで始めた武道ですが、礼儀は大事だなと。
これにて心技体を整え、キックボクシングの試合に臨みたいと思います。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】AUBERGE(オーベルジュ)
【アイテム】KYLE
【価格】¥73,700‐
【コメント】
早くもこちらを紹介しないといけませんか~。
2024年秋冬の目玉の1つでございます!
まだ暑いんですけど、各サイズ1着づつになってしまったので、急いで紹介しないといけなくて。
というわけで、今季AUBERGEから届くのを楽しみにしている3つの内の一つ、スナイパースモックです。
もうね~!こういう「訳の分からない服」は大好物でございます!
これまで当店で扱ってきた服に例えると、これに違いものがありますね。
しかし本日ご紹介するスモックの方が、圧倒的にデザイン性は高いですね!
では、このスナイパースモックとはどういう物か、詳しく見ていきましょう。
1950~60年代に使用されていた、旧ユーゴスラビア軍のスナイパースモックをベースにしたデザイン。
旧ユーゴと書いたのは、今はもう存在してない国だから。
でも買い付けの時に、例えば80年代のアディダスのスニーカーを見つけてユーゴスラビア製だったりすると、「やった!」ってなりますね!
そんな旧ユーゴのスナイパー迷彩なのですが、珍しいのは「マイクロドットパターン」という迷彩プリント。
その名の通り、ドットの密度で迷彩を描くというユニークな手法でした。
それを元に、AUBERGEはプリントではなく、なんと織りで表現!?!?!?
なるほど、言われてみれば織りで交差しつつ表面に現れるタテ糸とヨコ糸は、ドットっちゃあドットだわ。
だがしかし、グググっと奥行が生まれている。平面であるはずなのに。
この細かなジャカード織りは、昨年のカートが着ていたタイベックブルゾンを作った、あの織りですね。緻密。
さらに形も独特。
デザインはできるだけオリジナルに忠実にしていますが、その洋服のセオリーとはかけ離れた形は、もはやモードと言っていいでしょう。
特にフード周りの構造は独特で、ネック回りの構造線に沿って配されたドローコードでもってサイズを調整するという、他に類を見ない作りは必見です。
体型に合わせてネックを絞ると、裄丈を調節できるようになってるんです。
そして極めつけは、体中に配されたベルトループのようなもの???
これね~、なんと「枝を差す」ためだけのループなんですよ!!!!!
そう、柄だけでなく枝を体中に差して、スナイパーが完全に森に溶け込めるようにしたディテールなんですね~。
日常には全く必要ないディテールを残してくれているの、さすが!!!!!
まあでも、せっかくあるなら何か引っかけたいですけどね。携帯とかヘッドフォンとか?
ちなみに生地の方ですが、こう見えてそんな厚みはありません。
素材は、ウール37%、ポリエステル26%、麻22%、綿15%とう組成。
厚みはというと、コーデュロイくらいですかね。なので、割と長い期間着れる厚みだと思います。
いや~それにしても、見れば見る程引き込まれる服ですね。
新しいシーズンの始まりに、「オシャレを楽しむか」という気持ちを搔き立ててくれるアイテムです。
是非ともご覧ください。
それではまた。お店で会いましょう。