TENDER Co.(テンダー)のType940 Fireman’s Jacket & Type970 Driver’s Jacket

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「石の日」だそうです。

そんな折、地元・「石」岡ではこんなのが。

石岡といえばお祭りの獅子と、ジャングル大帝のレオがコラボった御朱印帳が大人気とか。

もちろん常陸国総社宮と手塚プロダクションのオフィシャルでございます。

 

なんで?と思う方は、総社宮のリンクをご覧ください。→常陸国総社宮と手塚治虫(Click!)

 

陽だまりの樹や火の鳥については書かれておりますが、「アドルフに告ぐ」の主人公・峠草平も石岡のお隣・土浦市出身だったりします。

他にも新治など石岡周辺の地名が出てきたり、初めて読んだ頃は嬉しくなったもんです。

 

酉年ということなので、こちらのお守りはいかがでしょうか?

 

火の鳥

 

火の鳥はいいですね。特に悶々とした時に読むのが。

明日から仕事でやだな~って方にも。

火の鳥を読むと悩みが全てちっぽけなことに思え、救われた気持ちになります。

 

涅槃ですね。ニルヴァーナ。

 

 

じゃ、スメルズライクな商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】TENDER Co.(テンダー)

【アイテム】Type940 Fireman’s Jacket

【価格】¥62,640-(税込)

【コメント】

本日もまた初売りから。

こちらは4年前のラインナップ。

WOADの染めが濃い!!!

ボタンを開け閉めするだけで指が青くなります!もうみんな試着でドン引きしてますよー!

 

じゃ、詳しく見ていきましょう。

こちらはデニムよりも厚い18オンスものコットンキャンバスを使用したカバーオールです。

ウイリアム本人も、「意味の無い厚さ」という程の生地。

さらにこのキャンバス生地はイギリスで織られ、しかもWOAD染め。

どんな色落ちをするのか、想像もつきません!!!

 

そして商品名も気になりますよね。ファイヤーマン。

どの辺がファイヤーマンなのかは、正直もう忘れてしまいました。

でもそれっぽいディテールがコチラ。

テンダーのジーンズよりもデカいポケット。

よく見ると見頃の両サイド部分の縫製と一緒に縫いこまれています。

またそれだけでなく、ポケット下部は身頃の裾を巻くように縫い付けられています。

ワークぽくてシビれるディテールですねー!

これはエグいパッカリングが期待できます!!

そしてポケットには裏地も付いていて、なぜかその裏地がバイアスで当てられているんです。

さらにその裏地はテンダーおなじみのキャリコ素材ライン入り!

地味にファンの心を突っついてくれますね~!

 

そしてボタンは最近見かけなくなったサヴィルロウのやつですね。

STRAPと呼ばれ、サヴィルロウのトラウザーズのボタンフライに使われていたボタンのデッドストックだそうです。

渋い。

後身頃は割らずにプリーツで。

そして襟の構造は、リーバイスのファーストタイプのGジャンと同じだそうで、「ワンピースカラー」となっています。

 

というわけで、こちらがサイズ1のやつ。

着丈も短く、それこそGジャンのような着こなしができます。

初夏にショーツなどとも合わせて着るのもいいですねー!

 

 

 

 

さらに本日はもう1点!

【ブランド】TENDER Co.(テンダー)

【アイテム】Type970 Driver’s Jacket

【価格】¥73,4440-(税込)

【コメント】

お次はジャケットタイプ。

diariesではYarmoでおなじみドライバーズジャケットですが、なんとテンダーからも出ておりました!

こちらは3年前のラインナップから。

こちらも18オンスの生地ですが、ツイル織りです。

ご覧の通りの左綾。そしてZ撚りなのでストレッチが利いているというやつですね。

先シーズンのYarmoのドライバーズジャケットも同じだったわ!

でもさすがに厚みと柔らかさは全然違うけどね。

この生地はウイリアム曰く、「Both of the world」=いいとこどりという生地だそうです。

 

で、今度はYarmoのドライバーズジャケットには無いディテールがコチラ。

肩の部分が縫われてない!と思ったら、ショルダーシームが存在しない独特のディテールでした。

これは実際に見てみないと分からないかも。

このディテールは、ブリティッシュレイルウェイの運転手のウィンドブレーカーにあったものだそうです。

ウィンドブレーカーなので、ベンチレーションとして機能するための構造なんですね。

面白いわ~

 

そして気になるのが包みボタン。

と、その下にあるもう一つのラバーボタン。

通常、スーツであればこの襟に空いているボタンホールは「フラワーホール」という名前が付いています。

本来は、その名の通り花を入れて着飾るための穴。

ですが、こちらのテンダーのジャケットの場合は、フェザーが別売りで売られていました。

このフェザーを固定するためのラバーボタンなんです。

 

ちなみにですが、実はdiariesでは1年前よりスーツも取り扱っておりまして、

フラワーボタンとさらにフラワーを固定するフラワーなんとかも当然のように付いていますよ。

もしdiariesでスーツを作りたいという方は、店頭でご相談ください。

 

話はもどりまして、このジャケットを見た当時は、テンダーにしてはドレッシーだなと思い敬遠しておりました。

今になって急に、テンダーをキレイ目に着てみたいという想いがこみあげ取り寄せたものの、私には小さすぎましてね。。。

裾のカットもラウンドしてるので、サックコートのような着こなしもいいんじゃないでしょうか?

一番上のボタンだけ留めてAラインで着るとか。

 

そうそう、なぜかポケットが思いっきり横についています。

肩の関節が異常に柔らかい人でないと、使えないポケットになってるますよ!

トマソンポケット!!!

 

 

 

 

 

それではまた。お店で会いましょう。