【商品説明】
2020年春夏の新作シャツはサックシャツで、身幅がゆったりしたルーズシルエットが特徴です。
このシルエットを生み出しているのは、両肩(しかも前後)に設けられたディーププリーツ。
これは20世紀初頭のナースシャツに見られるディテールです。
アームホールは非常にせまく作られ、脇の下から二の腕にフィットするようにできてます。しかしプリーツが可動域を確保し、動きやすくなっているという独特のフィット感。ポケットは、縫製の上に覆いかぶさるように大きく縫い付けられ容量を確保しています。
生地には、こちらも2020年の新作生地である「Handkerchief Check」生地を使用。
文字通りハンカチ用の生地です。大きく配置されたチェック柄が特徴。
チェックの柄の濃いラインは、なんとインディゴ染めの糸を使用し、薄いラインはリネンになっています。
さらに今回、ハンカチ生地にヘナ染めを施しました。
ヘナは、ヘナの木の葉から作られる染料で、何千年も前から使用されているものです。現在でもマニキュアやヘナタトゥーなどで使われています。
考古学的記録によれば、ヘナは紀元前1574年までさかのぼることができます。北アフリカやインド及び中東では、ヘナは長きに渡り茶色やオレンジ色で、肌や髪の毛や爪を装飾するために使われてきました。
19世紀のヨーロッパでは、芸術家のDante Gabriel Rosettiの妻であり、ミュージシャンElizabeth
Siddalがヘナで染めた赤い髪が称賛され、ヘナ染毛剤が一般的に普及しました。
しかし今回染めたシャツは赤くありません。
これは、髪の毛・肌・絹・羊毛などのタンパク質繊維を染色すると赤くなるのですが、綿やリネンなどのセルロース繊維を染めると、淡い黄緑色に染まるためです。
ボタンはアルミ板をくり抜いたもの。
10年近く取り扱っていますが、今まで一番特異なシャツだと思います。
※手染めの為、色むらがございます。予めご了承下さい。
※ランダムにチェックが入るため、写真と全く同じ位置にラインが入るとは限りません。ラインの入る場所は一点一点異なります。予めご了承下さい。
【サイズ・寸法】
1・・・肩幅44cm、袖丈63cm、着丈77cm、胸囲146cm、アームホール40cm
2・・・肩幅47cm、袖丈63cm、着丈78cm、胸囲146cm、アームホール42cm
3・・・肩幅47cm、袖丈64cm、着丈79cm、胸囲148cm、アームホール42cm
4・・・肩幅48cm、袖丈64cm、着丈82cm、胸囲154cm、アームホール44cm
※注意※
アームホールがいつものシャツより狭めになっています。お手持ちのシャツと比較してご検討ください。
手作業採寸の為、多少の誤差がございます。
【カラー】
Henna dyed
【素材・産地】
綿100%
イギリス製
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※店頭でも販売しているため、売り違いの場合がございます。