【商品説明】
反逆的美学。
ボロルックにも通じるダメージニット。しかし、このダメージ部分は加工ではありません。穴やほつれのように見える部分は、実は編み柄。ニットの特性を利用し、ダメージに見える編み柄を作りました。右裾のダメージ柄は携帯や鍵を頻繁に取り出すから。左手のダメージ柄は、時計やアクセサリーをひっかけたから。背中のダメージ柄は、壁に寄りかかってひっかけてしまったら。などなど、それぞれの部分にストーリーがあります。さらにはリンキングにも仕掛けが。リンキングにあえて白い糸を用い、肩や身頃を動かした時にリンキングの白い糸がチラリと見えるようになっています。もちろんこれも、修理をしたように見せるため。
このようなデザインながら、肩の減らし目などを見るとニットとしてのクオリティも素晴らしく、これを作った新潟のニット工場の技術にも目を見張るものがあります。
もちろんダメージだけで終わらせないのがトーナイ。Chunky（分厚い）と名のつくこのセーターは、5ゲージ2PLYでざっくりと編まれた、カシミヤ混プルオーバーニット。2PLY（2プライ）とは、2本の糸を撚り合わせたもののことを言います。このニットは、それぞれの糸を「シェットランドウールとメリノウール」「エクストラファインラムとホワイトカシミヤ」という、2種類の糸を撚り合わせて作られています。それぞれのウールが持つ硬さや肌触りがバランスよく感じられ、着込んでいくとカシミヤの風合いが浮かんできます。
自身で着こんで本当のダメージが加わって、毛羽立ちやひっかきさえも愛おしいと思えるくらい、とことん着倒してほしいニット。
【ブランド】
TOHNAI / トーナイ
文化服装学院ファッション工科専攻科を卒業後、「Y’s for living」にてキャリアをスタート。以後、「MARGARET HOWELL」、「MHL.」の企画・デザイン・素材開発など、同ブランドの舵取りを7年に渡って務める。独立後「WISLOM」のディレクターを経て、Tohnai Design Officeを設立。数々のブランドを手掛け、2022年より自らの名前を冠した「TOHNAI」をスタート。衣服を構成する素材のすべてを探究し続ける”MATERIAL GEEK”
【サイズ・寸法】
2・・・裄丈85cm、胸囲118cm、着丈74cm
3・・・裄丈88cm、胸囲124cm、着丈77cm
※手作業採寸の為、多少の誤差がございます。
【カラー】
CHUNKY WOOL/Black
【素材・産地】
ウール94％、カシミヤ6％
日本製
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