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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ガールスカウトの日」だそうです。
昨日、Diariesの今夏ラインナップの中で、最も心待ちにしていた商品が入荷したので、ご紹介。
【ブランド】Jacques Marceau(ジャックマルソー)
しつこいようですが、改めてブランド説明を。。。
→→→代官山はキャッスルストリートの裏手にひっそりとたたずむ古着屋「ジャンヌ バレ」。
ジャンヌバレは、スタイリストの間で絶大な信頼を得るショップ。
「En habillant L’epoque -時代を着て-」をコンセプトに、フランスの古き良きアイテムをそろえる。
メゾン系ドレスとともに、1930年代以前の労働着や貧困だったであろう人々の衣服を多く扱う。
修繕された靴下やニットからは当時の生活背景が垣間見られ、服から世界の歴史を感じる場所。
ジャンヌ バレとは19世紀に存在した女性植物研究家の名でもある。
「Jacques Marceau」とは、その店のオーナー福田義竜がプロデュースするブランド。
ジャンヌバレで得た知識・経験を元に、1800年代後半から1900年代前半の労働者や画家、
修復師などが着る服をモチーフにし、服作りを行っている。
また、フランスで直接買い付けたヴィンテージ生地やパーツ等を使用し、タグは1点1点手作業で縫いつけるなど、
ディテールだけでなく「作り方」にまでこだわり、ただのレプリカではない、まさしく「時代」を纏う服となっている。
【アイテム】Marine Deck Shoes(マリンデッキシューズ)
【価格】¥31,500-(税込)
【コメント】
ジャックマルソー初となるシューズがリリースされました。
それでは早速解説させていただきます。
こちらは馬の革を使った内羽根式(バルモラル)のマリンデッキシューズといいます。
馬の革といってもコードバンではありません。
臀部ではなく胴体部を使ったものになり、ある程度の厚みもあり丈夫でありながら、とてもしなやか。
日本の職人によるハンドメイドのグッドイヤー製法です。
これだけの解説だけでは、ジャックマルソーらしさはまだまだ・・・
そして、商品説明はここからが本番。
実はこちらのラスト(木型)、古いALDEN(オールデン)のラストを使っているんです!!!
それでは早速、手持ちのオールデン達と比べてみましょう。
左からミリタリーラスト、ジャックマルソー、モディファイドラスト。
ミリタリーラストに似てますが、土踏まず部分がモディファイのようにくびれているのが分かります。
しかし、モディファイドラストと比べてみると、土踏まずからつま先にかけての美麗な曲線はありません。
これは勝手な予測ですが、オールデンのモディファイドラストが誕生したのは1963年。
元々モディファイは、ハンディキャッパー用のオーソぺディックシューズを作っていたオールデンが、
そのノウハウを注ぎ込んで健常者用に開発したラストなので、
恐らくそれまでに色んなパターンがあると思うんです。
だから、この木型はそれ以前のものと考えれば1940~60年代前半のものということになります。
この予想が定かかどうかは分かりません。
しかし、そのような思いを巡らしながら服を着ることは、
「時代を着て」というジャックマルソーの服の楽しみ方として、合っていると思います。
もう、非の打ちどころがない完璧な靴です。
今までDiariesの商品には、どこかに「抜け感」のようなものがありましたが、
このような商品を扱うと、ビシッと背筋が伸びますね。
お店としてもまた一つランクアップしたような感じです。
いや、まだランクはアップしてないかも、、、
だってまだこの靴を魅せるレイアウトが決まってなくて。。。
レイアウトが決まらないのは、ずっとこの靴を眺めてるせいだったりして。。。
もうね、子供がおもちゃ買ってもらった時のようにテンション上がってます!
U.S.NAVY OXFORD SHOESとコンニチワ!
ちなみに価格は、安すぎると思います。
じゃ、また。お店で会いましょう。
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