NATURE KREEC(ネイチャークリーク)のVamp

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ダイアリーズの
今日は何の日?

今日は「コロッケの日」だそうです。

そういやさ、俺が高校の時いつも学食で食ってたやつがさ、
かけそばにコロッケをトッピングしたやつなんだけど。
これアリな人います?俺全然アリなんだけど。
しかも東京にいる時、「箱根そば」にもコロッケそばなるメニューがあったと思うんだよね。
だからそばにコロッケが乗っかってるのって当たり前だと思ってんだけど。
箱根そばがマイナーかもしれないけど、小田急線使ってる人なら分かるでしょ?
あの揚げたての衣にジュウジュウ汁が沁み込んでいく感じがたまらん。
かきあげじゃないんだよね。コロッケ。どうかな?

じゃ、今日もそんな異色の組み合わせ的アイテム紹介でつ。

ドウゾ!

【ブランド】NATURE KREEC(ネイチャークリーク)

【アイテム】Vamp

【価格】¥21,000-(税込)

【コメント】
ヘイヘ~イ!最近Diariesに靴が入荷してないじゃんかよ~!ネタ切れじゃね~の~?ダイアリーズ~さんよ~

とお思いの方、お待たせ致しました。
そんな諸兄の皆様に、この夏オススメのスリッポンがございます。

その名もNATURE KREEC(ネイチャークリーク)=自然の小川。
小川は英語でCreecですが、頭文字のCをKにするのはよくあることです。
KounterとかKultureとか、バンドのKornもね。
狙ってなので、決して間違いではございません。あしからず。

というわけで、まずはブランド紹介から。

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1980年代半ば、アメリカでは海外生産の安価な商品の輸入が増大していました。
それはシューズ業界においても例外ではなく、大量の安物に押されて多くのシューズメーカーが次々に消えていきました。
残った数少ないメーカーも、存続を図るために海外に生産拠点を移すことを余儀なくされました。
そうしたMADE IN U.S.A.の灯火が消えていく中で残ったのがモカシンの生産でした。
ネイティブアメリカン伝統の製法で作られる米国オリジンのシューズは、
大きな流行を作ることこそなかったものの、伝統を途絶えさせることなく波乱の時代を生き抜いていきました。
その今でもアメリカ国内で操業を続ける工場で、
ひとつひとつハンドメイドで仕上げられているのが「NATUREKREEC」のシューズです。
古き良き時代のアメリカ、無骨な雰囲気を漂わせるシューズ、目を引く極太のステッチが施されたモカシントウ。
ハンドソーイングによるステッチは大量生産には出来ない深い味わいを醸し出しています。
「NATUREKREEC」のこだわりは製法だけにあらず、アッパーの素材にもMADE IN U.S.A.のプライドが込められています。
使用しているのはアメリカのトップタンナーであるHORWEEN社とS.B.FOOT社の厳選されたレザーのみ。
肉厚で柔らかいオイルドレザーは足を優しく包み込み、豊かな光沢を醸し出す頑丈なカウハイドレザーは足下に品格をも演出します。
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というものです。

確かにアメトラの定番であるローファーも、今やアメリカ製を探すのが難しい状態。
(ALDENとかで金額に糸目をつけなければ別ですが・・・)
またローファーで有名なブランドも、今や生産は中南米かヨーロッパさらにはアフリカだったりします。

正直、クオリティ自体は変わらないどころか今の方が良かったりするかもしれませんが、
そもそもモカシン縫いというのは、アメリカの伝統的な靴なので、できればアメリカ製で会って欲しいというロマンを求めているわけです。
ミシンではなく、手作業ならなおさら。

そんな中、ふと出会ったのがこの靴。

フロー○ャイムに似たヴァンプスタイルのスリッポンです。
ガラスレザーにレザーソール。ゴムのソールではなくレザーソール。
さらに接着ではなく、ハンドステッチのマッケイ製法。

ビックリしたのは、ヒールカウンターまでレザーだってこと。

普通はラバーのヒールをパコッと付けるだけですよ、この値段なら。
また、ヒールの内側の先っちょが削られているのが分かりますか?
これはB品じゃないですよ!念のため。理由はお店で聞いて下さい。

マッケイだとかレザーソールだとかじゃないといけない理由もちゃんとございます。
それもお店で聞いて下さい。
キーワードは、屈曲性、ソールの厚み、コバなどのボリュームの3点です。
こちらは接客時にちゃんとご説明致します。
ただのロマンじゃ終わらせませんよ!!!

それではアッパーの方に話を戻しましょう。

それにしてもフローなんとかのコブラバンプにクリソツだこと!
ですがもちろんなんとかシャイムの代わりにセレクトしたわけじゃございません!
この靴の魅力は、まさにこの餃子のような荒々しいハンドステッチにございます!

こんなオシャレで繊細なヴァンプスタイルと、荒々しい繊細さのかけらもないステッチのバランスがお見事なんです。
かかとから見るともっと分かりやすいです。

縫い目むき出し!愛のむきだし!
そしてスゲーっ
て思ったのが、レザーが切りっぱなしだってこと!!!

これを見ると、これは「あくまでもモカシン」というのが分かります。
分かりやすく説明すると、ローファーがベースになっているのではなく、モカシンから派生したヴァンプということです。

待てよ?(キムタクではない)
ローファーやモカシンに見られる甲の部分のモカシン縫いは、元々はインディアンの靴から生まれたもの。
とすると、モカシンからローファーが生まれる途中段階の靴としても考えられるかもしれません。

内張りもなく簡素な靴ですが、しっかりとした靴作りの技術が詰まっているメイドインUSAの靴です。

早速ですが履いてみました。

結果

あ、ダメだ。もうこれ欲しい!!!!!!!!!!

その後

買ってしまいました。
まずはベタにね。
今季のCORBINのチノパンに、トップスはラルフローレンパープルレーベルのシャツとラルフのジャケット。

こんな合わせを参考に出してしまいましたが、実際は気負わず気取らずにもっとカジュアルに履けるシューズです。
Quoddyなどのモカシンを履くように。サンダル感覚で履けちゃいますよ!
それでいて上品に見える。こんな靴はなかなかありません!

よろしくー

じゃ、また。お店で会いましょう。

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