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ダイアリーズの今日は何の日？
今日は「コラーゲンの日」だそうです。
今ではおなじみコラーゲン。実は日本皮革（現㈱ニッピ）が研究開発したもの。
つまり日本の革屋さんが世に送り出したもの。そしてあのリーガルも関連会社。
よって革靴はすごいってこと。
革靴を履きましょう。
じゃ、商品紹介です。
春物も徐々に入荷し始め、そろそろVINTAGE STOCK MARKETも終了しようと思っていますが、
まだ紹介していないジャンルがあったので、まとめてドバっとご紹介致します。
本日は、みんな大好きMILITARYでございます！！！！！
まずはコチラ！
軽くジャブです！
このポケットと、
この太もも部分の大きいポケットで、最近デザイナーズブランドでよくやってるあのイギリス軍のパンツの元ネタでございます！
人呼んでグリーンデニムパンツ！！！
正式名称のバトルドレスとかより、グリーンデニムの方がピンと来ますね！
このパンツの面白いところは、まずデニムなのにグリーン！？なぜに？？？（まあ、ミリタリーだからなんでしょうけど。）
そしてイギリスなのにデニムを用いるというのも面白いんです！（まあ、なんやかや世界各国デニムは使ってるけどね。）
さらにグリーンデニムでミミが付いてるってのもヤバイでしょ？（何がヤバイか分からないけど、ヤバくていいんだよ。）
そんなわけで、「グリーンのミミ付デニム生地で作ったイギリス軍のミリタリーパンツ」と説明されれば、
もう全部がキラーワードで、こんなキラーアイテムなかなか無いわ～！って思うんですわ。
これでジャブ！www
いや、もしこれがデッドストックだったら激ヤバですが、状態がまあまあなのでジャブにしてます。
ホントはココにブロードアローがね。欲しいところだけどもね。
しかし、この状態でも自信を持ってお勧めしたい部分がコチラ。
あのグリーンデニムパンツを、さらに少しだけ新しいグリーンデニム生地でリペアしてくれている・・・・・
これね、やろうと思っても無理だから！グリーンデニムが手に入らないから！
しかもリペアに使った生地はおそらくデッドストックのグリーンデニム！！！
今の時代だからこそだけど、メチャクチャ贅沢なリペアなのでございます。
サイズは大き目（35インチくらい？）。価格は5万円あればお釣りが来ます。高いけどしゃーない。
次です！
イギリス軍が続きます！
実はコチラ、以前買い付けた際の売れ残り。
箸にも棒にも掛からぬアイテムです。
その名もMIDDLE PARKA。
そろそろみなさんにも知れ渡る頃かな？と思って、久しぶりに店頭に出してみたのですが、相変わらずNO試着！wwwww
以下、ちょっと愚痴ります。
こういう状況見ると、「やっぱりみんな、誰かが紹介した流行りの物しか興味がないんだな・・・」と私も捻くれたくなるんですよ。
M47？DIARIES創業当時からセレクトしてるっつーの！ってね。
なのでインフルエンサーにインフルエンス（影響）される前に、いい加減ウチの店のセレクトを信用してほしいです。
というわけで、このミドルパーカ。
以前はWORKERSのデザインソースにもなり、かなり特異なディテールを持つコートになります。
まずはこのポケットの配置。
個人的には、大きな正方形ポケットが、ロイヤルネイビーベンタイルスモック（これならみんな知ってるでしょ？）と同じような雰囲気を感じて好きです。
というか、ロイヤルネイビーベンタイルスモックが認知されるんなら、その半分くらいはミドルパーカも認知されてほしい。
だってミドルパーカは、ロイヤルネイビーベンタイルスモックに負けないくらいフードの造りもすごいんですよ！
この無数に入ったステッチ、ヤバくない？？？
そしてステッチのお蔭で、この味の出方もハンパない！！！
そしてとっておきのコレ！
ビーバーテイルという股当て？
これは使わないディテールですけど、服好きとしては惹かれるディテールってわけです。
また、この股座をガバっと覆う構造のおかげで、前身頃はスクエアカット、後ろ身頃はラウンドカットという特異性を持たせているんです。
個人的には、流行っているアメリカ軍のM65に代えて、このミドルパーカをモッズコートの様に着る天邪鬼さが好きなのですが。
まあ、M51かM65の方が人気あるんでしょうねぇ・・・
ちなみにこのミドルパーカは5万くらいです。人気が出たら7万くらいで売りたいですね！
次です！
あ、すいません。M65も普通にありますよ！
フード、ライナー3点セットで55000円！ユーズドですが。
さすがに3点とも年代はバラバラですが、ディーラーさんが必死に集めてくれたやつです。
言ってもちゃんと70年代～80年代前半で揃えてありますよ！
イギリス軍に続いて、いきなりアメリカ軍のコートを紹介してしまいましたが、
ファッションカルチャーとしてはある意味イギリス物ですね！wwwww
フィッシュテイルパーカー。
またの名をモッズコート。
ファッションは服そのものだけでなく、カルチャーごと知ると深みが増します。
コーディネートの幅も自然と広がります。
そういうのを、「造詣が深い」と言うんです。僕のことですね！w
なんやかやで、実際に触ってみるとスゴイ素材ですよホント。
ベンタイル並みの高密度シャリシャリコットンファブリックでございます。
やっぱりアメリカ軍の軍物は凄いわ！！！！！
次です。
ここでひとまずミリタリーウェアの紹介はおしまい。
つまりこれがラスボス。
1966年のデッドストックのデニソンスモック。しかも前開き。
デニソンスモックとは、空挺部隊（パラシュート部隊）の服。
部隊ユニフォームの上にガバっと着るので、大きいサイズしかないのが玉に瑕。
間違いなくイギリス軍の銘品なのですが、迷彩柄やサイズ感のせいで、マニアックな軍物の域を中々出ない気がします。
まあでもこれもさっきのミドルパーカと似てますけどね。
なんで人気が出ないかって、単純に人気が無い形なのかな～って今気づきました。
もう仕入れないようにしよ。
でもこのように、ブラッシュストロークカモにビーバーテイルとか、もう絶対この服にしかないオンリーワンディテールがあれば、
もうセレクトせずにはいられないんですけどね！
60年代なので、ボタンも全てNEWEY（ニューイ）ボタン。
バブアーで言ったら1クレスト以前の黄タグや白タグ時代の物についている、デカニューイボタンですよ！！！
パーツ一つ取ってもヤバすぎるんですよ。
ま、マニアしか知らなくていいことなんですけどね！
ちなみにこちらは15万くらいします。う～ん、やっぱり20万に値上げしよ。
次です！
ここから小物です。
イギリス軍パラシュート部隊に続き、こちらはフランス軍のパラシュートバッグです！
ステンシルのフォントとかいちいちカッコイイんだわ。19800円（税込）
最後！
ついにコチラをご紹介する時が来ました！
機は熟した・・・・・・かな？
こちらはGerman Pilot Shoesと呼ばれているスニーカーです。15180円（税込）
でもドイツ人ディーラーに聞いたら、ドイツ海軍航空隊のブーツと言われました。
なんだかよく分からないけど、ドイツ軍の空飛ぶ系の人に関係がありそうなブーツですね。
そしてなんと言っても素晴らしいのが、このデザイン。
ベルクロ（マジックテープ）を大胆に使用しています。そしてこのボリューム。
まるでベルクロのスタンスミスとバットランダーを足して2で割らずにフィボナッチ数を掛けたよう。
そう、つまりスニーカーの黄金比を満たしているわけであります！（知らんけど）
いやホントですよ！
その証拠に、このドイツ軍パイロットシューズ（通称）を元に、あのマルジェラどころかラフ・シモンズも、
ディオールまでもが似たようなスニーカーをリリースしているんですよ。
なので、ある意味ジャーマントレーナーを超えるジャーマンスニーカーというわけです。
同じドイツ軍というわけで、つい有名なジャーマントレーナーを引き合いに出してしまいますけどね、
こっちの方が革の質は圧倒的に良いんです！
内側までレザーのライナー。履き心地も良いんですよ！
タンにはジャーマントレーナーよろしく、パンチングで何ならの表記が。
ブラックだけで構成された表側とスエードとPU素材。このコンビがたまんねーっす。
というわけで履いてみました。
30年近く前の物なのに、時代を超越したこの存在感たるや。
ブーツなのかスニーカーか？
そうそう、ここで一つワンポイントアドバイス。
デッドストックは買わないことをお勧めします。
俺がユーズドを先に売りつけたいからって？違う違う。
なぜなら・・・・・ま、理由は店頭で聞いてください。ちゃんとした理由がありますので。
お客様をリスクから守るための理由です。
そういや先ほど「機は熟した」と書きましたが、それはどういうことかと申しますと？
いやもう大分、かなり多くの人がジャーマントレーナーを知ってくれたじゃないですか。
であればね、本当はジャーマントレーナーだけじゃなく、この3つはセットで知っておいた方が良いんですよ！ってことなんです。
これらは全てドイツ軍のスニーカー。
アディダスとプーマがある（ついでにBruttingも！）ドイツは、スニーカー大国！
そりゃ当然のように良いスニーカーが生まれるってもんですよ。
是非とも皆さん、もっと広い視野でファッションを楽しんでいただければ嬉しいです。
そのためにDIARIESのようなお店があるわけですので。
以上、VINTAGE STOCK MARKETの中からMilitary Stuffの紹介でした！
それではまた。お店で会いましょう。