ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「茨城県民の日」だそうです。
本日、茨城県民はディズニーランドのチケットが安くなったはず。
というわけで、ちょっとご無沙汰してしまいました。
私のバースデー的なものもあり、ブログを休んでリフレッシュ。
ぶっちゃけこのブログ書くの割と大変!
いや~解放されました!!!
どこで?
「つくば食堂 花」で!!!
記念日や自分へのご褒美など、なにかとお世話になるのは基本的にこちらのお店。
なんだかんだで和食が好きな年になったみたい。
そして、やはり日本に住んでいるからには春夏秋冬それぞれの旬を味わいたい。
いやできることなら春夏秋冬どころか、二十四節気に合わせて今生きている喜びを感じたい。
それが和食の魅力ではないかと思ってます。
でもね、やっぱり「秋」が一番美味いんじゃあないかな?
そしてお酒も「ひやおろし」!!!
手酌だオラァッ!
という勢いで、9種類もの日本酒を楽しませていただきました!
ついこんなに酒が進んでしまったのも理由があります。
次に何が出てくるか分からないライブ感も花ならではないでしょうか?
「ブルーチーズと牡蠣の茶わん蒸し」。これ美味い・・・
いつも同じ店に行くと、コースの内容をつい覚えちゃいます。
しかし、慣れ親しんだはずの和食なのに、そんな食べ方があったのか!?という驚きや、
この素材はあえて手をくわえずそのままの方が良かったのか!という感動があります。
で、嬉しくなっちゃって酒を飲むっていう・・・・
いや飲みたいだけか。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】LIGHTHOUSE(ライトハウス)
【アイテム】Trucker Jacket
【価格】¥81,000-(税込)
【コメント】
スペシャル品いきます。
個人的には今季最も楽しみにしてたやつ。届いてみてやっぱり一番好きでした。
初めて着た時、久々に鏡の前でボ~ッとしましたね。
あの瞬間て最強なんです。無敵状態。マリオがスターを取ったようなもん。
ギターを無我夢中でかき鳴らし、想像の中でロックスターになるように。
俺はギターが弾けない代わりに、鏡の中で無敵になります。
カラオケボックスよりも自分の部屋よりもっと狭い目の前の鏡の中。
そこでだけ俺は最強なんです。
でも服に出会うまでは、そんな場所すら知りませんでした。
あってもゲームの中くらいじゃないかな?ドラクエのレベル上げるくらい。
お蔭で、そこからちょっとだけ現実に近づいたように思います。
ま、服なんて所詮そんなもんじゃないかな。
一歩外に踏み出させてくれるだけの物。
しかし、これを着てどこまでも行ってみようと思える服に遭遇する時があるんです。
本日ご紹介するのは、そんな服。
まずはブランド紹介からどうぞ。
Lighthouse(ライトハウス)は、ロンドンで活躍するデザイナー・Liz EvansとStephan Rothholzにより1992年に立ち上げられました。
ライトハウスという名前は、アイルランド南東部にある町・Wexfordにある灯台(=Lighthouse)を彼らが購入したことから名付けられました。
設立当初は地元のアランニッターが編むケーブル編みやアランステッチからインスピレーションを得て制作していましたが、
すぐにイギリスのデザイナーの目に留まり、ポールスミスやニコルファリのニットコレクションをプロデュースするようになります。
そしてその噂は広まり、現在ではリチャードジェームス、マーガレットハウエル、ハーディーエイミス、リバティーオブロンドンなど
イギリスを代表するブランドを顧客に持つまでに至りました。
現在でも、全ての製品はアイルランドの熟練のニッターにより手作業で編まれており、
ニッターごとに個体差も生まれますが、独特な表情を持っています。
ニッター達は皆、アイルランドの各家庭で作業をします。
そして誇りを持って従事していることの証として、ニッター直筆のタグを製品に添えています。
しかし、最近では後継者不足などからニッターの数が減ってきており、イギリス国内からニッターを募集しています。
さらには使用する素材にもこだわり、スコットランドのメリノラムズウールや、アイルランドのドネガルツイードなど、
英国内で用意できるものは英国内にこだわり、カシミアなどはイタリアのものを用意しています。
というブランド。
いわゆるデザイナーお抱えのデザイナーといったところでしょうか。
大きいブランドで、デザイナーが全て一人で考えてるわけじゃないですからね。
こういう人達をいっぱい知ってるってのも強みです。
(実は当店取扱いの○○も、以前は現MMMのJGの・・・という詳しい話は店頭で!)
ニット専門のブランドですが、デザイナーズブランドでもありファクトリーブランドでもある稀有なブランド。
まさにプロ中のプロフェッショナル!!!
アイルランドの地元ニッターの手編みという伝統と、ロンドンのデザイナーという先進性がものの見事に融合した、比類無きブランド!
で、そんなブランドから1~2か月遅れて到着したのがコチラ。
まさかのリーバイス3rd型。
進化を遂げた究極のジーンズがリーバイス501の66モデルだとするならば、
Gジャンはやはりリーバイスサードと言っても過言ではありません。
そしてこのニットも割と着丈は短めなので、Lotナンバーで言えば70505ではなく557の方と言ってもいいのではないでしょうか!?!?!?
そんな名品が、なんとインディゴニットで作られるとは!!!!!
それなりに様々な服を見て来た私ですが、このアイテムには思わず「その手があったか!!!」と膝を打ちました!
まずヤラレたのはこの部分。
リーバイスのファーストにもセカンドにもないディテールである「Vステッチ」が、
なるほどガンジーセーターでも使用するガーター編みで表現されています!
もう私はこの時点で号泣しておりました!
だって、ガンジーセーターみたいに直線ではなく斜めですよ!
ニッターのおばあちゃんがかわいそうでしょ!(おばあちゃんっ子)
さらにはポケットまでが使用できるという・・・
この時点で私は失禁。(おばあちゃんゴメン)
背中のステッチもご覧の通り!
同じくガーター編みでステッチが表現されています。
またポケットと裾と袖口と前立ては、
モスステッチとかいったかな?よくわからないけど、Gジャンらしさはしっかり伝わってきますね!
そしてさっきから気になるのがボタン。
これはもうヴィンテージが好きな人しか反応しないディテールですね。
イギリスやアメリカ問わず、1930~1940年代に見られるチェンジボタンに使用される「足付きボタン」が!!!!!
もう私にとっては萌えポイントでございます!
しかも驚いたのが、このボタンはデッドストックではなく、現在もイギリスで作られているというのが素晴らしすぎる!
号泣、失禁ときたら、もうゲボかコウン漏らすしかないでしょう!どうする俺?
体中の穴という穴から色々出てきそうです!もはや限界でございます!
こんな、ライトハウスなんて名前なのに、、、、、(なんて言ったら水戸のライトハウス(老舗ライブハウス)に怒られます。)
しかし思えば、私こんな割とトラッド寄りの服が好きな癖に、
実は今までリーバイスのGジャンをちゃんと着たことが無いんです。自分でも不思議ですね。
過去に買おうと思ったのが1回だけ。
大学生の頃、メンノンか何かでどこかのブランドのレセプションでモデルさんが革ジャンとかテーラードジャケットの中にリーバイスサードを着てたのを見ました。
すげーカッコいいと思って自分でも試してみたのですが、太った俺が着るとそりゃもうおぞましいものでしたね。
それ以来すっかり熱は冷めました。
ですがもちろんGジャン自体は着ています。もちろん今も。
でもこれまで着てきた遍歴は、50年代のブラックシャンブレーのGジャンとか、
Leeのウエスターナーとかデニム生地ではなく異素材ばかり。
そして唯一デニム生地のGジャンで来たのは、60年代のラングラー11MJZですからね。
前がジッパーで背中にゴムがついてるキワモノ。
いかに私が歪んだ性格なのかがお分かりいただけるのではないでしょうか?
そして時は流れ、ついにリーバイスサードに袖を通す時が・・・来た・・・(インディゴニットだけど!)
ず~っとやりたかったリーバイスサード×ボタンダウンシャツ×ネクタイの鉄板コーディネート!
でもGジャンなのに子供っぽくならない!落ち着いてる!好きな感じです!
Shirt/INDIVIDUALIZED SHIRT (Cambridge oxford)
Tie/WORKERS (Wool tie)
Pants/hannes rother -private-
Sox/Corgi -private-
Shoes/J.Ml. Weston -private-
いや~大人になったね、俺も。
まだまだ着まくります!
Cap/POTEN (Corduroy baseball cap)
Cut&Sawn/WORKERS (AB Border L/S)
Pants/TENDER Co. (Type130)
Shoes/Russell Moccasin (Regatta boat shoe -triple vamp-)
もちろんアメカジにも!
でもインディゴニットの裏原ぽさも合わせたかったので、ELT的な太ボーダーです!
まだまだ着たい欲求が止まらない!
Cut&Sawn/Thousand Mile (Camp shirt)
Pants/M-47 Cargo Pants
Shoes/Guigi&Rosellini (Chukka boots)
今の気分を表すならこんな感じですかねー。
ベレーにハイネックという、珍しく流行を気にしちゃったりして。
まだまだコーディネートの可能性が広がりますが、ひとまずこんなところです。
もちろん、以前diariesでも取り扱っていたインバーアランのカーディガンも着ています。
ただ、このGジャンいや正式名称トラッカージャケットの良い所は、
きつく編まれて割と薄手なので、中間着としても機能するところです。
インバーアランは厚いので上に何か羽織るのは困難ですから。
なので、もし痩せることができたら、いつかの革ジャン×Gジャンまたはジャケット×Gジャンもやってみたいものです。
それではまた。
お店で会いましょう。