TENDER Co.(テンダー)のSiding Boots | セレクトショップ DIARIES ダイアリーズ

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ダイアリーズの
今日は何の日？

今日は「メンズバレンタインデー」だそうです。

なんと！今日から付き合いだすと、
X’masが100日記念日
バレンタインが５ヶ月記念日
ホワイトデーが半年記念日
になるんだと！
告るんなら今日のうちに！！！

珍しくメルヘンチックな話題で始まりましたダイアリーズです！

ちなみにメルヘンって言葉は英語ではなくドイツ語が語源です！
カタカナ表記ではメールヒェン。ミヒャエル・エンデで知りました！
同義語はフランス語でコント、英語でフェアリーテイルだそうです！
恋は最後のフェアリーテール！

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ！

【ブランド】TENDER Co.(テンダー)

【アイテム】Siding Boots

【価格】￥73,500-（税込）

【コメント】
連休初日なんで、景気付けに一発いきますよ！
かなり久々の入荷になります！TENDERのブーツ！今季は新作のチャッカブーツです！

美しい・・・
TENDERお得意のヌメ革ですが、これほどまでに美しいチャッカブーツは見たことありません。
もちろんテンダーなので武骨さは残しつつ、見事な曲線を描きながら完成されたフォルムだと思います。

上から見るとこのように平べったい作りで、ワイズも広く指もニギニギできるので楽ちんです。
また、私もウイリアムレノンのローカットを履いてますが、
やっぱりトリプルソールで重いので、チャッカくらい丈があって足首でホールドされた方が、歩き易いのかなーって思います。
ブーツだと、革が硬くて最初は大変だし、脱ぎ履きしづらいので、チャッカはやっぱり実用的ですね。

とはいえ、この辺は個人の好みでいいと思います。どれが一番良いとは言えません。

このブーツもそうでした。

実は展示会後、何人かのお客様には写真でご覧いただいたんですが、けっこう賛否両論だったんです。
どっぷりテンダーファンの方にとっては、ゴツさが足りないと。

ですが、個人的にはこのバランスがいいと思います。
テンダーの○○という言葉を抜きにして、フラットな目線で見ると素晴らしい出来栄え。

また、テンダーのブーツも２年前は最高にゴツいブーツでしたが、昨年はクレープソールでした。
さすがに私もクレープソールの時は、ちょっとテンダーにしては・・・と同じことを思いましたが、
一旦ソフトに振れたことで、上手い具合にバランスが取れ、このブーツができたんだと思います。

そんなわけで、TENDER史上最も履きやすいブーツかな？

史上！と言ってもそんなに歴史が古いわけでもないんですが、
脱ぎ履きのし易さといった機能性、合わせやすさといった汎用性があり、
トリプルソールや独特のレザーを使ったTENDERらしさも発揮されています。
テンダーのデニムにはもちろん合いますが、ヨーロピアンワークのアイテムとも相性が良いと思います。
YARMO、HERVIER PRODUCTIONS、MARCEAUあたりに合わせるとカッコいいんじゃないかな～！

アウトソールは、お得意のラピッドスクリューマシンで縫い付けれらた、強度を誇るレザーソール。

レザーソールのくせに、全然減らない。

ちなみにこんな感じで作られています。

テンダーの革は、ローマ時代から続くやり方と同じ方法で、オークやアカシアの樹液でなめされています。
それはピット製法と呼ばれ、18カ月もの間ピットを移してその樹液に浸されます。
ちなみに革なめしの本場であるイタリアでも、ピット製法は5000社あるタンナーの内3社しかやってないそうです。
それくらい面倒で手間暇かかる製法なんでしょうね。
そしてなめされた後は、魚油や羊脂を塗り込んでいき、最後は手作業でブラッシングされ出来上がりとなります。