ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「進化の日」だそうです。
先日、DVDでイミテーションゲームという映画を見ました。
感想は置いといて、チューリングマシンというコンピューターの元になった物の存在を初めて知りましたね。
チューリングマシンが誕生したのは、ドイツの暗号・エニグマを解読するため。
そういえばインターネットも、元々は軍事用でした。
洋服の様々なディテールも、戦争により進化したものがたくさんあります。
戦争を肯定するわけではありませんが、なんか人類のDNAに戦争が組み込まれてたらどうしようと思いますね。
まあそんなわけで、本日ご紹介するアイテムも、元々は戦争から生まれた服・トレンチコート。
平和を願いつつ、ご紹介させていただきます。
ドウゾ!
【ブランド】Honnete(オネット)
【アイテム】Oversize Trench Coat
【価格】¥48,600-(税込)
【コメント】
本日はユニセックスアイテムのご紹介です。
毎シーズン気になるトレンチコート。
ウチの店もそれなりにこだわっているお店なので、定番中の定番であるトレンチコートをセレクトするのは、骨が折れます。
しかも、良いと思ったやつは大体高い!
ディテールにもこだわるし、素材もたくさん使うし、高級感を持たせたいしと考えると、
ざっくり10万~20万の間で迷うようになります。なんじゃそりゃ?
そう考えると、これまたリアルな服ではなくなってしまうんです。俺にとってはね。
ちなみに俺が持ってるトレンチコートなんて、ナイロンですからね。
軽さと防風・防水性を考えた結果、ナイロンで十分じゃんという結論に至りました。
そんな経緯もありまして、軽く羽織れるトレンチをいつも探しております。
でも決して手を抜いてない物を。
ですが、このトレンチコートの印象は、まったく異質な物でした。
襟の形などはトレンチのそれなのですが、ディテールが一切取り払われている。
これはただ手を抜いたわけではないというのはすぐに分かります。
このフックボタンを見ても分かる通り、ミニマムを追求したトレンチコート。
そしてそれを着てみると、
まるでローブのよう。
ウエストベルトも、そもそもトレンチコートでも留めないで結ぶ方がカッコいいですからね。
こちらは初めからバックルすら付いていません。
トレンチコートは春先も着られますが、
そんな時は、後ろでベルトを結んであげれば、スタイリッシュに。
またトレンチコート自体も、女性の間では割と流行りのアイテムのように見受けられるのですが、
「ベージュのトレンチ」というだけで、なかなか人との差別化を図りにくいアイテムであることも事実。
だからこそ、このトレンチらしくないトレンチコートは、人と違うスタイルを楽しめるばかりか、
コーディネートもしやすく、非常に優れたアイテムだと思います。
もちろんデザインだけでなく、着心地も良いですね。
もともと商品名が「オーバーサイズトレンチ」というだけあって、肩を落としてゆったり着る服なのですが、
さらに背中にプリーツを設けて、全くストレスを感じさせません。
さらに、このオーバーサイズの抜け感を演出してくれるのが素材。
素材は綿×麻で、さらにファブリックダイをかけ、初めから使い込んだ雰囲気に仕上がっています。
生地も柔らかく、着た瞬間からその人になじみます。
この素材のお蔭で、ローブっぽい雰囲気が出てますね。
合わせる服や、着こなし次第で、野暮ったくもキレイ目にもどちらにも合わせられるコートです。
ぜひオシャレを楽しみたい方に着てほしいですね。
それではまた。お店で会いましょう。