※4/25(木)・5/2(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。（割と19時まではいます。お電話いただければ！）
※6月にOLD TOWNのオーダー会、7月にアンティークウォッチフェアがあります！
※前回オーダーいただいているお客様へ。1月のOLD TOWNの納品は5月頃、昨年12月のLOUNGE ACTの納品は6月頃を予定してます。
※「須藤玲子：NUNOの布づくり」を勝手に応援！チケットの半券提示で全品5％オフセール開催中！詳しくは3/31のブログで！
※4/27～5/6の間、LOUNGE ACTの2024年秋冬オーダー会を開催します！
LOUNGE ACT ORDER FAIR 2024FW
期間：2024/4/27(土)-5/6(月)
時間：12:00-18:00
場所：DIARIES
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LOUNGE ACTの2024年秋冬コレクションのオーダー会を開催致します。
2021年の春に取り扱いを開始して以来、その圧倒的な技術と素材選びで、DIARIESでも着実にファンを増やし続けているLOUNGE ACT。
お好きな型と生地の組み合わせで、自分だけの1着が作れます。
新たに秋冬向けの素材やモデルも増え、また前回ご好評頂いた、1点物の生地も、引き続きオーダー可能です。（納品は11月～1月となります）
是非ともこの機会にジャケットやコートなどにも袖を通していただき、テーラーの深淵を体感してください。
ダイアリーズの今日は何の日？
今日は「植物学の日」だそうです。
いよいよ今週末からはLOUNGE ACTのオーダー会！
本日、無事にオーダーサンプルも届き一安心。
回を重ねるごとに「何をどこまでできるか？」みたいなところが分かってきたので、提案するレベルも上がってるとは思います。
ということは、僕だけでなくお客様の要望も上がってるんですよね。
前回なんかは、今までLOUNGE ACTのラインナップでは見たことない半袖シャツのオーダーがあったりなど。
あと、なんだかんだで着丈や袖丈の微調整も行っていますので、お気軽にご相談ください。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ！
【ブランド】Le Travailleur Gallice（ル・トラヴァイユール・ガリス）
【アイテム】Le Veston
【価格】￥30,800‐
【コメント】
いや～つらいつらい！入荷が多くてやばいのなんのって！それもこれもガリスのせい！！！笑
何でかって言うと、先日ご紹介したソルトアンドペッパー生地のフランス製METISで作られたジャケット・ベスト・パンツがあったでしょ？
本来であれば2023年の9月に届く予定だったもの。それが今年の2月になったんです。
そして本日ご紹介するガリスは、本当は2023年の3月に届く予定だったものなんです。
ということは？昨年1年分のアイテムがドサーーーーーっと今季に届いてしまったというわけ！
でもね～、わざわざ別注で作ってもらってるので、断るわけにもいかないんです。困った時はお互い様ですからね。
それにDIARIESでセレクトしてる服は、トレンドとは無縁ですからね、いつ何時でも着られる服だと思ってますので。
なので予算とスペースに限りがなければ、いくら在庫があってもいいのですが、
あいにくながら弱小DIARIESはもろもろ限界セレクトショップなので、だいぶ新作が渋滞してます。
そこにきてLOUNGE ACTのオーダー会で店内は圧迫されてしまうので、GWは物量MAXでお客様をお迎えする予定。
きっと楽しんでいただけると思います。
と、前置きは長くなりましたが、詳しく見ていきましょう。
こちらはDIARIES別注した、アイリッシュリネン素材のフレンチワークジャケットです。
しかもリネンは、あのSpence Bryson（スペンスブライソン）社のもの！
1885年にJohn Bell BrysonとThomas Henry Spenceにより、北アイルランドのポータダウンという街で創業された高級生地メーカーの老舗なんです。
アイリッシュリネンといったら、真っ先に名前が上がる生地メーカー。
イギリスのコットン生地で例えると、ブリスベンモス的な立ち位置ですかね！間違いないやつです。
そして実は、現在のアイリッシュリネンの殆どはフランスのリネンを使用しており、それをアイルランドで紡績しています。
なのでアイリッシュリネンを作るアイルランドの強みは、紡績にあると言ってもいいでしょう。
ということは、今回別注したジャケットは、おそらく100％に近いフランス製ということになります。
というのは小話程度でおいといて、本題はなぜリネンにしたか？
それはもう暑いからですよね！！！！！
いかにこれからの季節を楽しくオシャレに乗り切るか。
もう既に毎日20度を越えそうな毎日だけど、それでも朝夕は長袖が必要だし、
毎日シャツやカーディガンだけではなんかテンション上がらないですよね。服好きは。
それで今回（といっても2022年の話なんですけど）、スペンスブライソンのリネンが使えるということで、
結構厚い時期でも着ることができるジャケットを製作してもらいました。
ちなみにどれくらいの生地かというと、Berjacのリネン100％M‐47より薄く、James Mortimerのリネンシャツより少し厚いくらいです。
アイリッシュリネンなので、最初はパリッとして光沢があり、着用を繰り返すことで柔らかくなっていくのは同じですね。
早速買って洗ってみたところ、縮率は1％程度。1㎝前後しか縮みはなくて安心です。
そしてそのスペンスブライソンのアイリッシュリネンを、ガリスのジャケットの方に落とし込みました。
カバーオール（Veste）ではなく、テーラードタイプ（Veston）の方です。
なぜかというと、このモデルの方がカバーオールタイプに比べると、着丈が短くて横幅もゆったりしてるから。
つまり、とことん涼しく着られるようにしたわけです！
とはいえガリスなので、Vヘムポケット等のフレンチヴィンテージテイストはそのままに。
エルボーパッチ付きの袖は、カフが開くようになってるので、袖まくりができるのがいいですね～！
通常の筒袖だとそうはいきませんからね。
というわけで、暑い季節に向けてとても機能的なジャケットが出来上がってしまいました！
着て見るとこんな感じです。
身長178㎝、体重85㎏の私でサイズ5（XL相当）を着用。
2つボタン1つ掛けのバランスもいいと思います！
既に肘の内側が波打ってるので、アタリが出てきたらいい雰囲気になりそうな予感！！！
これからの時期は、インナーはTシャツでOKですね！
AUBERGEやcomm.arch.のTシャツがお勧めです。
納期や先の価格が読めないこともあり、こういった別注物は難しくなってます。
お早めにご検討いただけますと幸いです。
それではまた。お店で会いましょう。