1ST PAT-RN(ファーストパターン)のTrek

日時:5/19(土)~5/27(日)12:00~20:00

Brand Concept:KUON(クオン)は日本語の「久遠」、「遠い過去または未来」「永遠」に由来しています。

世界中に存在する古着や古布の持つ歴史や文化を取り入れながらも、

その枠に捉われず、時代が巡っても変わらない、

理屈抜きのシンプルなカッコよさを追求することをブランドの真髄としています。

新しいものは古くなるけれど

美しいものはいつまでも美しい

Designer:石橋真一郎(Shinichiro Ishibashi)

丸の内の老舗テーラーにて修行後、

パリコレクションブランドのパタンナーとして入社、

2014年独立し、フリーパタンナーとして数々のブランドを手がける。

2016S/SよりKUONのデザイナーに就任。

 

 

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ル・マンの日」だそうです。

一気に来ました!!!つくばロックフェス!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そろそろチケットも売れ始めるころかな?

今んとこ、個人的には1日目か2日目が濃厚です。

 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】1ST PAT-RN(ファーストパターン)

【アイテム】Trek

【価格】¥58,320-(税込)

【コメント】

ああ・・・と、ため息が出るほどのパンツです。

何度も言いますが衝撃を受けます。

しかし、前回ご紹介したインディゴのジャケットとは衝撃の質が違います。

インディゴジャケットの紹介の時には、「セイジクロキやフィルソンイタリーコレクション以来の衝撃を受けたドレスワーク」と綴りました。

いずれにせよ、トラディショナルやクラシックを踏襲しつつ現代的な服として新しく生まれ変わったジャケットになります。

 

しかし、今回のアプローチは全く異なります。

今までに見たことのない素材を使用したグルカパンツ。

最先端とクラシック、ミリタリーという非日常性を帯びたディテールを持ちつつデイリーウェア(日常)としての圧倒的な存在感。

 

個人的には、この圧倒的=プレッシャーを約20年前にも感じたことがある。

その服とは、STONE ISLANDまたはC.P.COMPANY。

そしてそれらの歴史を刻んできた、Massimo Osti(マッシモオスティ)とPaul Harvey(ポール・ハーベイ)。

まあこの2人に関しては説明すると長くなるので、ご興味のある方はご自身でお調べいただきたいのですが、

特にマッシモオスティに関していえば、現代の服作りの神に例えられるなど、伝説の人になってます。

ざっくり言うと、マッシモオスティとマルタンマルジェラの2人だけで、現代の服はほとんど説明できるのではないか?

なんてそれっぽいこと言ってみた!www

 

その文脈で言えば、すでにマッシモオスティがやってたよと思う方もいらっしゃるかもしれません。

いいえ違います。

本日ご紹介するパンツは、先日のインディゴジャケットとはまた正反対の性質を持っていると思います。

それが1人のデザイナーから生まれるということが凄いことなのであります。

 

奇しくも、このファーストパターンもマッシモオスティも、それぞれフォッリーナとボローニャというイタリア北部の街を拠点としています。

何でですかね?

 

そんなわけで、次々と革新的な素材を組み合わせ新たなデザインが生まれてくるイタリアから、

これまで味わってきた興奮を1ST PAT-RNを通してまた味わえるのではないかと、勝手に期待しているわけです!!!

しかもまだほとんど日本国内で出回ってないしね!

ブランドの黎明期からピークに至るまでを体感できる、またとないチャンスでもあると思いますよ!

 

 

すいません。前置きが長くなってしまいましたね。

それでは詳しく見ていきましょう。

TREK(トレック)と名付けられたこちらのパンツ。

実はトレックと言っても山を登る意味でのトレッキングではなく、「長い旅行」を表しています。

つまり、旅の間ずっと履いていられることを想定して作られたパンツ。

 

ご覧の通りデザインは、もうみなさんご存じの「グルカパンツ」ですね。

2タックとウエスト部分のアジャスターが特徴でございます。

またグルカを採用したのは、その機能性からでしょう。

太もも周りにゆとりを持たせ、ググっとテーパード。

旅先でもそれなりのレストランなどに入れつつ、常に快適な着心地を実現してくれます。

さらにはまんまグルカではなく、動きやすいグルカパンツのエッセンスのみを取り入れ、

現代的なパンツとして仕上がっています。

例えばこの携帯ポケットとかね。

実はウエストのバックルも取外しができます。(あ、それはグルカも同じか。)

で、本題に入ります。

今回こちらのパンツをセレクトすることになった理由である、この素材。

その名もTACTICAL WOOL。

直訳すると戦術的毛織物。意訳するとスゴイウールです!!!

ファーストパターンが自信を持って送り出したこのタクティカルウールは、

All Weather=あらゆる天候に

All Purpose=あらゆる目的に

Water Repellent=防水

Breathable=通気性

Stain Resistant=防汚性

Wrinkle Free=シワにならない

という、通気性以外はウールからはとても考えられないような機能が備わっているんです!!!!!

昨年のスーピマコットンみたいなナイロンもすごかったのですが、

今度はリモンタナイロンみたいな高密度でサラサラなナイロンのような機能を持つウールという、逆のアプローチ!

濡れない・シワにならないサマーウールのパンツと考えれば、そのすごさを分かってもらえるでしょうか???

もちろん生地もイタリア製で、ミラノの西にあるビエッラという小さな町で作られているそうです。

しかも、この素材をどうやって作っているかは企業秘密っぽくて、Advanced Technology(進化した技術で)としか言われてません!

すげー!なんかすげー!(どうせ言っても分からないだろ?と思われてるかもしれないけど!ww)

ひとまず、「これ以上ない究極のトラウザーズ」というのは間違いないんじゃないかな~?

まだまだファーストパターンには、秘めたポテンシャルがありそうですけど、現時点ではてっぺんですよ、てっぺん。

究極を知りたい人にはオススメです。

 

早速ですが、着てみました。

Jacket/DAY ONE (Safari jacket)

Shirt/INDIVIDUALIZED SHIRTS (Cambridge oxford) ¥24,840-

Shoes/Sanders (Oxford shoes) ¥52,920-

タクティカルの名前が付くだけに、またベースがグルカだけに、こういったハンティングウェアやミリタリーウェアとの相性は間違いないですね。

 

次です。

Cardigan/GRP (Crispy knit cardigan) ¥29,160-

Polo/Glacon (Round collar polo) ¥18,360-

Bag/MINOTAUR×PORTER (Grain PC tote) ¥47,520-

Shoes/Sanders (oxford shoes) ¥52,920-

昨日ご紹介したクリエイターっぽいやつ!w

いやでも無駄を好まないクリエイティブな人が好きそうな素材です。スマート!(体型のことではなく)

 

次です。

Jacket/KUON (Sashiko) ¥57,240-

T-shirt/comm.arch. (Mr.Giza) ¥12,960-

Shoes/7CCR

こう見えて、ものすごくリラックスした着心地が素晴らしいです!

ちなみにサイズはMとLのみ。それぞれ34インチと36インチで、大き目な作りになってますね~。

俺みたいな暑がりにもオススメですよ!

 

 

それではまた。お店で会いましょう。