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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ミステリー記念日」だそうです。
今日ご紹介するのは、コレを着ればいつでもどこでも誰でもなんとかなっちゃう、ミステリーのようなシャツのご紹介。
まぁ、見た目はなんてことないただのシャツなんですけど、
そんじょそこらのシャツじゃないんだぜ!っていう所を、ミステリーの種明かしのように解説します!
コチラ!
これは先シーズンも入荷しましたが、さらにもう1色も!ブルー!
半年ぶりなので、改めて紹介させていただいてもいいですか?長いですけど・・・
【ブランド】INDIVIDUALIZED SHIRT(インディビジュアライズド・シャツ)
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1961年。アメリカのクラフツマンシップが多く残っていた時代
マンハッタンの対岸のニュージャージー州。今もヨーロッパの風景を残す小さな町アンボイで、
インディビジュアライズドシャツ社はカスタムメイド(オーダーメイド)の専門ファクトリーとして創業しました。
歴史は50年ほどで老舗シャツメーカーというには若いメーカーですが、
1枚のシャツへのこだわりは創業以来一貫しており、
特にカスタムメイドシャツの分野では現在もアメリカ国内シェア1位を誇っております。
2003年まで、BD(ボタンダウン)シャツ(ポロカラーシャツ)の原点を作り上げた
BROOKS BROTHERSのカスタムシャツ部門を全て任され、
(2003年BROOKS BROTHERS USAが外資に買収され契約関係を終了したため。)
現在もNYの最高級百貨店 BERGDORF GOODMAN、
アランフラッサー氏の直営店もあるSAKS FIFTH AVENUE等、
全米の高級紳士服専門店のカスタムシャツを手がけ、
また顧客リストの中には、ブッシュ氏も含む歴代大統領やハリウッドスター、
スポーツ選手などのセレブリティーが名を連ねています。
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【アイテム】Cambridge Oxford B/D Long-sleeve Shirt
【価格】¥18,690-(税込)
【コメント】
入荷が大幅に遅れてやっとこさっとこ届きました、定番のインディビのシャツ。
この辺のアバウトさは、大手メーカーといえどアメリカらしいです。これだからインポートは怖いです。
ですが、さすがにこのブランドのシャツ以上の物は他には無い為、これをセレクトする以外ないんですね。
チョー詳しい内容は、【以前ご紹介したブログ】をご覧になっていただくとして、
「ディテール」
やはり特筆すべき部分は、この襟と
このコンストラクションヨークというショルダー部分の縫い目。
襟は、ブルックスブラザーズのボタンダウンシャツを作り続けたという裏付けのある技術により。
そしてまたボタンダウンの襟のロール感、BAND(台襟)のスクエアーラインのデザインは、
他のシャツメーカーでは、この価格でこのクオリティは決して真似の出来ない傑作と言えます。
実際、このコンストラクションヨークという、縫い目が隠れているステッチは、
インディビと他には、イタリアシャツの帝王と言われるルイジ・ボレリでしか見たことありません。
ルイジ・ボレリといえば、3~4万が相場です。
「シルエット」
今回は先シーズンと同じく、スタンダードフィットという日本人に最も適したシルエットを選びました。
インディビのシャツのシルエットには、Standard fitとClassic fitとSlim fitの3種類があります。
実際、自分みたいなブーデーはクラシックフィットでもいいんですけど、
うちのお客様だと、うらやましいことに皆スタイルがよく、スタンダードフィットがオススメだと思いました。
また、スリムフィットというものがありますが、さすがにそれは細すぎ。着られる人が限られます。
「生地」
今季もCambridge Oxfordという生地を選びました。
インディビは生地にも3種類あって、Cambridge/Regatta/Great Americanとあります。
違いは番手(糸の太さ)。ということは生地の厚みになります。
Cambridgeはその中でも薄い方になり、とても着やすい素材です。
アメリカンオックスフォードシャツらしいザラザラしたシャツが好みの方はグレートアメリカンでもいいですが、
乾燥したアメリカの大地ではなく、湿度の高い日本ではケンブリッジかレガッタの方がいいと思います。
もともとオックスフォードという素材は、織り目に隙間があることで風が通り、通気性が良いこと。
生地に凹凸があるので、汗をかいても肌に貼りつきにくい。
など、ドライな肌触りが特徴ですが、あまりに生地が厚いと、その特性が失われてしまうと思います。
「コーディネート」
で、さっそくですがブルーを着てみました。
インディビのシャツに、501シルエットのデニム、そしてU.S.Navyサービスシューズ(又はALDEN)。
この3点セットの着こなしは、1つの完成されたスタイルだと思います。
※USNAVYのサービスシューズの件で、後日嬉しいお知らせがあります!お楽しみに!
洗いざらしのオックスフォードシャツにデニム。そして丸っこいレザーシューズ。
どこに出しても恥ずかしくない恰好ながら、程良いカジュアル感。もうどこにでも行けます。
とはいえ、いつもこんな恰好では物足りないので、プラスしてみると、、、
例えば、ジョンスメドレーのコットンニットVネックカーディガン。
インディビとスメドレーとオールデンの組み合わせは、これもOne of perfect style!
着心地、シルエット、品格と全てにおいてつけ入るスキがありません!
今ならこれくらいの重ね着がイイネ!
先日のセントジェームスニットにも、、、
さっきのアイテムでは、1度に買いそろえられるものではないため、このコーディネートがリアルかも。。。
ボタンダウンシャツにVネックでは、学校の制服みたいになってしまう為、ストールをプラス。
大人の小物使いです。
カジュアルをベースにドレスアップも
フィルソンのベストに、同じくフィルソンのジャケットを羽織って、3ピース風にしてみました。
いい感じのチーフとかあったら、胸ポケットに入れたかったですね。
冬になったらやっぱりダウンジャケット。
ダウンジャケットやマウンテンパーカーなど、ナイロン系のアウターを着てもスポーティにならず様になってしまう。
こりゃ~すげ~わ。もう合わない服なんてないんじゃないの?っていうくらい。
是非、一生に一度は手に入れてほしいシャツなんです。
そうそう。ちなみに、このINDIVIDUALIZED SHIRTですが、ブランド説明にある通り1961年創業。
てことは、今年でなんと50周年を迎えるわけです!おめでとう!パチパチ!
というわけで、今年発売のインディビのシャツのブランドタグには、、、
ゴールドでCelebrating 50 yearsの刺繍がしてありますよ!
これを機にドウゾ!
こういうベーシックで飽きないで長く着られる(もちろん素材も縫製も丈夫だから)シャツは、
せっかくなら良い物を持っておきたい。
「細部に神は宿る」というミース・ファン・デル・ローエの言葉にあるように、
シンプルでベーシックなアイテムほど、細部までこだわった完成度の高い物をお勧めしたいんです。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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