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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「東急の日」だそうです。
東急といえば目蒲線。。。いや東横線。
東京にいるころは、オシャレすぎる東横線沿いには住めなかった!
俺にはやっぱり小田急線が似合ってたね!常磐線に近い感覚があるよ、うん。
止まらぬ常磐線 やっぱりデンパーセン
今日も性懲りもなく、デッドストック商品が入荷してきたので、ご紹介させていただきます。
コチラ!
【アイテム】U.S.Navy oxford shoes(60’s~70’s Dead stock)
【価格】¥26,040-(税込)
【コメント】
まさかの再入荷です。。。と言いたいところですが、今回は初めての入荷になります。
というのは前回の入荷までは、1980年代から90年前半までのオックスフォードシューズなんですが、
今回入荷してきたものは、1960年代から70年代前半までの物になります。
先日の展示会で商談中、いつもオックスフォードシューズを送っていただいてるメーカーさんから携帯に直電。
そんなことは珍しく、何事かと思いつつ電話に出ると「山口さん!白箱が見つかりました!」と興奮気味。
「白箱って?」と聞き返す俺。どうやら、80年代以降のは茶色い箱らしく、それ以前のものは白い箱らしいんです。
ちなみにこれが白箱
別にどーってことないタダの箱です。ちなみに上の箱は茶色ではなく、日焼けです。
それで「どーしますか?」と聞かれたので、俺は若干食い気味に「全部送ってください!」と即答。
サイズも8ハーフのEワイズが多めという、いわゆるゴールデンサイズです。
それにしても、まさかまさかのオックスフォードシューズの入荷。
確か俺、前回入荷時のブログで、もう見つかりませんよ!くらいのこと書いてた気がしますが、お恥ずかしい。
でもね!これ本当にレアなんです!
前回と同じ年代の物だったら、さすがに考えます。
これ以上値上がりして欲しくないし。これ以上同じの履いてる人が増えるのも嫌なので。
ですが、単純に自分が欲しいのと、お店にも今ドレスシューズにも使えるシューズが無いことを考慮して、仕入れることにしました。
前置きが長くなり申し訳ございません。
早速ディテールを見ていくとしましょう。
今までのオックスフォードシューズと最大の違いは、アウトソール。
1970年代前半までは革底なんです!
革靴好きにはたまりませんね。実用的には絶対ラバーソールの方がいいんですが、
革底が水を吸って、自分で踏みしめて、自分の足型に馴染んだ時の感触は最高のものがあります。
なにやら刻印も押されており、見てみると。
「NAVY-TYPE OXFORDS
MADE ON
SURPLUS UNITED STATES NAVY LASTS」
と書いてあります。
訳してみると、「アメリカ海軍のサープラス物(民間放出品)のオックスフォードシューズ(短靴)だよHAHAHA!」と書いてあるみたいです。
ちなみに、1足だけメーカーの名前が書いてあるやつを見つけました。
先程の刻印プラス「BY DIXONFORD SHOE CO.INC.」と書いてあります。
このディクソンフォードという会社、グーグルクロームを駆使して検索してみても、全く見つかりません。
もうとっくの昔に無くなってしまった靴メーカーなんでしょうね。
そんなロマンを抱きつつ・・・
先程サープラス物(民間放出品)と書きましたが、さらにそれを裏付けるディテールがありました。
前回入荷時までは、その靴が作られた年代が記されてましたが、今回の靴には・・・
それが記されておりません。
恐らく、製造年を明記するのは軍の規則だったのでしょうか。
それがサープラスとなったため、サイズと素材と木型?が書かれた、普通の革靴の表記となってます。
まだまだあります。この年代だからこそのディテール。
内側のヒール部分には、
「GENUINE GOODYEAR WELT」=本物のグッドイヤーウェルト製法ですよ~と、誇らしげに金の刻印で。
外側のヒール部分も、なんかちょっと違ってます。
なんかオールデンとかよりちゃんとしてるんです。
ちなみに前回のオックスフォードシューズのかかと。
この上だけピロッと出っ張ったやつ。オールデンも一緒ですが、なんか今回のは凝ってますね。
靴紐も違いました。
平ヒモです。
ちょうど自分が持ってるオックスフォードシューズを、平ヒモにしてもいいかな~って思ってたんで、
ますますこっちも欲しくなりました。
タン(ベロ)の裏側には、、、
白いフェルトが貼ってあって、紐を締めても痛くありません。
さらに、今までのに比べちょっと甲が高い気もします。
ヒールは古い靴にはおなじみのコチラ。
古着屋で見る古い靴にはだいたい付いてるバルカン。
ラストも見てみますか。
前回のと比べると、ちょっと先がとがってますかね?ドレスに近くなってるような気がします。
こうやってくらべてみると、右の方はオールデンのバリーラストに見えますね。
左の形は、前回入荷時に混ざってたWOLVALINE(ウルヴァリン)のラストにそっくりだと思います。
試着してみたんですが、紐を締めると程良く土踏まずを刺激してくれます。
この感触は、、、そう、オールデンのモディファイドラストに似てました!
あとレザーの質感を見てみると、今回のはガラスコーティングが薄いような気がします。
これは、まだ作った頃は技術力が無かったせいでしょうか?
触ってみると柔らかくて本来の革に近い感じ。
前回のはラバーソールだし、ガラスコーティングもしっかり乗ってるんで、雨の日もガシガシ履けますが、
こっちはさすがに大事に履いて行きたいです。
使用目的は一緒なので、どっちが良いとか優劣はありませんが、
やっぱり自分は新品もヴィンテージも好きなんで、そそられちゃいました。
価格的には相場通りになってしまい、高くもなく安くもなく、絶対買った方がいいよ!とは言えませんが、
ドレスシューズを欲しいって方にはオススメしたいです。もちろんヴィンテージ好きの方にも。
先程、お店にドレスに使える靴が無いと書きましたが、一応探してはいました。
ですが、3万円以下で買える本格的なグッドイヤーの革靴はありませんでしたので。
4万円出せば、LoakeとかCheaneyとか。
ちなみに自分がサラリーマンの時は、予算4万円以内でスコッチグレインを履いてましたが、
このサービスシューズを見つけてたら間違いなく買ってたと思います。
レッドウイングのポストマンは履いてましたけど。。。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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