※3/11(水)・3/12(木)・3/19(木)・3/25(水)・3/26(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
※今後のイベント日程と納品予定は以下。
LOUNGE ACTのオーダー会は5/23~5/31に開催致します。(既にオーダーいただいている方の製品は、4月末までに納品の予定で進行中です。)
OLD TOWNのオーダー会は、7月上旬予定です。
昨年の7月にオーダーいただいた1ST PAT-RNは、3月中に届く予定です。
今年の1月にオーダーいただいたOLD TOWNは、GW前後に届く予定です。
今年の2月にオーダーいただいた1ST PAT-RNは、9~10月頃に届く予定です。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「弟の日」だそうです。
北野武の2000年公開の映画といえば「BROTHER」ですが、フランスでは「ANIKI(アニキ)」という名前で公開されました。
BROTHERではなくANIKIの方のプリントTシャツがあったら欲しいんですけど、もう時すでに遅しですかね~?
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!


【ブランド】Handwerker(ハンドベーカー)
【アイテム】Wide Trousers
【価格】¥29,700‐
【コメント】
今季も届いております!
日本が世界に誇る綿織物と思っている備前壱号を使用したワイドパンツ!
すっかり定番になりまして良かった良かったと思ったのもつかの間、
なんと26年秋冬ではこの生地を使ったワイドパンツは一旦お休みしてしまうので、
気になる方はできれば今の内にお試しいただきたいと思います!
それでは早速ですがご覧いただきましょう!

といっても写真ではなかなか伝わらないのですが、日本が誇る明治生まれの伝説の生地とでも言っておきましょうか。
名前を「備前壱号」と言います。究極の平織り生地の一つだと思っています。
備前壱号は、今から100年前の明治時代に、学生服用に開発された綿100%のキャンバス生地であり、毎日の着用に耐えうる非常に丈夫な生地です。
ヨコ糸を限界まで入れる高密度設計、また低速で織機を動かしながらでないと作れず、
さらには原料の綿からにじみ出る油で、火事になりそうなこともあるなど、非常に生産に手間のかかる生地であるため、いつしか作られなくなってしまいました。
しかし、それを見事復活させたのは、株式会社タケヤリ。
タケヤリは明治21年にこの地に創業し、時代の移り変わりと共に、帆船の帆、トラックの幌、
ワークウエア、トートバッグなど、時代に合わせて帆布を作り続けて来た帆布専門のメーカーです。
しかしそのタケヤリも2022年に廃業。現在では、同じ倉敷にある丸進工業が備前壱号の製造を受け継いでいます。
今回使用している備前壱号の特徴としては、レピア織機を使用していること。
ヨコ糸にコーマ糸という少し光沢感のある糸を使用していること。
また織り上げる際は無糊で織られており、打ち込みがよいことが特徴(打ち込み本数が多い)です。
さらに晒し加工を施し、生成りの色を残したまま洗い晒しの風合いを出しています。
高密度のおかげで、帆布というザラザラしたイメージからは遠く離れた、非常にサラサラした肌触りが特長です。
また着て洗ってを繰り返すほどに馴染んでいく様は、帆布らしい質感とも言えます。
という生地になります。
実は私も初めて備前壱号を手にしたのは、2021年春夏のcomm.arch.のパンツでした。

これがもう素晴らしい肌触りでしてね、さらに育てるのが楽しくて穿きまくっています。

ガシガシ穿いて適当に洗ってを繰り返し、硬さは取れてくるけどコシは残っています。
見た目もこの通り、細かい毛羽立ちがサラサラとして肌触りになり、見た目の表情もまるでレザーのシボのような細かい凹凸。
この時、備前壱号をDIARIESでも定番アイテムにしたいと思ったのですが、comm.arch.ではその後使われることはありませんでした。
今にして思えば備前壱号を作っていた㈱タケヤリは倒産してしまったのでしょう。
それを知らず、備前壱号を継続的に使っているブランドは無いものか?と探している内に、僕はHandwerkerの存在を知りました。
するとたまたま同じタイミングで、Handwerkerから新規お取引の案内が送られてきたのです。
なんという偶然か。
すぐさまアポを取り、展示会に訪れた時に聞いたのが、「備前壱号は今は作られていないが、復活に向けて動いている」という情報でした。
あれから3年。
やっと相見えることができました!!!!!

復活した備前壱号!(左が私物で、右が商品です)
店頭に私物の備前壱号を置いてあるので、触ってご覧いただけます!
ワシワシと生地を触ってみれば文明開化の音がしますよ!!!

Handwerkerの展示会でも、備前壱号の生機が飾ってあります。その存在感は、もはやアート。

綿そのものの油分が絞り出されてしまうくらい高密度なヨコ糸もすごいですが、

タテ糸の量もエゲツないんじゃないの!?!?!?
そんな備前壱号で作られた、定番のワイドトラウザーズ。

お尻が大きく見えてしまうワイドパンツの難点を改良して、横からのシルエットにこだわって作ったパンツ。
股上は深めで腰回りのフィットが良く、またご覧の通りサイドシームは湾曲しており、太いだけのパンツではございません。
太目のパンツにチャレンジしてみたい方に、是非ともお勧めしたいパンツです。
また、小柄な方もちゃんと穿きこなせるワイドパンツというのも。
みんなビックリするんですよね、腰回りのフィットの良さと、自分でもワイドパンツを穿きこなせるんだということに!!!

前から見るとワンタックトラウザーズのようなスッキリした印象。
しかし後ろから見ると、バックルバックとステッチワークの効いたワークウェアのようなディテールが特徴です。

このバックルバックに、四角く大きいポケット。直線的なカッティングが多いのが好みです!
ちなみにウエストの紙タグは、付けたままでも取り外してもOKです。

この素材、ジーンズのウエストについているアレと同じ素材です。いわゆる「紙パッチ」ってやつ。
なので、付けたまま着て洗ってを繰り返し、だんだん摩耗してきてプリントが落ち、経年変化を楽しむのも良し。
職場で穿く予定がある方は、ちょっとコレが付いているとカジュアルすぎるかな?という時には、糸キリハサミで生地を傷めないように取り外してください。

チャコールは、ガシガシ穿いて経年変化を楽しんで欲しいです。
ちなみにこちらのパンツは、サイズがあえば男性が着用してもOKです。
少しでも長く続いてほしい備前壱号。
手にすれば、長い時間を共にするパンツだと思います。
それではまた、お店で会いましょう。
