Daily Wardrobe Industry(デイリーワードローブインダストリー)のField Jacket

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「ウインクの日」だそうです。

五郎丸!

元気が出る言葉。五郎丸っ!

たけしが「ダンカン」って言う感じで「五郎丸コノヤロウ!」

て感じで、最近はストレスを発散してます。

五郎丸さんゴメンナサイ。

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

 

DWI france jacket (1)

【ブランド】Daily Wardrobe Industry(デイリーワードローブインダストリー)

【アイテム】Field Jacket

【価格】¥34,560-(税込)

【コメント】

いつもデイリーワードローブインダストリーでは、パンツ・シャツ・カットソーしか用意してないdiariesですが、

今季は珍しくアウターが届いております!!!

 

キましたねコレは。

 

Daily Wardrobe Industryはベーシックウェアを得意としていますが、基本的にアメカジベースと考えています。

ただ、デザイナーさんがフランス大好きだと思うので、アメカジの土臭さがヨーロピアナイズドされることで中和され、

非常に上手いバランスで成り立っているのが好きなんです。

 

しかし今回ご紹介するアイテムは、思いっきりフランスに振り子が触れています。

それもそのはず、デザインのベースとなったのは1920年代のフレンチワークジャケットとのこと。

さらに縫製を、フランスの田舎(サントル地区のロワール川のほとり)にある古くからワークウェアを作っている工場にお願いしています。

つまり日本のブランドでありながら、完全にインポートウェアの雰囲気を持っているんです。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

DWI france jacket (3)

1920年代頃のジャケットということと、このVゾーンの狭さを見るに、サックコートがベースになっているのが分かります。

サックコートは1850年~1900年代初頭頃まで着られていた、ウエストに絞りがないジャケットのことです。

 

ボタンの配列も特徴的。

DWI france jacket (5)

ボタンが斜めに並んでいるのが分かりますでしょうか?

サックコートは動きやすいようAラインになっているので、裾が広がることを考えるとこの配列になるみたいです。

 

ただサックコートの着こなしとしては、トップボタンの1つ留めが基本ですね。

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Hat/Lock&Co. (Voyager) ¥52,920-

Knit/comm.arch. (Panel B.B. with Pocket) ¥21,600-

Pants/M-47 (Deadstock) ¥10,584-

Shoes/GUIDI&ROSELLINI (private)

 

トップボタンをキュッと留めて、太目のパンツを合わせましょう。

やはり野暮ったいフランス物を合わせたくなります。M47しかりグイディしかし。(ハットとニットは違うけど)

 

そしてもちろん普通のジャケットとしても着たいなって時は、ラペルの折り目を変えちゃってください。

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Shirt/INDIVIDUALIZED SHIRT (Small Gingham Check) ¥22,680-

Pants/WORKERS (Reversed Sateen Trousers) ¥16,200-

Shoes/White&co. (Derby) ¥42,984-

留めるボタンを1つ下げてVゾーンを広げれば、普通のジャケットとしても着ることができます。

 

作りも袖が前振りになっており、立体的でキレイなシルエット。

DWI france jacket (8)

よく見ると左側だけ後ろにもポケットが、

DWI france jacket (9)

これはデザイナーさんの遊び心らしいのですが、

DWI france jacket (6)

パッチポケットをそのまま後ろ身頃まで引っ張っています。

DWI france jacket (7)

このシンプルで大雑把なディテールは、ホントにヨーロッパのワークウェアにありそうなデザイン。

好きですねこういうの。

 

また今回は素材も素晴らしい。

DWI france jacket (2)

ベンタイル並みに高密度でハリがあるのに、うっすらと起毛しているんです。

桃の肌触りに似ているので、ピーチスキンなんて呼ばれる素材。

その起毛させた目的も、コーティング無しで撥水性を求めたものなので、ベンタイルに次ぐ素材と言えるでしょう。

 

ちなみにこの素材はというと、

DWI france jacket (4)

 

brisbane moss(ブリスベンモス)

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1858年にイギリスはイングランド・ウェストヨークシャー州にある
カルダーデル・トッドモーデンという町でで創業した生地メーカーです。
スーツ、アウター、ボトムス用、シャツ用などあらゆる用途に対応できる生地を作り続けています。
ブリスベン・モスはコーデュロイ、ベルベット、モールスキンといったファブリックを主力商品としており、
ドイツのニーディック(Niedieck)と並んで、それらのファブリックの名門メーカーとして知られ、
アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)、
バーバリー(BURBERRY)、バーブァー(Barbour)などの、そうそうたるブランドが同社の生地を使用しています。

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もうdiariesのお客様ならご存じですかね?

店頭でも「あ、ブリスベンモスの生地使ってる」って声が聞こえるのですが、

私の必殺トークが減るので困ります。

 

まあそんなわけでブリスベンモスの生地使ってフランスで縫製してとなれば、そりゃ完全にインポートだよね!

タグが付いてない状態でdiariesに並んでたら、

俺でも「お!?久々にHervier Productions(エルヴィエプロダクション)のジャケット入ってんじゃん!」って思うもん。

 

どうにもこのフレンチワークブルーには弱いので、俺も買おうかどうか迷ってるのですが、

それこそまだエルヴィエプロダクションのジャケットを着ているわけで、、、

DWI france jacket (10)

でもだいぶ味が出て来たから、買っちゃってもいいかな~って迷ってます!

DWI france jacket (12)

 

今日ご紹介したジャケットも、キレイ目に着たければドライクリーニングにしてもらう方がいいと思いますが、

綿100%なのでご自宅で洗濯も可能なので、俺みたいにガシガシ洗って味を出すのもいいですよ!

 

私も恐らく買っちゃうとは思いますが、エルヴィエ同様、あん時買っておけば良かったと思わないよう、

お早目にご検討いただくのをお勧めします。

こういうのはワンシーズンで終わる可能性が高いので。だって生産管理が大変でしょ。

それが分かってるから俺も今欲しいんです。

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それではまた。お店で会いましょう。