ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「牡蠣の日」だそうです。
好きです。生牡蠣。
実は先日、とある牡蠣の解禁イベントパーティーでDJをやらせてもらいました。
その牡蠣というのが「セカウマ」という名前。もう単純に世界で一番美味いから。
そのクオリティは先日の解禁日までに12年を擁したのですから、筆舌に尽くしがたいものがあります。
この牡蠣の事を知ったのは半年前。
知り合いづてでたどり着いた「カキペディア」(Click!)というサイトがありまして、
約10年の歳月をかけ、コツコツと1人で牡蠣についての情報をまとめたこのサイトに、思わず読み込んでしまいました。
ちょうどその頃、カキペディアを運営しているGENさんがクラウドファンディングを始めており、
支援させていただいたのがきっかけです。
そう、私ちょいちょいクラウドファンディングをチェックしておりまして、
いや別に自分が何かを立ち上げようというわけではないんですけどね、単純に面白いんですよ。
というよりも、まがりなりにも私も事業を起こした身ですので、クラウドファンディングのプレゼンには
起業に関して共感できるのもあれば、TEDみたいに勉強にもなるんです。
また、お店というのは、お客様の支援があって成り立つと思っています。
お金を払って物を渡すだけではなく、なぜこのお店で買い物をするかが重要だと思います。
そう考えると、diariesのような得体の知れない小さな店で買い物をすることと、
どこの馬の骨とも分からない人にクラウドファンディングで支援をするというのは、似ているような気がするんですね。
だから私も応援してもらってばかりではなく、頑張っている誰かを応援したいし、
また応援する方の気持ちを知るためにも、有効な手段だと思っています。
もちろんクラウドファンディングだけではなく、普段からつくば食堂花や喜乃壺やハビタブルでご飯を食べたり、
アーティザナルで髪を切ったり、みずほの村市場で野菜を買うのも、そのお店の姿勢に賛同するからです。
ちなみに私が今までクラウドファンディングで支援させていただいたのは、下記の3件。
・にっぽんももたんプロジェクト-ナショナルデパート(Click!)
その後もナショナルデパート秀島さんのブログは読ませてもらってます。痛快!
・華やかなファッション業界の裏側に迫った話題作「サ・トゥルー・コスト」を日本中に届けたい!(Click!)
diariesが今のようなラインナップなのは、こういう世界にしたくないからでもあります。
そして3つ目が、この幻の牡蠣「セカウマ」プロジェクト。(Click!)
この時のプレゼン動画ではグググッと引き寄せられましたね。
まあ別に私は上記のファンドの回し者でもなんでもありませんし、
そんなことにお金を使うくらいなら、ウチの店で使ってくれよ!!!ってのが正直なところです!
でも俺も美味いもの好きだからさ~!シェアしたくなっちゃうんですよねー!
世界中で食べられている牡蠣の種牝はほとんどが日本だとか、
普段「磯の匂いがしておいしい」と言っているのは、実はヘドロの臭いだとか、
丸ごと舌に乗る大きさが一番おいしいとか、ナポレオンの話も面白かったな。
新しく知ったことはたくさんありますが、
最も衝撃的だったのは、「牡蠣は何故あたるのか?」ってことですかね。
まさか、人間が海を汚したからだとは。。。それと生産者。
そういえば先日の解禁パーティーでも20個くらい食べましたが、全く問題ありませんでした。
むしろ酒もあれだけ飲んだのに、牡蠣が持つタウリンのお蔭で肝臓も働いてくれ、翌朝も絶好調!
もし本当に美味しい牡蠣を食べたい方がいらっしゃいましたら、お店でこっそり聞いてください。教えちゃいますよ。
牡蠣の話は、この辺で。
よく分からない牡蠣のこと。
よく分からないという部分では、ファッションも同じかもしれません。
なので、diariesのブログも「フクペディア」と名付けたいと思います。
じゃ、前置きが長くなりましたが、商品紹介です。
ドウゾ!
【アイテム】French Military Rubber Boots by AIGLE (dead stock)
【価格】¥9,504-(税込)
【コメント】
日本野鳥の会の長靴以来、すげーーーーー久々に長靴仕入れました!!!
もうパッと見で「なんかいいな~」と思ったら、届いてみたらもっと良かった!
どの辺がよかったかっていうと、フィット感とシルエット。
一応こちらはフランス軍のデッドストックになるのですが、
ミリタリー物ということで、もっとこうドタッとした野暮ったいシルエットを想像していたのですが、履いてみると意外と細い!?
恐らく1970~80年代の頃のものではと推測していますが、
現代の長靴と比べてみても、シルエットは遜色ありません!普段使いも十分対応します!
さらにシルエットだけでなく、歩きやすいってとこ!
正直実物を見るまで、どうせ長靴だし歩きやすさはどうでもいいと思っていたのですが、これがなかなか気持ちいい。
その秘密はコレ。
ヒールに厚みを持たせた生ゴムのインソール。この厚みのインソールって、割といいやつじゃない?
さらに近づいてみると!
足に触れる部分はパイルです!
裸足で履いてもOKなのか???
よく分かりませんけど、いいですよコレは!
そしてなんといっても作ってるメーカーですかね。
皆さんもご存じ!フランスのロワール地方に誕生し、約160年もの歴史を持つラバーブーツの老舗「エーグル社」が、
フランス軍のために作ったラバーブーツなんです!!!
先ほど70~80年代かな?と言ったのも、このロゴデザインとかから。
もうちょっと新しくなると、現在のエーグルのロゴがサイドに付くようになるので。
またどこか懐かしさを感じるデザインもいいですね~。
くすんだネイビーとソールの白。バルカナイズ製法ですかね?
スペルガなどにも見られる、フランスらしいローテクシューズに共通したカラーリング。
かわいいのですが、この辺はミリタリーぽさが見て取れます。
この盾らしき部分には、持ち主の番号とか書くのかなって感じ。
そして驚くべきはこの表記。
ハンドメイド!?!?!?
確かに言われてみると、中のステッチがハンドっぽいんですよ。
ミリタリー物とは思えないぬくもりを感じます。
古き良き時代ってこういうことかな。
またこういう道具として作られた物をファッションとして取り入れるのも、diariesらしい洋服の楽しみ方。
Hat/Westerlind (Felt Hat) ¥21,384-
Vest/Farfield (Fell Vest) ¥12,744-
Pants/Stone Master (Slim Pants) ¥13,698-
Coat/Daily Wardrobe Industry (Field Coat) ¥45,360-
この長靴を見て、デイリーのコートに合わせようとすぐにイメージ湧きました。
まずはフランスの匂いを感じるものから。
しかしまんまフランス物で固めるのではなく、フリースベストやクライミングパンツのような、
長靴に似た「道具に近い服」を合わせることでで温故知新を体現したコーディネートにまとまったと思います。
あとやっぱりデッドストックとは古着は、新品とバランス良く合わせた方がいいですね。
「それ古着なの?」と思わせたら勝ち(誰に?)。
ファッションは自己満ではありますが、他の人からはやはりキレイに見えてほしいです。
ファッションはコミュニケーションツールとしての側面も持ちます。
冠婚葬祭にスーツを着ていくのは、相手へ敬意を表すためなんです。
であれば、ひとたび家の外に出たら社会。
いつどこであなたの人生に影響を与える人物に出会うとも限りません。
普段からオシャレをしろとは言いませんが、人が集まる場に行く時くらいはオシャレをしようじゃありませんか。
よく「なんでそんなにオシャレしてるの?」と言われますが、仕事だからとも思っておりません。
それは「その場にいる人に敬意を表すため」であり、私はオシャレという方法で場に貢献したいと考えています。
なんか長靴と関係ない話になっちゃいました。。。
あ、そうそう。サイズは40(25.5㎝)と41(26㎝)のみとなっております。
それではまた。お店で会いましょう。