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ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「半襟の日」だそうです。
京都半衿風呂式和装卸協同組合が制定。
襟を正す正月であり、この日がかつて「成人の日」であったことから、和装に縁のあるこの日を記念日とした。
だそう。
そうなんですよね~。昔は1/15が成人の日だったんです。オレの時はどうだったかな?
和装に縁があるとはいえ、洋装でもちゃんと襟を正すこともできます。
襟を正すっていいですよね。
サラリーマン時代も、会社に着いてネクタイを締め、襟を正した時に仕事モードのスイッチが入ってました。
営業回ってて、担当する顧客に訪問する前も、キュッと襟を正してました。
そういうこと考えてると、やっぱりいつかはスーツもお店で取り扱ってみたくなるんです。
今は、お客様のOFFは楽しんでもらえてるかもしれませんが、
ONも俺なりの楽しみ方を伝えていきたい!
でも、今のお店じゃまだまだスーツを扱うレベルになってないなー。
それなりの見せ方が必要だし、もっと広い空間が必要。
あとハンガーとかガーメントカバーとか、準備するのにものすごい手間がかかるし。
やっぱりスーツをちゃんと扱ってるお店って、ウチらみたいなカジュアルショップとは一線を画していると思います。
まだまだ俺も頑張らねば。
ぶっちゃけいつかはスーツも扱いたいので、頑張って3年以内に移転したいとも考えてます。本気です。
というわけで、まだスーツを扱うことはできませんが、俺の頑張る気持ちが今回の商品に表れてるんで聞いて下さい。
コチラ。
【ブランド】INDIVIDUALIZED SHIRT(インディヴィジュアライズドシャツ)
【アイテム】Pinpoint oxford shirt -Custom order by Diaries-
【価格】¥19,740-(税込)
【コメント】
Diariesではすっかりおなじみになりましたかね。インディヴィのシャツです。
あれれ?
よく見ると襟がボタンダウンじゃないじゃない!?ボタンでダウンしてないじゃない???
そう!調子にのって、いや頑張ってINDIVIDUALIZED SHIRTにDiaries別注をかけて作っちゃいました。
去年1年間、オックスフォードのボタンダウンを扱ってきたんですが、
それはそれで良いとして、Diariesらしい提案が何かあってもいいかなと思いまして。
また、今年の9月で3周年を迎えるわけですが、
Diariesもこういったドレスにも使えるシャツを扱ってもいいのではないかという、自分なりの挑戦でもあります。
またお客様からも、結婚式でも着られるシャツはないかとの相談があったりしたので。
今までは結婚式の二次会くらいまでの服しかありませんでしたが、
これからは披露宴から式典までグイグイ食いこんでいきたいと思います!クイコメクイコメ!
それでは早速、詳しく見てみましょう。
先ずは素材。
今回は、「Pinpoint oxford」(ピンポイントオックスフォード、ピンオックス)という生地を使いました。
広く知られたオックスフォード生地ですが、改めて特徴を説明しますと、
「ふっくらとしているが、厚ぼったくない」「しなやかでシワになりにくい」「織り目に隙間があり、通気性が良い」
「生地に凹凸があるので、汗をかいても肌に貼りつきにくく快適」
などの特徴があります。
また、組成は2本の糸を交互に織っている生地のことをオックスフォードと言います。下図を参照。
そして今回のピンオックスですが、この2本づつの糸を、1本にしてしまった生地のことを言うんです。
写真で分かりますかね?
左が通常のオックスフォードで、右がピンオックスです。
一般的なドレスシャツは「ブロード」という生地を使います。
細い番手の糸で高密度に織られた生地は、ツヤがありシルクのような輝きを持っています。
しかしその分、オックスフォードに比べると通気性が悪く、
特に、日本のような高温多湿気候ですと、蒸れて地獄です。
このピンオックスは、オックスフォードとブロードの中間のような素材と考えています。
つまりブロードのシャリ感と、オックスフォードの通気性を兼ね備えた、良いとこどりの素材ってことになります。
以上、素材の説明でした。
次にディテールに移りますね。
今回、ピンオックスという生地を見て、まず思い浮かんだディテールがこれ。
レギュラーカラー。
インディヴィなのにオックスフォードじゃない。
まあ、ダンリバーじゃないなら何でもありでいいんじゃない?という声も聞こえてきそうですが。。。
こんな良い生地があるなら、いっそのことビジネスシーンでも使って欲しいなと思い、レギュラーカラーを探したんですが、
そこはさすがにインディヴィ様。
通常のラインナップでは、やはりレギュラーカラーはなく、それなら自分で作っちゃえというわけで、こんな感じになりました。
こうやってカタログからディテールを決めていくわけなんですが、
ホントにオーダー締切ギリギリまで悩んだ結果、やはりDiariesらしい?「The Traditional」
しかしこんな絵
では、まったくイメージが湧きません!
届くまで、正直怖かったですよ!!!
カタログの表記で見ると、Point Lengh(つまり襟の長さ)が2と7分の8インチと書いてあります。
それって約7cmってこと。
襟で7cmって、けっこう長いですよ!
ただでさえインディヴィを購入しない理由に「襟が長すぎる」って意見もあるんですが、
ボタンでダウンしないで大丈夫なの?って思いました。
しかし、そこはさすがのインディヴィ様(2回目)。
ボタンでダウンする前に、そのカッコよさに俺がノックダウンですよ!!!
個人的には、襟の形こそがインディヴィを選ぶ理由だと思ってます。
なぜなら、それだけ長い襟なのに、いくら洗濯しても形が崩れず、
まさに「襟を正した」状態で、常にいてくれるんですから!
いわゆる「ロール感」が素晴らしいと、いつも接客してるんですが、それはお店の方で聞いて下さい。
このレギュラーカラーでも十分ロールちゃんが楽しめます。
やっぱり、「シャツを着る」ことの一番の楽しみって「襟」だと思います。
まだまだ続きますよ!ヨロシク!
次はカフ!
ここはあえて普通にいきました。「Regular Cuff」です。
なぜなら、俺が式典時に着るIKE BEHERのシーアイランドコットンシャツがダブルカフスで、
なかなか普段着で着ることができないからです。
プレーンカフで、ビジネスにカジュアルに常に着ていて欲しいという想いから、普通の袖口にしました。
最後に隠れたこだわり。
「V Hem pocket」
V字のステッチが入っているのが特徴です。
ちなみに通常の「Plain pocket」はこんな感じ。
ポケット自体もVヘムポケットと比べると、丸みを帯びてます。
今回の方が四角くなっており、よりドレスに近くなっています。
とはいえ、一般的には気にすることも無いディテールなので、
ドレスドレス言いつつも、もちろんカジュアルに着てほしいいです。
別注箇所は以上となりますが、
そのほかのシャツとしての作りは、
2011年 10月 07日のブログ(Click!)を見てください。
というわけで、早速着てみました。
5000円のチノパン(TUF-NUT)に、オールデンのコードバンチャッカ。Simple is best!
そしてスーツにも!
ジャックマルソーのシルクスカーフも合わせちゃいました。
かっこいいでしょ!?
是非とも、Diariesのお客様には持っていて欲しいシャツです。
ちなみに、お店での別注は出来ますが、個人での別注はできません。
できませんというのは、正確には12着からの別注になるので、個人では難しいということです。
でも一生分のシャツをオーダーするなら、1人で12着もありかもね!
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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