Jacques MarceauのEsther coat

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「麻酔の日」だそうです。

初めて聞いた時、麻酔から覚めたような感覚と、麻酔にどっぷり浸かったような感覚を同時に感じてしまったコレ

あれっ!?これおかしくね???って思った方は正解。

NIRVANAのNEVERMINDのアルバムジャケットの赤ちゃんが、めでたく二十歳を迎えたらしい!

月日が経つのは早いもんですが、何年経っても色褪せないものがあります。

それが音楽にしろ服にしろ。

きょうはそんな服をご紹介したいと思います。

コチラ!

【ブランド】Jacques Marceau(ジャックマルソー)

【アイテム】Esther Coat

【価格】¥58,800-(税込)

【コメント】
ジャックマルソーより、レディースのコートが届きました。(といっても少し前ですけど・・・)

他に類を見ない独特のシルエット、生地感、パターンを持つコートは、

なんと1930年代のLANVIN(ランバン)のコートを、デザインソースにしているらしいんです。

(ランバンってそんな前からあったの?って思う方もいらっしゃるかとは思いますが、
 1889年にジャンヌ・ランバンがフランスのフォーブル・サントノーレに帽子店を開業したのが始まりです。)

入荷して1か月程経ちますが、ひときわ異彩を放ち、異常なまでのオーラを持つコートの為、

過呼吸ぎみになってしまうお客様さえいらっしゃいました。

それでは、こればっかりはPC上では魅力を伝えきれませんが、詳しく紹介していきたいと思います。

先程の写真では、ちょっと羽織ってみた感じだと、ガウンっぽくて雰囲気ありますね。

首元のボタンを留めてみただけですが、、、

前合わせの裾の部分が絶妙な開き具合となって、見た目のアクセントにもなりますが、歩きやすくもあり。

さらにもう一つの着こなしもあります。
こうやって内側にあるストラップで留めてから、、、

全部のボタンを留めると。

腰回りはフィットさせながら、胸元に品良くボリュームを持たせることができるんです。
襟のふっくらしたロールが芸術品のようにキレイです。

それではディテールをご紹介。

ボタンは全てチェンジボタンを使用しています。なんて贅沢な・・・

このボタンはメンズのワークウェアでも1930年代まで使われていたボタンです。
立派なヴィンテージディテール。

なんかこの襟のデザイン一つとっても絶妙なんですよね・・・

ボタンを閉めて着ても開けて着ても、大きすぎず小さすぎず。なんでこんなカッコいいの?

生地にはアンゴラ混ウール素材を使用。軽くてしなやか、そして暖かい。素晴らしい生地です。

全体的に格子状にステッチが掛けられています。これもまたカッコいい。

しかもまたこのステッチが、前身頃と後ろ身頃と別々の生地なのに、ステッチがつながっているところなんか、工場泣かせです。
(これは写真では分かりづらいので、是非お店で説明させて下さい。
 伝えないと、工場の方の苦労が報われませんから!)

ちなみにステッチは、こんな感じでコットン裏地と一緒に縫われています。

なので、肌に触れる部分はサラサラしてて、着心地もいいですね。

袖はダブルカフス。

やっぱり特筆すべきは、この裾部分のカッティングですね。

全くもって斬新さを狙ったわけじゃなく、
どうボタンを留めて着ても、シルエットがキレイにでるように追求した結果、こうなったんでしょうねえ。

このコートは後世に伝えるべき素晴らしいコートだと思います。

もしオリジナルがあったとしたら、間違いなく博物館に飾られるコート。

試着もしてみてくださいね~

是非これは、男性のお客様にも見てもらいたいコートです。

よろしくー

じゃ、また。お店で会いましょう。

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