インディアンジュエリーフェアの日程が決まりました!
4月16日・17日の2日間です。
久々の開催となりますので、お休みの調整などしていただき、是非ともご来店下さい。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「白の日」だそうです。
昨日ご紹介させていただいたQuilp by Tricker’sは、お陰様で大好評!
どれくらい好評かといいますと、本日、ジョンムーアの靴を履いてきてくれたお客様がいらっしゃるくらい!
フリースタイル具合にマジ泣けたッス!
しかもこの靴が、これまた謎でした!
John MooreとJas M.B.のダブルネーム!
マジかー!?こんなのあったんだ!!!
と、私も思わず変な声をあげるほど嬉しかったのですが、
お客様も、久々に履くきっかけを作ってくれて良かったとのことでした。
この靴も日の目を浴びることになり、きっと喜んでいることでしょう。
というわけで、改めて今日は何の日?本日は「白の日」でした。
これから、diaries過去最高最狂の「白」を投下させていただきます。
ドウゾ!
【ブランド】Barbour(バブアー)
【アイテム】Barbour International (Vintage 1950’s~1960’s)
【価格】ASK
【コメント】
白です!
何が!?
タグが!!!
実はひっそりと店頭に混ぜておいたのですが、誰も気づかず・・・泣
実物を見ることすら困難とされる、バブアーの白タグでございます!
以前ご紹介した黄タグのさらにもう一世代前のタグ。
でも状態はイエロータグのものより良いです。デッドストックと呼んでもいいレベル。
これを入手するのにはもう苦労しましたよ。色んな意味でね。
これを見つけた頃には既に買い付け資金を使い果たしておりましたので、伝家の宝刀を使わせていただきました!
またこのクラスになると、現地イギリスでもそうそう売ってくれません。それくらいの代物。
売ってくれって言っても売り物にならないような値段を言われるか。
正直この白タグバブアーなんて、マイナーショップだしヴィンテージショップでもないウチみたいな店の場合、
ハイリスク・ハイ(いやミドル)リターンでしかないのと、
黄タグ(しかも2着だし!)の時点で十分成果はあったので、
この白タグの買い付けはさすがに調子に乗りすぎなんじゃないかな~と、一瞬諦めようと思いました。
しかしなぜ自分は店を閉めて、相応のリスクを負ってまでヨーロッパまで来たのか。
ただの観光で来たのではない、自分の可能性を広げるために来たんじゃないかと。
ふと、以前勤めていた会社の創業者の言葉が頭をよぎりました。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
せっかく買い付けという名の機会を作り、目の前にその成果があるのに、手を伸ばさない理由はなかったのです。
自分が今買い付けることができる最高のヴィンテージ。
この機会により、自分がそしてお店がどう変わるのか。
正直、お客様を喜ばせるなんて思いはその時は全く無く、自分の為に買ってきました!!!(俺の物という意味ではありません!)
そんな並々ならぬ思いで買い付けてきた、スペシャルヴィンテージのバブアーですが、
帰って来て気づいたのですが、、、
なんと!?ベルトが付け替えられてましたー!!!!!
キィー!くやしーーーーー!!!
見つけた瞬間あまりにテンパりすぎて、ジッパーとか裏地とか細かいディテールばかり目が行っちゃって、
普段だったら最初に確認するベルトとかを思いっきりスルーしてた!
普通に見たらバックルが違うし、素材もなんか違う!
ベルトだけ最近のバブアーインターナショナル?それともベルスタッフだったり!!!爆(爆死)
まぁ~でもね、ヴィンテージの買い付けはまだまだビギナーですから、と言い訳しつつ、
ベルトを差し引いても十分あり得ない程の状態でございます。
写真だけどうぞ。
以上。
ではありません。
先ほど機会がどうのこうのと言いましたが、大げさだなあと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
プロのヴィンテージバイヤーなら、眉一つ動かさず買い付けてくることでしょう。
しかし、私にとってはオオゲサではなくオオゴトだったんですね。
何故なら、、、複数見つかったから!!!
【ブランド】Barbour(バブアー)
【アイテム】Barbour International (Vintage 1950’s)
【価格】HOLD!!!
【コメント】
競馬やったことないんで分からないんですけど、万馬券当てた時ってこういう気持ちなんでしょうか。
嬉しいより、「え・・・ちょ・・・マジ?」って感じ。
興奮しすぎて逆に冷静になってて、盗まれたらどうしようとか、帰りに悪いこと起きるんじゃないかとか、なんかもう精神が崩壊しますよ。
ちなみにこっちはベルトも完璧。
そしてさらに、同じ白タグでも上記のバブアーインターナショナルより古いタイプでした!
こちらも写真だけどうぞ。
もうみなさんお腹いっぱいかもしれませんが、
ゴメンナサイ
まだあります。
これで最後です。
【ブランド】Barbour(バブアー)
【アイテム】Barbour International (Vintage 1940’s~1950’s)
【価格】ASK
【コメント】
まあ普通にセットアップというだけでも驚きですが、驚くのは前述の2つよりさらに古いってこと。
そして3つの中で状態が最も良いということ。
ダメージらしいダメージは、襟くらい。
セットアップで見つかるということは、モーターレースで使われていたはず。
だからこそ状態が良いというのはあり得ないことなんです。
右袖口に若干難ありました。
それ以外はピンピンでございます。
内ポケットにフラップが付いてるの初めて見た!
紙タグじゃなく縫い付けタグ!しかも手書き!!!!!
パンツももちろん白タグ!
そしてこの状態の良さを裏付ける付属品も付いてます!!!
当時の値札付き!!!!!
International Trousersと表記!当時の価格は5ポンド12ペンス6シリング!!!!!
※こちらのセットアップは倉庫に保管していますので、ご覧になりたい方は来店日時をお知らせください。
以上、究極のバブアーの紹介でした。
バブアーインターナショナルをざっくり説明すると、1936年にバイク用のスーツとして開発され、
その機能性が認められ、軍用潜水艦・ウルスラ号の船員のユニフォームとして採用されます。
戦後は数々のモーターレースのトップレーサー達に着用され、
スティーブ・マックイーンもバブアーインターナショナルに身を包み、
アメリカ国旗を胸に縫い付けレースに出場していました。
という服なのですが、
以前私がソルウェイジッパーを、バブアーのエポックメイキングなアウターとして言及しましたが、
バブアーの歴史上、最も早くからその存在を認められたのは、インターナショナルではないかと思います。
さて、これで本日のブログはお終い。
次回、もしまた買い付けに行けたとして、バブアーに限って言うとこれ以上の買い付けは厳しいです。
それこそ伝説の「ウルスラジャケット」くらいになってしまいますので。
白タグ以前のビーコンタグなんて見たことないしね。
お問い合わせは、お電話でどうぞ。メールでは返信しない場合がございます。
また、通販はトラブルを避けるため、できればお断りしたいと思います。
どうぞご理解の程、宜しくお願い致します。
それではまた。お店で会いましょう。