※11/21(木)・11/28(木)は、休店日です。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
※LOUNGE ACTオーダー分の入荷は、パンツ(11月)・ジャケット(12月)・コート(1月)の予定で進行中です。
※アンティークウォッチをお買い上げいただいたお客様へ。現在急ピッチで(でも丁寧に)OHを仕上げてもらってます。もうしばらくお待ちください。
※12/6(金)~12/9(月)、TOHNAIのPOP UP STORE2回目の開催が決まりました!さらに12/8(日)はデザイナー在店します!
LOUNGE ACT ORDER FAIR 2024FW
期間:2024/11/16(土)-11/24(日)
時間:12:00-18:30
場所:DIARIES
LOUNGE ACTの2024年春夏コレクションのオーダー会を開催致します。
2021年の春に取り扱いを開始して以来、その圧倒的な技術と素材選びで、DIARIESでも着実にファンを増やし続けているLOUNGE ACT。
お好きな型と生地の組み合わせで、自分だけの1着が作れます。
春夏納品(納品は5月~8月となります)ですが、冬物のジャケットやコートもオーダー可能です。
また前回ご好評頂いた1点物の生地(1着分しかない生地)も、引き続きオーダー可能です。
是非ともこの機会にジャケットやコートなどにも袖を通していただき、テーラーの深淵を体感してください。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「トイレの日」だそうです。
突然ですが、本日も他店様のお知らせです!(宣伝を頼まれたので)
今週末、Stray Sheepがヴィンテージイベントを開催します!
今回の場所は阪急有楽町ではなく、北参道のイベントスペースです!
前回は、シェフィールドにあるRag ParadeのJOJO(←あのジョジョではないけど、名前はジョセフです)を招集したのには驚きましたが、今回のゲストもかなり渋いです!
ロンドンの若き雄!Blighty MilitariaのJamieがまさかの来日!
ミリタリーに精通し、古き良き時代のイギリスをこよなく愛するジェイミー氏。
良い物持ってるディーラーさんなので、ヴィンテージ好きは是非とも訪れてみて下さい。
行けない僕の代わりに。。。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】Type136 Oxford Jeans
【価格】¥90,200‐
【コメント】
今季のテンダーがやっと入荷しました!!!
予定よりかなり遅れてしまいましたね~~~。
というのも、デザイナー・ウイリアムがイギリスからアメリカに引っ越したから。
いきなりの急展開でございます!!!
その引っ越しに1カ月くらい費やしたので、納品は1カ月半くらい遅れましたね。しゃーない。
で、ここでアメリカ移住を知ったお客様によく聞かれるのが、これからテンダーはアメリカ製になるの?イギリス製はどうなるの??という質問。
これもね、全然分からないんですよ。構想はウイリアムの頭の中にしかない。なんなら本人もそこまで決めてないのかも?
もちろんテンダーのデザインをいきなりアメリカで作るってのも難しいでしょうし。
でもゆくゆくはアメリカで見つけた素材を使い、アメリカで縫製するというのは予想はされます。
そのために突如ペンシルバニアにテンダー直営店をオープンしたのかな?と思ってます。
とにもかくにも、イギリスで企画してイギリスで生産するテンダーは2025年春夏で終わり。
一区切りといったところで寂しい気持ちもありつつ、新しい展開が待っていると思うとワクワクします。
それでは詳しく見ていきましょう。
今回入荷したモデルは、DIARIESでは初めて取り扱う136 Oxford Jeansというもの。
このパンツは、股上が深い極太のストレートパンツ。
Oxfordの言葉が表す意味は、1920年代から50年代まで、オックスフォード大学の不良が穿いていたと言われるOxford Bags(オックスフォードバッグス)というパンツに由来しています。
Bag=袋の名の通り、片足づつ袋を穿いたような太さが特徴で、バギーパンツの語源となったとも言われています。
そのパンツをイメージして作られたのが、このオックスフォードジーンズです。
ちなみに、オックスフォードバッグスという言葉は割とイギリスでは一般的だそうです。(おそらく年配の方では)
戦中戦後は、戦争に旅立った男性の妻たちが、パンツをリメイクしてスカートなどに使っていたりもしました。
戦前に生まれ、戦中戦後とイギリスの厳しい時代をともに歩んできたオックスフォードバッグス。
イギリスの力強さを表す、テンダーらしい取り上げ方だと思います。
136は、テンダー史上最大の太さ。
実はこの136が生まれたのは、5,6年だったと記憶しています。
当時も展示会で見た時は、半端ない太さ!ヤバイ!と思ってオーダーさせていただきました。
でも・・・・・届きませんでした・・・・・
なんと、すっかりオーダーを忘れられてたみたいです。
なぜか知らないんですけど、ウチの店ってオーダーが忘れられることが多々あるんですよね。それはテンダーに限らず。
たぶんオーダー数が少ないからかな。弱小の辛い所です。
すいません、愚痴っぽくなっちゃって。
でもそういうことがあったので、ウチの店には縁がなかったんだと意地になって、それ以降オーダーしてなかったんですよね。
でも最後の機会だし、ま、いいかということでDIARIESでは最初で最後の入荷になると思います。136オックスフォードジーンズ。
そして今回も新しい染めが登場しています!
今回使用した染料は、Saddened Wattle Dyeというもの。
以下、テンダーからの説明です。
「ワトル、ミモザ、カッチウッドとしても知られるアカシアの木は、オーストラリア・インド・中国原産のとげのある木で、何千年もの間、革のなめしや布地の染色に使われてきました。
19世紀半ばにイギリス人入植者がオーストラリアに到着したとき、彼らは小枝を編んで泥で漆喰を塗るという、古代の「ワトル・アンド・ダブ」工法でシェルターを建てたそうです。
またそのワトル染にサドニングを加えました。
サドニングとは、天然染料を鉄で黒く染める伝統的な方法です。
媒染塩の配合を変えることで、サドニングを施したワトルガーメントは、暖かみのある褐色よりも濃く、涼しげな色調に仕上がります。」
相変わらずよく造詣が深すぎて、凡人には理解しがたい説明です。
僕の意見ですが、今回の染めは「ログウッドとワトルを混ぜたような感じ」と思ってます。
どんな色落ちになるのか?
それは誰にも分かりません!なんなら作ったウイリアムですら!?笑
そんな不確定要素の多い恐るべきジーンズ。やはり孤高の存在と言えるでしょう。
そしてそんなジーンズを求めるお客様がいるというのも奇跡。
既に残り1着となってしまいました。
しかも残るはサイズ5。ウエストは95㎝もあるので、その分太さも最大です!!!
デカ!!!
穿いてみます。
Jacket/1ST PAT-RN
Sweater/S.N.S. Herning
Shoes/Joseph Malinge
太いけど、テンダーを穿きなれている方なら「いいねぇ~」と顔がほころんじゃうかもね。
さらに本日は、これまたラスト1点になったテンダーの商品を紹介致します。
ドウゾ!
【アイテム】Cotton Rib Socks
【価格】¥8,580‐
【コメント】
柄にやられてセレクトした、テンダーのソックスです。
テンダーのリブ・コットン・ソックスは晒しのコットンをベースに用い、耐久性のためにナイロンを加えつつ、英国内でハンドリンキングにより作られています。
伝統的なメリヤス編みは、まずは何足ものソックスがつながったような長い筒状に編まれ、それを一つ一つのソックスとして切り離し、手作業で機械に通しリンキングを行っていきます。
また足の裏側にあたる部分は、ループバックというタオル地で編まれ、ダブルニットソールと呼ばれる仕様になります。
そうすることでクッション性が生まれ、また肌触りもよく履き心地が良くなります。
その靴下を元に、今回はCesca Dvorak(セスカ・ドヴォラック)がデザインした、テンダーのアイコンである象をモチーフにしたブロックプリントを施しました。
よく見ると象も大きさがまちまちで、まるで象の家族が旅をしているかのよう。
ちなみにCesca Dvorak(セスカ・ドヴォラック)という人は、ホームファニシングのデザイナーでありメーカーです。
彼女のプリントや織物は、民芸品や象徴主義、そして彼女を取り巻くウェスト・カントリーの風景への愛にインスパイアされています。
サイズはワンサイズ。ちゃんとカカトがあるソックスですが、誰もサイズが合わないくらいデカいです。ちなみに履いてみるとこのとおり!
足首の位置にくるほどのアンバランスさ。
またウケるのが、上に行けば行くほど大きくなる象。ふくらはぎの太さで、象の大きさが変わります!
手作業プリントなので、左右対称ではございません。履き心地は悪くないかな。
リンキング部分は荒々しいですが、靴下が既に荒々しいので気になりません。
足裏はクッション性がありますが、パイル部分が足首まで来ているので、アキレス腱まで気持ちいです。
たかが靴下、さすがのテンダー。このような小さなアイテムで、ここまで個性を出せるのかと、改めてこのブランドの力強さに気が付きました。
本当に良くも悪くも粗いので、神経質な方は止めた方がいいですよ!笑
それではまた。お店で会いましょう。