2月6日(木)は、休店日とさせていただきます。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「笑顔の日」だそうです。
こんにちは~!ダイアリーズです!(仏の笑み)
さて、帰国早々バタバタしてしまいましたが、そろそろ通常営業に戻りたい!
本日は気合入れ過ぎて5分遅刻しました!申し訳ございません!
お店の方はだいぶ落ち着いてきたので、今回の買い付けの旅の方も振り返ってまいりたいと思います。
改めまして、今回行ってきた国はフランスとイギリス。
パリでは展示会や商談があるので、定期的に行くことになりそうですが、
イギリスでがっつり買い付けするのは、実に6年ぶりでございます。
思えば6年前。初めてヴィンテージの買い付けに行ったのが6年前でした。
あの頃はお店もドン詰まり。
長く暗いトンネルの出口も見えず、どうせ潰れるならやりたいだけやってつぶれよう。
それくらいの気持ちで飛び出しました。
もちろんお金はなかったので、その時初めてセールをして、
お客様には事情を説明して現金で買ってもらって、
(昔からのお客様は、今でも「現金の方がいいですか?」と聞いてくれます。涙)
それでも旅費と買い付け費用が足りないので、
飛行機代とホテル代と10回払いに分割して、1年かけて返済してました。
それでもこうして毎年海外に行かせてもらってるのは、
私の買い付けを楽しみにしてくれてるお客様のおかげでございます。
そもそもヴィンテージを買い付けたいというのも、古着屋のマネゴトから始まったのにも関わらずです。
僕自身はセレクトショップをやってますが、アパレルのキャリアのスタートは、
下北沢にあったフォーコーナーズという古着屋でした。
また、個人的には新品も古着も好きだし、
茨城にはASAYAKEをはじめ、店も人もカッコイイ古着屋がたくさんあるんです。
そして彼らはリスクを犯し、海外のマイナーな場所へ飛び込んで、面白い物を見つけてくる。
冒険している男は、やっぱりカッコイイよなあ~という思いがありました。
だから自分もそうなりたくて、ヴィンテージの買い付けをやってみようと思ったんです。
そんな思いで6年前にイギリスに飛びました。
しかし結果はぼちぼち。
以来イギリスが怖くなって、(メシがまずいw)足が向くことはありませんでした。
(ディーラーのアポ以外はね)
ですが昨年の移転以降、僕の中で「原点回帰」がキーワードになってて、
自分が歩んできた道を今一度確かめ、自分の成長を確かめるため、
もう一度イギリス買い付けに挑戦してみようと思ったんです。
また最近の古着事情を鑑みると、フランス物とイギリス物がヤバイくらい高騰してて、
あと数年経ったら枯渇しそうだし、仕入れに行くことが出来なくなっちゃいそうだなと思い、
イギリスに行ってみようと思ったのもあります。
最近なんかは、セレクトショップがヴィンテージも扱うって当たり前になってますけどね。
私も日本人ディーラーからももちろん仕入れますが、
やっぱり直接海外へ足を運んで、運も金も体も使って、
落胆して興奮して、泣いて笑って腹減ってメシ食って、
美味かったり不味かったりするけども、
腹を満たしたらまた面白い服に出会えるまで、
歩き続けることが大事なんじゃないかなと思ってます。
要は、どれだけ服が好きかという情熱なのかもしれませんね!
と、前置きが長くなってしまったので、レポートは後日!
買い付け分の商品紹介です!
ドウゾ!
バブアー、革靴と来て、現在話題沸騰中のコルビュジェ・コルビジュエ・コルビュジエジャケットでございます!!!
ええ。アニ散歩に寄せてますとも!
そりゃSTRAY SHEEP・世田さんのご紹介で出演させていただいたからには、
これらを仕入れてくるのは責務と言っても過言ではアルマーニ。
あ、アルマーニのコルビュジェジャケットではないですよ。オッサンのダジャレです。
こちらは90年代頃のジョルジオアルマーニのニットショール。
多分カシミアです。
20年以上も経つのに、この色でシミや汚れがほとんど見られず、
穴も空いてないのはすごいことだと思います。
しかもこれ、カシミアなんですよね・・・
この分量のカシミア。ヤバイですよ!!!
コルちゃんに話を戻します!w
(名称・コルちゃんにつきましては、以下の動画からの出典となります。)
(茨城ではなく千葉ですが、ANDANTE ANDANTE(Click!)さんも、
私が憧れるヴィンテージショップの一つでございます。)
ですが、こちらのジャケット。なんか違和感が?
本来はダブルで着るジャケットなのですが、前の持ち主がボタンを移動して、
シングルにしちゃってるんです!
これはこれでアリだなと思いますが、付け替えたい方はもちろん戻します。
そしてもう1着。
ブラウン!
人と被りたくないっていう天邪鬼な方にオススメの一品。
さらに個人的に気に入ってるのが、腰ポケット。
多いのはこのような縦ポケットなのですが、
ブラウンの方は、胸ポケットと一緒でフラップ付きポケットなんです。
ちなみにコルビュジエ本人が来てたジャケットも、こちらの横ポケットだと思います。
サイズは黒がM~LでブラウンがS~Mくらいです。
通販は怖いのでやめておきます。
次!
シンプルな白シャツですが、
まいど~!グッチで~す!それだけ!
シンプルなレギュラーカラーで、これは使い勝手が良さそうですね!
またハイブランドだけに、さすがに生地が良いわ~コレ。
ちょっと袖口に擦れがありますので、ビジネスや冠婚葬祭では着られません。
普段着にどうぞ。
次です。
グルカタイプのチノパンですが、こちらに付くタグは・・・
出ました。LYBRO(ライブロ)!!!
サイズは40インチと大きいですが、さすがにこのタグが付いちゃうとね。
というか、本当に作りがいいんです!
ポケット周りのステッチを見て欲しいですね。
なぜナイジェルケーボンさんが、中国製にしても復刻したかったのかが分かるような気がします。
当時、数多存在したイギリスのワークブランドの中でも、群を抜いてクオリティが良かったんだと思います。
もういっちょ!
こちらのショップコートは、、、
ライ
風呂
そういやリヴァプールだったんですね。
チェンジボタンサイクゥー!
ペンポケットのステッチの曲げ方が、アメリカ物とは違って素敵。
なんて言っている間に、こちらのコートはSOLD OUT。
最後です!
やっぱりね、せっかくならばその土地の物を仕入れたいという思いがあるんです。
だから
Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド)
言わずと知れたパンクの女王、ヴィヴィアン。
ちょっと古そうなタグですね。でも90年代くらいかな?
こちらはオーガンジーのショールカラーシャツです。
襟の長さが違うのが、ヴィヴィアンらしいちゃあらしいね。
肩の場所が分からなくて、最初は着方が分からなかったのはココだけの話にしといてください。
それではまた。お店で会いましょう。