インディアンジュエリーフェア開催決定!!!
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「カキフライの日」だそうです。
実は生牡蠣にあたってしまいましてね・・・・・それで1日半寝込んでおりました。
今回は軽かったかな?あ~フライにしておけばよかったわ~。
それで今晩は妻がクラムチャウダーを作ってくれるっていうんで、出かける時にこう言いました。
「残ってるカキを入れてくれ」と。
何をされても嫌いになれない・・・もしかしてこれは・・・恋???
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】7CCR(セブンシーシーアール)
【アイテム】7184 Side Gore Shoes/Half Command Sole
【価格】ブランドの意向により非公開(※お気軽にお問い合わせください。)
【コメント】
ついに!店頭の方は2018年秋冬のほぼすべての商品が出そろいました!
はっきり言ってヒドイことになってます!(商品ではなくレイアウトが)
このままインディアンジュエリーフェアを迎えていいのかどうか迷うレベル。
さらに、年末に差し掛かってるというのに、靴の紹介がまだあと3回も残っているという事実。
カキにあたって倒れている場合じゃございやせん!!!
というわけで、今季も届いております!
7CCRと書いてコルプスクムレベルソ!
でもコルプなんて俺も1回も言ったことないので、セブンシーシーアールとお問合せください!
それでは久々のご紹介となるので、まずはブランド紹介からどうぞ。
7CCRは、2016年春夏にスタートした靴ブランド。
トスカーナ州で昔ながらのハンドメイドにより生産される靴。
ブランド名の由来は、 7 Corps Cum Reversoの頭文字となり、
7は靴の製造における7つの工程から、また Corps Cum Reverso(コルプスクムレヴェルソ)は、集大成の裏返しという意味を持つ。
常時5~6人程度のチームを編成し、それぞれのメンバーはイタリアのモード界を始め、
各国のファッション業界で活躍してきた人達。
職種もデザイナー・コーディネーター・バイヤー・靴職人など多岐に渡り、
それぞれの分野の持ち味を活かし、デザインから制作までを行っています。
造形の要となる木型は、1970年代のヴィンテージスニーカーから採用。
ソールやシューレースなどの部材も、イタリア国内で調達したオリジナルパーツを元に作製されています。
というブランドですが、少し前のdiariesのラインナップでは考えられなかったブランドなんじゃないかなと思うわけです。
というのは、ベーシック・トラディショナルなテイストから、ワーク・ミリタリーといったジャンルの服が多く、
その結果ファクトリーブランドと呼ばれるジャンルの服が多かったように思います。
しかし最近はウチの店もTENDERやQuilpなどデザイナーズとして括られるブランドが増えてきました。
そしてこの7CCRはさらにそれを突き詰めたような「アルチザン」というジャンルに括ってもおかしくないブランド。
え?グイディの革使ってるだけだろって???
あれ~?やっぱり俺の考えは浅いですかね~?www
いやいやそんなことはないんですよ!
僕らの世代だとカルペディエムを始め、前述のグイディ、キャロルクリスチャンポエル、ジョルジオブラットなどもありましたが、
あの辺が好きな人ならすぐに分かる、というか感じることができるかもしれません。
まあ個人的にはアルチザン系の服は着てなかったのですが、(いや体型的に着られなかったというのが正しいか・・・)
ブルーノボルデーゼが出してたアルチザン寄りの靴を履いてたこともあり、
それと同じようにアルチザン系のテイストをまといつつ、カジュアルに落とし込めているのが良いですね。
なので、7CCRのお蔭で久々にファッション熱が高まり、久々にチンドン屋みたいな恰好もしてみたいなと思う今日この頃。
もしかしたらノームコアの反動かな?なんて思ったりもしますが、そもそもノームコアなんてファッションで括るものではないと考えてますし、
そもそも私がファッションを語るべきではないと思ってますから!!!
とにかく7CCRの良いところは、ファッションが1周してたどり着いた1つの答えだと思ってください。
モードとストリートが同居した、他の靴にはない雰囲気を持っています。
まだまだ言い足りないですが、俺のことはどうでもいいので、商品をちゃんと見てやってください。
で、おなじみグイディのリバースレザーを使ったやつです。
みなさんご存じでしょうか?GUIDI(グイディ)のレザーを。
その革が持つ表情や質感は、月並みな表現ですが唯一無二としか言いようがありません。
なので、グイディのレザーに関しては百聞は一見に如かずです。
実は私も15年ほど、グイディのブーツを履いています。
まだグイディ&ロゼリーニだったので、アルチザン系よりはワーク系ですね。
汚いと思わるかもしれませんが、グイディの革ってそんなもんなんです。
当時は周りの人に聞いても、誰も手入れ方法が分からなかった。
今じゃこうやってネットで調べればそれとなく分かりますけどね。
でもその分、自分で考えてトライ&エラーを繰り返し、数年経ってようやく誰の物でもない、自分だけのレザーになった気がします。
このグイディのブーツを手に入れたおかげで、ポールハーデンを手に入れなくても満足できました。
グリズリーブーツを持っていたおかげで、ウエスコやホワイツを履かなくても満足していたように。
それがこのグイディのリバースレザー。
右から左へ15年の歳月が経つとこうなるんです。悲惨でしょ!?www
さすがにもうちょっとキレイに履きたいという方は、店頭で聞いてください。
電話やメールでは教えませんよ!私も色々苦労してきたので!
でもね~、本当に正解が無いのがこのグイディの革なんです。
綺麗にも履きたいし汚くも履きたい。
だからこそこんな靴を待っていたんです!!!
なので、結局昨年だけで個人的に買った7CCRの靴は4足!!!
実は久々に「集めておこう」と思ったブランドです!
というのは、この7CCRというブランドはただの靴ブランドと考えない方がいいです。
靴がメインですが、あくまでもデザイナーズブランドになるため、
どんどん新作が生まれ、そのシーズンでしか作られないものがどんどん出てきます。
しかもアルチザンの系譜となると、作品として残しておきたいアイテムも出てくるでしょう。
マイッタネ。
というわけで、本日ご紹介する靴も新作になります。
今回はサイドゴアシューズ!
色違いを見るとよく分かりますが、今回は2トーン!!!
これまた贅沢な2トーンでございまして、甲の部分がグイディのバケッタリバースカウハイド。
そしてヒールの部分が、昨シーズン登場したジョンロブに供給されているBrizzi社のスエード。
こんな贅沢な革の変化を、1足の靴で味わえるなんて、こんな贅沢ったらないですよ!!!!!
ちなみに品番は7175というタイプになります。
改めて申し上げますが、デザイナーズブランドには品番だけで商品名が付いてないブランドがございます。diariesだとKUONもそうです。
なので、お客様にとって分かりやすくするため、またご注文をいただいた際にミスが起こらないようにするため、
さらには俺が楽しく仕事できるように、diaries流に勝手に商品名を付けさせていただいております!
で、この7184というタイプは、今回「Side Gore Shoes(ダービーシューズ)」と名付けさせていただきました。
そして今回から、また新たな仕様で届いています。
まずトゥが若干丸くなったことと、新作のアウトソール。
その名も「ハーフコマンドソール」
文字通り、前半分が軍用パターン=コマンドソールになっているから、ハーフコマンドソール!
ウケます!!!w
今までのツルツルの革底では滑るという声があったんでしょうか?
革靴慣れしたdiariesのお客様なら関係ないかと思ったんですが、
こんな面白いソール初めて見たし、2トーンがポップなデザインだし、ハーフコマンドソールも2トーンと解釈できるしで、
今回はこのハーフコマンドソールを搭載しました。
例によって、組み合わせ次第によるプチ別注みたいなもんですね。
そしてもう1つの変更点はこちら。
内張りが付きました。
というわけで履いてみました。
Knit/comm.arch. (Hand framed mohair p/o) ¥28,080-
Pants/Hannes Roether (Sweat pants) ¥38,880-
いつもだと太目のパンツを短く合わせてますが、たまには細身のパンツをたるませて。
ウチの店としては新鮮です。
次はいつものダジャレコーディネート。
Jacket/Hannes Roether (Jacket) ¥66,960-
Pants/MOCEAN (Velocity pants) ¥30,240-
何がダジャレかって、Hannes RoetherのジャケットもMOCEANのパンツも全部2トーン!
だから何だって感じですが、オヤジギャグなんてそんなもんです。オヤジコーディネート。
でもこんなオヤジいたら素敵です。
また秋冬なのにヴィヴィッドな色合わせを楽しんでもいいかも!?
Pants/KUON (辻村染織刺し子パンツ) -private-
Sox/archiduchesse (sox) ¥1,490-
最後に重要なお知らせ。
今季を最後にGUIDIレザーの仕様は終了します。
やはり私の勘は当たったみたいです。
先ほど「集めようと思った」と書きましたが、これまでの経験から買えなくなってからでは遅いことを意味しています。
またデザイナーズブランドという表現は、同じ物を作り続けるはずがないということでもあります。
なので、個人的には無理して買っておいてよかった。(5足)
でもイタリアには色んな革があるので、7CCRの魅力が薄れるわけではないですけどね!このBrizziのレザーもそうですし。
まあでもこうして革の変化を眺められるってのは楽しいですね。
それぞれ手入れ方法を変えたりしてね!
それではまた。お店で会いましょう。