ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「ポンペイ最後の日」だそうです。
ボンベイバザー!代官山でお世話になるのはボンベイバザー!
あの辺で気軽にフラッと入ってランチができるところってここしかないよね~。
ああ、レッドサンダーカフェがあった頃が懐かしい。。。モンスーンまでは遠くてね。
同潤会アパートがあった頃の、古き良き時代の代官山。
当時好きだった店は、Ready Steady Go!とメトロゴールドでした!
ざっと20年前のお話・・・
オクラでもハリランでもなく、ハイスタンダードを見ると安心するのは何故だろう?
やっぱり聖林はカッコいいですね!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】TYPE130 Tapered Jeans -UNBORN-
【価格】¥49,680-(税込)
【コメント】
これもまた新しいシーズンの到来を表す風物詩となりました。
すっかりおなじみとなったテンダーのジーンズです。
なんだか当たり前のように毎シーズン入荷しておりますが、
今のように当たり前になるまで、どれだけ泥水をすする思いで生きてきたか。
改めて初心に帰らせてくれるアイテムでもあります。
売りたい服が思うように売れないジレンマを感じながらも、一生懸命説明して説明してひたすら説明を繰り返し、
やっとここまでこれたのかなといった感じです。
お店もやり方もダサいですけどね。
でも俺には「物の良さを伝える」「なぜ俺が良いと思ったかを伝える」、それくらいしかできないので。
それでも気が付けば15坪の店に100近くのブランドが集積し、その中でも5番目に古いブランドとなっていました。
有難や。
さて、このテンダーのジーンズですが、前回入荷時に書いたブログが決定版になるので、
もしまだご存じでない方や、購入を前提に予習・復習を兼ねたいという方は、下記のリンクをご覧ください。
TENDER Co.(テンダー)のTYPE130 Tapered Jeans -UNBORN-(Click!)
このアイテムに関してはリンクを読んでもらうしかないんですけど、本日はもう1点ございます。
コチラ!!!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】TYPE130 Tapered Jeans -Logwood Dye-
【価格】¥61,560-(税込)
【コメント】
2年に1回くらいのペースでリリースされるログウッドダイが今年も登場!
テンダーが使う染料の中でもWOADと同じくらい好きな染料です!
ちなみにログウッドとは、日本語でアカミノキと呼ばれるそう。
ギリシャ語で血の木=ブラッドウッドとも呼ばれるそうです。
こんな木。
17世紀ごろからイギリスやフランスで使われており、
染まり方はアルカリや酸を調整して、紫・こげ茶・グレーにそまるそうです。
日本でも本黒といって、喪服にも使われるみたい。
さらにはログウッドの染料には、邪気を払うという意味もあるみたいです!!!
すげーな!ログウッド!
これがホントにすごくて、以前ログウッドのジーンズをお買い上げいただいた方の中には、
数々の奇跡的な出来事を体験した方もいらっしゃいます!
いや、まあログウッドのお蔭かどうかは分かりませんが。
ジャンプの裏表紙に書いてある商品ではございません!
で、テンダーのログウッドダイですが、どういう染料かと言いますと「黒染め」になります。
初めて見た時思ったのは、「こんなカッコいいブラックデニム見たことない!」ってこと。
常々私は、ブラックデニムでカッコいいパンツってなかなか無いなあと思ってたんです。
世の中のカッコいいブラックデニムとなると、どうにも細身のシルエットでロックぽいのが多くてね。
私のような小太りのおじさんには、色んな意味でキツイものしかありませんでした。
なので、ブラックデニムを履きたいなと思った時は、古着のフリスコジーンズを履いてましたね。
ジーンズといってもカツラギ素材で、デニムではないんですけど。
厳密にいえばブラックデニムではなくブルーデニムの後染めなのですが、これは間違いなくカッコいいブラックデニムだと思います!
そして私も2年ほど履きました。
上が新品で、下が私のです。
ログウッドの黒が退色して、地のブルーが浮き出てきているのが分かりますか?
さらに、ブルーが色落ちすると糸の中の白が見えてくるという、2段階の色落ちを魅せてくれます!!!
まだまだ履きこみが足らんけど。
あとね、気づいたんですけど、
右が新品ので、左が私の。
大分色が抜けたな~と思ったのですが、実はそうではありません。
私のログウッドダイは、全体的に薄かったのかもしれません。
天然染料なんで、気温などその時の状態によって左右されやすいのと、手染めなのが理由でしょう。
その個体差もこの世界にひとつのジーンズだと思うとなおさら愛おしい。
あと気になるのがもう一つ。
今回のログウッドはいつもより若干縮んでいるかもしれません。
仕上がったデニムの表情を見ると、乾燥機に入れたような風合いです。
恐らく熱が加わったのかもしれません。ボイルされたような。
昔ストーンアイランドでボイルドデニムというのがあったのですが、それに近い雰囲気を感じました。
普通に乾燥機で乾かされてたらウケますけど。
まあ、履いてりゃ伸びると思います。
それではまた。お店で会いましょう。