ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「国際ビーチクリーンアップデー」だそうです。
2回目!!!
大ヒット御礼ステッカーいただきました。
2回目の観賞は、1回目に見た疑問の答え合わせと伏線の確認。
この見方がもう庵野作品。
庵野監督といえば、ナウシカの巨神兵をはじめ、もともと爆発シーンの描き方に定評があると言われてましたが、
自衛隊に体験入隊までされてたんですね。なるほど~
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】SBTRACT(サブトラクト)
【アイテム】RV Reverse Sweat
【価格】¥13,824-(税込)
【コメント】
先日ご紹介した同ブランドのスウェットパンツもお陰様で大好評!
セットアップというわけではないですが、同素材のスウェットも届いております。
こちらはサブトラクトが考えるリバースウィーブ。
こうして様々なブランドのリバースウィーブタイプのスウェットをセレクトすると、
それぞれに解釈が違って面白いんです。
とはいえ、両サイドにリブが付いていればなんでもいいというわけではなくて、
私がリバースウィーブとしてセレクトするのは、まずこの必要最低条件を満たしてからです。
下の生地が裾のリブ。右の生地がサイドのリブ。そして左上の生地が身頃。
身頃の生地の向きに注目。
生地の編み目が横向きになっているのがお分かりいただけますでしょうか?
普通はタテなのですが、ヨコつまりReverseさせているからリバースウィーブなんです。
ここから一気に書ききります。
そもそもリバースウィーブとは、お客様のクレームから生み出されたチャンピオン社のスウェットになります。
遡ること1930年代ごろ。とあるクレームが殺到します。
それは洗濯すると袖や丈が縮んで着られなくなるという内容。
昔はジーンズもそうですが、なんでもよく縮みますね。アメリカは乾燥機がデフォという理由もありますが。
で、実際に10㎝も縮んでしまうと本当に着られなくて、
そこでチャンピオン社が取った行動とは、
身頃の生地を横にして身幅を縮ませ、着丈が変わらないようにすることだったんです。
そして身幅が縮んだ分をサイドに配されたリブが補ってくれる。
また袖も縮みますが、そちらは長めのリブを配してカバーしました。
ざっくり言うとこんな感じです。
なので世の中にはたくさんのリバースウィーブタイプのスウェットがありますが、
ただ単にサイドに別生地をくっつけただけのスウェットを見ると、
やっぱりまずはオリジナルをリスペクトしないとな~とちょっと悲しい気分に。
なので必要最低条件としました。
そしてサブトラクトのリバースはここからどうするのかというと、
なんとショルダー部分にもリブを設けました。
個人的には、これまたチャンピオンのフットボールTみたいで面白いなと思ったのですが、
もちろん理由はそれだけでなく、機能的な面もあります。
スウェットパンツの紹介でも書いたように、このスウェットはサブトラクトが独自で開発した硬い生地。
メーカーさん曰く、「裏毛を編む機械で天竺編みの裏毛無しスウェットを作った。」
という何度考えてもわけのわからない生地なんです。
いわゆるスウェットが裏毛編みで、Tシャツなんかのパリッとした生地が天竺編みなんですが、
肌触りは天竺編みのサラサラした気持ちよさと、スウェットの弾力性のある素材感が相まった、
いいとこどりの生地なのではないかと思います。
で、上記の通り絶妙なアイテムではあるのですが、ストレッチ性に関しては通常のスウェットよりも劣ります。
(それはスウェットパンツの場合には、膝が出にくいというメリットでもあったんですけどね。)
そこで恐らく、縦方向のストレッチ性をカバーするためにショルダー部分にリブを設けたんだと思います。
とまあ、これがサブトラクトなりのリバースウィーブ解釈です。
リバースウィーブというクラシックを土台としながらも、
まったくヴィンテージテイストを感じさせないコンテンポラリーなアイテムに仕上がっているのは、
さすがのサブトラクトではないでしょうか?
それではまた。お店で会いましょう。