ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「速記記念日」だそうです。
速記ではないけれど、、、
昨日、イタリア語でメッセージが書かれた一皿を出してくれたのはこちらのお店。
ご近所のワイン屋さん「YUHARA」(Click!)さんの2階にある、、、
メッセージの内容は秘密ですが、3人体制となったスタッラへ行ったのは初めてでしたが、
あまりの内容の凄さで、19時の予約で入ったのに家に着いたのは22時・・・
長居してしまって申し訳なかったのですが、でもあっという間の3時間でした。
メンバーが増えたのは伊達じゃないですね!そのまま厚みというか奥行が増してました!
そりゃもう予測不能の展開!
メニューを細かく紹介するのも野暮なので、印象に残った2皿を。
1つは、リンゴの芯をくり抜きバターを詰めて焼き、チーズ(タレッジョだったかな?)を載せたもの。
これはイタリアのどこかの田舎町で経験した食べ方なのだそう。
いや、町どころか村、もしかしたらその家庭だけの食べ方かもしれない。
これぞスタッラらしい一皿だと思いました。
そんなプリミティブな料理がここつくばで食べられるなんて。
そして2つ目は、鶏の胸肉を肉より多いバターだけで揚げるように煮込んだもの。
前菜3皿、パスタ(2倍に増量してもらった・・・)を食べてからの、大人の握りこぶし2つ分くらいある鶏を目にした時、
あ、やっちまったと思ったのもつかの間、食べきれなかった妻の分も平らげる始末。
(週末のフルマラソンに向けて栄養を蓄えておこうとおもって・・・)
味は、例えるならそうだ。ちびくろサンボに出てくる虎が最後にバターになるやつ。
子供の頃、どんな味なんだろうなぁと絵本を見ながら夢見たやつ。
何度ホットケーキを作っても、あの虎のバターには至らなかった。
でもね、このバターの感じはきっとあれに違いないと思う。
夢にまで見た料理が食べられる店が、diariesから徒歩5分のところにあるんです。
そうそう、それに合わせたワインもすごかった。
思わず写真を載せてしまったけど、ワインの名前がDeLa Soul。思わずデ・ラ・ソウルと書きたくなるね!
でもニューヨークのデ・ラ・ソウルに負けないくらい、面白い味わいなのは確か!
さらに最近知ったヒトミワイナリーのやつで、ブドウがこれまた珍しいデラウェア種ってのがすごい!
デラウェアなんてふつうにブドウで食えばいいのに、なんでわざわざワインにするのか、でもそのチャレンジが素晴らしいでしょ!!!
とまあ、ついつい長くなってしまいましたが、
美味しい物を食べてみたい方は、是非とも行ってみてください。
メニューもおまかせコースのみで完全予約制ですが、もちろんそれだけの価値はあります。
是非お客さんにも行ってみてほしいな~。
なぜかというと、シンプルで力強いその料理がね、まるでdiariesで扱う服みたいだから。
あとね、昨日私は完全にOFF日で(フルマラソンのために体を休めたかったので)、ほとんど家から出なかったのですが、
この食事のためだけにバランタインのアーガイルニットを着てテンダーのジーンズを履き、JMウエストンのローファーを履いて出かけました。
パスタのトマトソースが飛んでも気にならない柄物を着て、完全予約制でもジーンズでも全然OKだし、
リラックスして食べたいけど、それなりにちゃんと見えるようにローファーをセレクト。
お気に入りのお店に、お気に入りの服を着ていくだけ。
でもその日一日がこの3時間に凝縮され、充実した一日を味わうことができました。
いっぱい寝て、いっぱいダラダラして、美味いもんたくさん食べて、ついでにオシャレも。
自分へのご褒美って大事です。
是非!
じゃ、商品紹介です。
トスカーナの料理にトスカーナのワインを合わせてくれたので、本日はトスカーナからのアイテム。
ドウゾ!
【ブランド】TESI(テシ)
【アイテム】Short Brim Hat
【価格】¥12,960-(税込)
【コメント】
昨年より取扱いを始めたトスカーナの帽子メーカー・TESI(テシ)。
それではまずはブランド紹介からどうぞ。
TESI社の起源は、1800年代中頃にトスカーナ地方に誕生した小さなストローハットの工場までさかのぼります。
19世紀後半に、TESIの帽子はヨーロッパだけでなくアメリカまで広がり、それにつれて規模は拡大していきます。
20世紀に入るとアジアの市場まで広がり、新たにパナマハットやカンカン帽の製造も手掛けるようになります。
第二次大戦後は、様々な帽子メーカーが婦人向けのデザインに移行する中、
TESIは紳士用帽子メーカーを貫き、その地位を固めます。
以後フェルトハットの製造を始め、BorsalinoやJames Lock&coなどのブランドの生産を請け負う程になります。
というブランド。
なんと150年以上も続く、イタリアの老舗帽子メーカーです!
いわゆる帽子のファクトリーブランドといった感じですかね。
私もこのブランドに出会うまでは、TESIという名前も知らなかったし。
ファクトリーだけあって、様々な形を作っているのですが、数ある中からdiariesがセレクトしたのは、今季はコチラ。
昨年一年を通して色々な帽子を仕入れてみましたが、この帽子が最も人気でした。
というのは、ブリムの長さが帽子を初めて洋服に取り入れる人に使いやすいサイズだからです。
また個人的にこののショートブリムは、スカとかジャズミュージシャンをイメージさせるので好き。
ポークパイとかだとちょっと子供っぽいので、大人がかぶる遊び心のある帽子って感じです。
なので、ついこんなモノトーンに合わせてしまいます。
今季ご用意している帽子の中では、正直一番合わせやすいとは思います。
だからといって安易に選ぶのではなく、「音楽っぽい」というキーワードを活かしてかぶってみました。
合わせやすいというのは、ハットをかぶり慣れてない人でも、ツバが短いと存在感が弱まるので合わせやすいと思ってしまうだけ。
どうせハットをかぶるなら、せめてツバが4㎝いや5㎝以上ある物をかぶって欲しいとは思います。
消極的にツバが短いのを選ぶのではなく、スタイリングを考えて積極的にショートブリムは選んでください。
デザイン的には非常に軽くなるので、太目のグログランテープが良いですね。
キメが細かく柔らかいフェルトです。こちらは羊毛。
ちなみにサイズの方ですが、女性もかぶれる57㎝から61㎝までをご用意しておりました。
ホントは63㎝までオーダーしていたんですけど、ヨーロッパってみんな頭が小さいせいか、
63㎝!?あるわけないだろそんなサイズ!と思われて、作ってくらいない場合がよくあります。
なので、62㎝と63㎝は届きませんでした。
そして次に大きい61㎝は完売してしまいました。
なぜか大きいサイズから売り切れてしまうdiariesの帽子たち。
分かる!分かるよーーー!
ネットショップ(通販)はこちら!
→TESI|Short Brim Hat|Black
それではまた。お店で会いましょう。