ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「脱出の日」だそうです。
この日はパリ最後の日。
初めてのパリは無駄足多すぎで、回りたいところも回り切れず最後までバタバタでした。
でも最後の最後まであがくためにスーツケースをパリ北駅に預けて、向かった先はクリニャンクール。
ぼちぼち買える物買って見つけたのはこの宇宙船!?
中はこんな感じのレトロフューチャー。
欲しい!だけどどうやって移送するのこれ?てか商品???
ちなみにこの宇宙船の名前はFuturo。1968年に作られたレジャーハウスです。
日本にもあるみたいですけど。群馬県に。
ちなみに先週、久々に2001年宇宙の旅を見たんですけど、たぶんこのFuturo見たせいじゃないかな?
まさかパリでFuturoを生で見ることができるなんて、普通に感動しますよ!
しかし感動もつかの間、気を抜いてボケ~っとしてたら、スリにピッタリくっ付かれてました!
何も盗られてはないですけど、その気配の隠し方や身のこなし、
目の端で確認したポケットへ滑り込む鮮やかな手さばきなど、
もう熟練の域なのですが、まだ中学生くらいの女の子ですからね。。。
やっぱり気を抜いちゃダメです!
つーかもう、ぶっちゃけパリ疲れるわ~!
というわけで、向かった先はアントワープ。
3年ぶりのアントワープ。
3年前は何も買えなくて、もう二度と行くか!と思ったアントワープ。
久々に行ってみようかなと思ったのは、移動途中にあったのと、自分の成長を確かめるため。なんつって。
着いたのは夜なのでちゃんと写ってませんけど、やっぱりアントワープ駅はカッコイイ!荘厳!
そして怖い人もいない!ベルギー安心するわ~~~!
ヒューガルデンも日本の発泡酒並みの値段!安心するーーーーー!
ベルギーは部屋も広いし、久々に熟睡できるーーーーーーーーーー!!!!
わけのわからない絵がわけのわからない場所にあって、全っ然寝付けない!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】Plautus Face Wrist Torc Bangle
【価格】¥21,600-(税込)
【コメント】
今季最初の TENDER Co.(テンダー)のご紹介です。
相変わらずデニムの生産は遅れておりますので、シャツとアクセサリーが届いてます!
本日は、テンダーにしてはちょっと珍しいアクセサリーをご紹介します。
もはや出オチでございます!
棒状の真鍮のバングルの先に、おなじみのテンダーフェイス!www
ニュル~ンと顔が出てくるターミネーターT-1000のイメージ。
完全にキモカワ。たまんない!!!
本気か冗談か分からないスレスレのところが最高です!
しかもこの顔、向かい合ってるんですよ!
もう片方にもテンダーフェイス。
実はこのデザイン、由緒正しきヨーロッパの装飾品から取ったとか。
一般的には「バングル」と呼ばれるデザインですが、
もともとはTORC(トルク)という、鉄器時代(日本だと弥生時代)の鉄の首飾りがモチーフになっているそう。
トルクは合金ではなく単一の金属で作られ、両端には動物の頭が彫られていました。
それを手首サイズにし、動物の顔の代わりにテンダーフェイスを配したのが、このバングルというわけです。
また単一の金属ということで、素材はソリッドブラスを使用。
テンダーが最初からお願いしているジュエラー(宝石職人)にお願いし、
マスターパターンを銅で作ってもらいました。
それをロストワックス製法で鋳造。
仕上げにはニスやラッカーなどの化学薬品は使用せず、
砕いた大理石とともに振動槽で磨かれています。
さらにここから黒ずんできてアンティーク調になり、経年変化も楽しめます。
そしてサイズですが、ソフトブラスにしてくれてるので、
ゆっくり曲げてもらえればサイズ調節もできます。
さらに本日はもう1点ご紹介!
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】Plautus Face Bead Bracelet
【価格】¥34,560-(税込)
【コメント】
先ほどのバングルはキモカワでしたが、今回のブレスはキモイやつ!www
これでもかと言わんばかりのPlautusテンダーフェイスです!
一応この顔にもPlautus(プラウトゥス)という古代ローマ時代の劇作家の名前がついています。
なぜ劇作家かと言いますと、テンダーの象とサーカスが関係してます。
その関係は・・・省きます!w
ちなみにこちらのビーズも1つ1つ手作業で作られています。
同じくジュエラーによるロストワックス製法。
さらに今回はジュエラーかた、また違う職人の手に渡ります。
なぜなら留め具もオリジナルだから!!!!!
この砂時計型の留め具もオリジナル。ナスカンなんて使いません。
ビーズの大きさを元に、独特の形状をした留め具が作られました。
それからまた最初のジュエラーに戻り、スチール製の糸を通して完成です。
この徹底したこだわりがテンダーなんだよなあ~。
誰でも作れるわけじゃない。
デザイナーのアイデアと、それぞれを担当する職人がいて、
誰ひとり欠けても作れなくなってしまう。それがテンダーのアイテム。
実は、ジーンズやベルトなんかも人1人欠けてしまうと、生産が止まってしまうんです。
買う方は知ったこっちゃないですが、何度も存続の危機があったみたい。
でも良い物ほどそうですよね?
先日もdiaries取り扱いの商品だと、7CCRがブランド休止したように。
長年やってると、今買わないといけない物ってなんとなく分かってくるんです。
まあ、ウチの店にあるアイテムなんてだいたいそんなもんかな。
なので、手に入ることを本当に幸せに感じて欲しいんです。
僕はこういうアイテムが無事にお店に届いて、本当に幸せだと思っているので。
テンダー尽くし。
それではまた。お店で会いましょう。