ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「温泉の日」だそうです。
関東のみなさま、台風は大丈夫でしたか?
私の方はサッシの下から水が漏れてくるくらいで済みました。
お店も大丈夫。運が良かったんだと思います。
茨城は停電が多いみたい。一日も早い復旧を祈念致します。
というわけで、旧ブログの2012年分を公開しました。
つくばのセレクトショップ「ダイアリーズ(Diaries)」のダイアリー(Click!)
今回は2012年分のを公開。
テンダーの取り扱いを始めたりと、若干吹っ切れた感がありますね。
お店を初めて3年頃。まだまだ辛い時期は続きますが、やっと真っ暗闇のずっと向こうに、
微かな光が差してきたタイミングでした。石の上にも三年てやつ。
実はさらに三年、計6年耐え忍ぶんですけどね!
信用情報のブラックリストから名前が消えるまで!www(ワラエナイ)
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】UMBRO HOUSE COLLECTION(アンブロハウスコレクション)
【アイテム】Ringer L/S T-shirt
【価格】¥11,880-(税込)
【コメント】
え!?アンブロ?????というリアクションを多く頂戴しています!
ウケますよね~。アンブロ。
私もサッカーの練習用のシャツでお世話になってます。
そこそこのデザインで価格もそれなりだし。
そんなアンブロですが、実は日本国内ではデサントが、1998年より商標使用権を取得しています。
ハイテクを極めたデサントが、今度はヘリテージを極めんとするべく、
UMBROの掘り下げを行うことになりました!!!
普段何気なくスポーツで接してるUMBROですが、
よく考えてみたらイギリスを代表するスポーツブランドであり、
当然のように歴史も古く、アンブロ独自の製品企画を持っていたんです。
それに気づいたデサントは、ヴィンテージのアンブロを解体し参考にするだけでなく、
さらにはアンブロ発祥の地であるマンチェスターを訪れ、
アンブロの商品企画の独創性に共鳴し、カルチャーを伝えんとするべく
スタートしたのが、この「 UMBRO HOUSE COLLECTION 」です。
それでは詳しく見ていきましょう。
まずは軽くジャブ程度。
昔のサッカーユニフォームのようなリンガーTシャツ。
1960~70年代のユニフォームをイメージ。
この頃はアンブロもヴィンテージライクな刺繍タグだったんですね。
個人的には、これだけでご飯3杯イケます。
そしてこれまた古臭い字体のナンバリング。
こちらはアンブロが1960年代に作っていた、バスケットボール用の
タンクトップに付いていたフォントをあえて使用しています。
裏を見ると、
今みたいなアイロンワッペンじゃなく、わざわざ別布を縫い付けているのが分かります。
洗濯を繰り返すと、ボディとナンバーの生地の縮率の違いで、
ナンバーがプクプク浮いてくるのが楽しみです。
そして個人的に気に入ってるのは裏側。
ご覧ください。この徹底的な補強!!!
ネック1周からショルダーにかけて。
さらにはサイドの縫い合わせ部分まで!
そしてイギリスのワークウェアやミリタリーウェアに見られるヘリンボーンテープ。
このやりすぎなまでの補強を見ると、当時は今よりミシンの質が悪く縫製が弱かったんだなというのと、
やはりサッカーは野蛮人が行う紳士的なスポーツwだというのが分かりますね!
この補強も、ボディがブラックなので、ヘリンボーンテープのアタリが出てくるとカッコいいと思います!
さりげなく、わきの下にガゼット(ガセット)も。
昔のサッカーのユニフォームは細身でした。
そのため、動きやすくするようなディテールが必要だったんだと思います。
というわけで着てみました。
イエローがどこか懐かしく感じる色目がいいですね!
今後、ちょっと気にかけておいて欲しいUMBRO HOUSE COLLECTION。
以後、お見知りおきを!
それではまた。お店で会いましょう。