ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「あかりの日」だそうです。
モダンな空間にイサムノグチのAKARIもいいですが、
ベタベタに和室にAKARI、やってます。
落ち着く~~~~~
というわけで、昨日のcomm.arch.のイベントはというと?
もう~~~~~~~大変な盛り上がりで、とても楽しい時間を過ごさせていただきました!
ご来店いただいた皆様、本当にありがとうございます!!!!!
デザイナーのjoemc(ジョーマック)さんとはかれこれ9年ぐらいの付き合いですが、
まさかこんな日が来るとは思いもしませんでした。
環境が変わり続ける中で、いつまでも変わらぬお付き合いできるって、
意外とできそうでなかなかできません。お取引どころか友人関係ですらね。
でもそれは、joemcさんの人柄なのかもしれません。
昨日実際にお会いしたお客様なら分かると思いますが、
「この人から買いたい!」と思わせる人だと思います。
むしろ、当店で取り扱いしているブランドは、その傾向が強いかもしれません。
というか、僕が「この人が作るものなら・・・」という視点で、
(服のクオリティはもちろんですが)選んでいますからね!
その傾向というのは、「なんとなくみんながイメージするデザイナー像」
とはかけ離れていることですかね!
偉そうな感じとかスカした様子もなく、ジェントルでフレンドリー。
デザイナーさんてこんな親しみやすいの?とおっしゃった方もいました。
diariesに置いてあるブランドはみんなそう。
テンダーのウイリアムも、ワーカーズの舘野さんも、
ファーストパターンのクリスティアーノも、クオンの石橋さんも、
みんな真摯に服作りに没頭しています。夢中なんです。
僕はその姿勢に共感し、リスペクトしながらオーダーするんです。
服のディテールだけでなく、作り手の思いを乗せて、
今後もしっかり服のことを伝えていきたいと思います!!!
あらためて、ありがとうございました!!!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】LE TRAVILLEUR GALLICE(ル・トラヴァイユール・ガリス)
【アイテム】A-lined Regular Collar Shirt
【価格】¥23,100-(税込)
【コメント】
先日ご紹介したところ、ホントに「まだこんなブランドがあったの?」と、
服好き達をザワつかせている LE TRAVILLEUR GALLICE(ル・トラヴァイユール・ガリス) 。
略して「ガリス」でいいと思います。「ガリスッち」て呼ぶと愛着が湧きますね。
「ガリ」では日本だと違う物になるのでやめときましょう。
美味い寿司屋はガリまで美味い。
で、そんなワークブランドですが、まさかのシャツまで!?!?!?
ですが、このシャツは先日ご紹介したパンツとはまた別物。
何が別物かっていうと、工場が別なんです。
先日ご紹介したパンツは、昔から続くフランスのワークウェアの工場。
なので、シャツを縫うことはできません。
ですが、ワークウェアに合わせるシャツを用意したいということで、
フランスにあるオーダーのドレスシャツを縫う工場で作られてしまいました。
なので、縫製のクオリティが結構ヤバイ!www
そして、価格もパンツより高い!wwwwww
ついでに生地もすごい!
こちらの生地は、「サドルクロス」という生地を使用しています。
サドル=馬の鞍のことで、サドルと馬の背中の間に敷く布のこと。
シーチングのようなかなりの厚みのあるコットンで、
馬の体をサドルの摩擦から保護するための生地です。
なので、これって服用の生地なの?って思うほどゴワゴワしてます。
ですがその生地の硬さが張りをもたらすので、Aラインにすることで独特のシルエットに仕上がりました。
Pants/Kestin Hare (Storr pants) ¥29,700-
Shoes/Quilp by Tricker’s (Plain oxford) ¥106,700-
Shoe lace/TENDER Co. (Shoe lace) ¥2,200-
写真からは伝わらないけど、このAラインを作るディテールがまたカッコイイ。
当店では、インディヴィジュアライズドシャツでおなじみのコンストラクションヨーク!
さらにプリーツは、インバーテッドプリーツ!!!
この組み合わせはヤバイですね!!!とことんミニマル!
これ好きだわ~!
ワークウェアに合うシャツを作っているのに、このシンプルさ。
いや、ヨーロピアンワークだからこそシンプルさを追求したのかな?とも思ったり。
ネックは広く、胸ポケットは大き目。
この辺はワークシャツらしくてGOOD。
繊細で大雑把なシャツ。これ、偶然生まれた名作シャツではないでしょうか!?
でも既にMが残り1点となっております!
気になる方はお早めに!!!
それではまた。お店で会いましょう。