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そんな羊毛産業も、産業革命以後は綿に押されて消滅しそうになるが、今こうして持ちこたえているんですね。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「サッカーの日」だそうです。
どうりでね。
こんばんは。ディカプリオです。
なんと、フジロックというブタを発見しました!!!
どうやら静岡県の銘柄豚らしいんですけど、静岡県の公式HPによれば、
「フジロックは、平成4年に県内の優れた血縁集団と中小家畜試験場(現中小家畜研究センター)の豚集団を基礎豚とし、
肉質のよい豚、発育の早い豚、肉量の多い豚、脂肪の少ない豚を目標に改良し、平成9年にデュロック種系統豚として認定されました。
フジロックは、発育が早く、伸びがあり、体積に富み、特に体の後部が充実し、肢蹄も丈夫です。
不良肉質遺伝子をDNA診断により排除することにより、肉質を低下させることなく、産肉性の高い系統が造成されました。
肉は保水力に優れ、ロース芯には網目状に脂肪が入った霜降りとなり、ジューシーで美味しい。」
とのことです!
なんだかよく分からないけど、美味そうだね!!!
来年のフジロックにはフジロックか!?もちぶた危うし!!!
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】Kerry Woollen Mills(ケリーウーレンミルズ)
【アイテム】Aran Crew Neck Sweater
【価格】¥14,904-(税込)
【コメント】
今年も届いております。ケリーのアランセーター。
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アイルランドのケリー州は、アイルランドの最西端に位置し大西洋を望む地方で、
300年以上に渡り羊毛から作る織物産業で栄えてきました。
ケリーウーレンミルズは、1904年にEadie家によって設立されました。
田園地帯が広がる小さな町に残る織物工場の1つ。
使用している工場は、もともとは地元の貧困を軽減するために300年以上前に設立された建物を使用。
アイルランドのケリー州は、アイルランドの最西端に位置し大西洋を望む地方で、
300年以上に渡り羊毛から作る織物産業で栄えてきました。
ケリーウーレンミルズは、1904年にEadie家によって設立されました。
田園地帯が広がる小さな町に残る織物工場の1つ。
使用している工場は、もともとは地元の貧困を軽減するために300年以上前に設立された建物を使用。
その川の様子はこちら。
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イギリスのニットメーカーには、これと似たようなパターンが多い。
「地域の貧困を解決するためにミル(工場)が作られた」という歴史を割とよく聞く。
恐らく産業革命以前の話。
これといって産業の無く、また作物もあまりよく育たない地域に、
羊毛産業を根付かせようとした動きが、アイルランドやスコットランドにある。
「地域の貧困を解決するためにミル(工場)が作られた」という歴史を割とよく聞く。
恐らく産業革命以前の話。
これといって産業の無く、また作物もあまりよく育たない地域に、
羊毛産業を根付かせようとした動きが、アイルランドやスコットランドにある。
実際にイギリスを訪れてみて分かったのは(アイルランドでもなくスコットランドでもなくイングランドだけど)
羊毛産業とそれに伴う牧草地は、日本で例えると田んぼみたいなものなのかなって思う。
ロンドンからノーザンプトンに向かうときも、電車から見える景色は牧草地帯ばっかり。延々と続くので退屈なんです!
そんな羊毛産業も、産業革命以後は綿に押されて消滅しそうになるが、今こうして持ちこたえているんですね。
それにしても、由緒正しきアイルランドのアランニットなのに、このコスパの良さはなんなんでしょう?
もともとある物件だったから、イニシャルコストが抑えられてるから?
さらに水力で動かしてるから、ランニングコストも低いから??
さらにさらに超が付くほどのド田舎だから、人件費も安いのか???
何はともあれ、この価格でアイルランド製のアランニットが楽しめるのは嬉しい限りです。
こちらも伝統的なフィッシャーマンニットです。
アランセーターの由来は、以下の通り。
アラン諸島は、アイルランドの西海岸のゴールウェイ湾付近に浮かぶ島々のこと。
そこは大西洋からの強風にさらされ厳しい自然と共に生きる人々がいます。
島民の殆どは、痩せた大地から採れる作物で飢えをしのぎ、質素な生活を送っているんだそう。
19世紀のこと、地域経済を豊かにするために移民を受け入れた。
今日、純粋な島民は減ってきてしまっている。しかし、そのアイデンティティと誇りは消えない。
彼らは小さなボートで荒れた海へと漁に出る。
そんな彼らを寒風から守るための衣服がアランニットなのです。
アラン諸島は、アイルランドの西海岸のゴールウェイ湾付近に浮かぶ島々のこと。
そこは大西洋からの強風にさらされ厳しい自然と共に生きる人々がいます。
島民の殆どは、痩せた大地から採れる作物で飢えをしのぎ、質素な生活を送っているんだそう。
19世紀のこと、地域経済を豊かにするために移民を受け入れた。
今日、純粋な島民は減ってきてしまっている。しかし、そのアイデンティティと誇りは消えない。
彼らは小さなボートで荒れた海へと漁に出る。
そんな彼らを寒風から守るための衣服がアランニットなのです。
先日ご紹介したガンジーセーターと似てますね。
どちらも出自は同じながら、それぞれ独自の進化を遂げ、ガンジーはソリッドに、アランはデコラティブに、全く逆のベクトルなのが面白いですね。
でもこちらのアラン編みの方がフィッシャーマンセーターの代名詞的存在になってると思います。
ちなみに編み模様は、ダイアモンド・ハニカム・ケーブル・ジグザグ編みなど、よく見られるパターンです。
これらの文様の発祥はバイキング時代(西暦800~1050年)くらいまでさかのぼり、
ケルト文化の象徴的なデザインや宗教的な意味合いも込められているそうです。
これらの文様の発祥はバイキング時代(西暦800~1050年)くらいまでさかのぼり、
ケルト文化の象徴的なデザインや宗教的な意味合いも込められているそうです。
当店で取り扱うのも3年目となり、だんだん色んな所で目につくようになってきました。
人気が出てきているはずなのですが、価格を大幅に変えないところが良心的で、あ~やり続けてよかったと思います。
また今回は取り扱って3年目ということで、なんとなく一巡した気持ちになり、
原点に立ち返ろうと思って、最初にセレクトした色をもう一度ご用意しました。
さらに野暮ったい色を組み合わせて、最高に古臭いアランニットをオーダーしたんだっけ。
ちなみにこの色はLoden green(ローデングリーン)。
このモスグリーンのような色をしたウールフェルト生地のことを「ローデン」というんですが、
もともとはチロル地方(アルプス山脈のオーストリアとイタリア国境に広がる地域)の民族衣装によく使われた色なんです。
好きなんですよね~ローデン、野暮ったくて。
そのローデンをイメージしたグリーンを、ケリーが糸をミックスして作っています。
そして、お陰様で1色だけだとすぐに完売してしまうので、
また原点回帰ってだけではつまらないので、今季は新色もご用意!
ブラックウォッチはご存じですか?
これにはちゃんとブラックウォッチという名前がついてるんですね~。かっこいいでしょ?ブラックウォッチ!
なんでもこれはもともと、ロイヤルスコットランド連隊が着ていた服なんだそう。
ハイランダーという強い兵隊たちで組織されてたそうですが、
ブラックウォッチとはもともとはこの柄を着ていたことから名付けられたあだ名で、
あだ名が付くくらいですから、超強かったんでしょうね。
今じゃ上品なイメージのあるブラックウォッチですが、実はすごい男臭い柄だったのかも。
そんなイギリスの、いやスコットランドの伝統的な柄を、アイルランドのニットメーカーが作っているという面白さ。
ま、そんなウンチク抜きにしても、ニットでブラックウォッチを表現したというのはあまり見ないですし、
単純にかっこいいでしょ?
けっこうゆるく編まれているので、アランニットの中では軽い方だと思います。
その分、中にシャツなどを重ね着しても、ゴワつきにくいと思うので、インディヴィジュアライズドシャツなどを合わせても大丈夫です。
ネックがけっこう詰まってるので、襟がしっかり立つシャツの方がいいかも。
よろしくー
じゃ、また。お店で会いましょう。
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