ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「カレーライスの日」だそうです。
まだかなまだかなカレーライス
というわけで1週間ぶりのモンゴルです!
昨夜帰国しました!
お店はお休みをいただいておりましたが、ずっと仕事してましたよー!!!
買い付けという名の旅を!
ベルギー・ブリュッセルを拠点にまるまる1週間。
ブリュッセルは治安が悪いという話をよく耳にしますが、皮肉なことにテロのせいで警戒が増し(常に軍人が機関銃を携帯し町中を巡回しています)
聞くところによるといつもより治安がよくなっているとか。
とはいえ、テロの実行犯が潜伏している街に1週間も滞在するので、
行く前は「なんでこの国を選んでしまったんだ・・・」と憂鬱になったりもしてましたけどね。
それでもまあ、テロに巻き込まれるより飛行機が落ちるより、
自分の住む町で交通事故に遭う確率の方が断然高いだろうと言い聞かせ、行ってまいりましたよ!
常連さんの中には、私が買い付けに行くのを予想してた方もいたので、
本日もオープンと同時にご来店いただきました。ありがとうございます!
お陰様で忙しくさせていただきましたが、商品の紹介が間に合いません。
今お店に持ってきている分(まだ半分くらい)からチラ見せ~!
やっぱりdiariesといえば革靴!革靴大好き!革靴に住みたい!ライフイズレザーシューズ!
で、1940年代のデッドストックのイギリス軍の革靴があります。
テンダーのブーツでもやってた、ヒールに蹄鉄状のプレート。
しかもなんとサイズ7というグッサイ!(グッドサイズの略)
ちなみに私が買付で気を付けているのは、基本的にはデッドストックしか買ってきませんよということ。
なぜなら一応セレクトショップなのでね。それに合いそうな物を、古着からもセレクトしないとということで。
しかし、どうしても好きな物はルールを破って買ってきちゃいます。
ここで思うのは、ある程度の線引きは必要だけど、
あまりそれに縛られてもいいパフォーマンスが生まれないよねって感じで。
ルールに従うのではなく、自分の本能に従うべき時も必要。
例えばこんな時。
うっすらと見えるCC41の刻印。
今回ブリュッセルからロンドンまで足を延ばし、CC41の革靴を3足入手。
しかも全てファクトリーがノーザンプトンの有名どころという奇跡が起きました。
40年代ということで、さすがに状態が芳しくないものもありましたが、
CC41を見せられてしまっては、気が付いたら電卓叩いてイギリスポンドを数えてましたね。
そうそう、もちろんこの辺も何着かありますよ。
ボロいのでよければ12000円からご用意してます。
しかもサイズ36などのグッサイで。
最近は人気もあって良いサイズ感のやつは相当少なくなっていると思います。
だから最近出回っているのはリサイズ品。
大きいサイズはいくらでもあるので、小さくしちゃえばいいじゃんって感じでしょうか。
アイデア商品ですね。
まあそれで安く買えるならいいのですが、リサイズしたら工賃分高くなってしまったり。
それにもともと古いバブアーが好きなのは、今のスリムフィットにはない野暮ったさが良いわけで。
ベルギーに戻ります。
ベルギーにはフランスから物が流れてくるので、フランス物の服も多いです。
と言えば?みんなも大好き、私も大好きモールスキン。
モールスキンでは、レディースのワンピースなんかもありますよ!
さらにはこのパンツも古くて、ベルトループ無しのシンチバック。リアル針です。危ないです。
フラッシャー付きのデッドストック。
どこのメー^カーだろうと思ったら、
なんと当店でも取り扱いをしている「ル・ラブルール」製でした!!!
現行の服と比べても、いや現行の服を当時(おそらく50年代)と比べても、
素材・縫製ともに遜色無いのはさすがですね。
私はもちろん古き良き時代の良い物も好きですが、現代でも後世に残していくべき素晴らしい服がまだまだたくさんあります。
古いから、珍しいから、といった付加価値ではなく、もっと本質的に、普遍的な価値を持った洋服の良さを伝えていきたい。
私はお店を始める前からそう思っていまして、ようやくその準備が整いつつあるのかな~という気がします。
過去と現在を知ることで未来が見える。そんな感じ。
自分の人生を見つめなおすのに似てますね。
話は逸れましたが、こちらもサイズは30インチ程度。
ワークウェアでこのサイズはなかなか無いですよ。
ヴィンテージはまだまだありますが、撮影をしてから持ってくるので、あと1週間くらいお待ちください。
他には、ベルギーまで行ったんですから、こんなのもありますよ!
アントワープにも行ってまいりました!聖地へ!
聖地で90年代以前の、それこそ自分達世代がマルジェラに夢中になっていた時代の、
「白タグ」と呼ばれる物を(偽物に騙されないように)厳選して買い付けてまいりました。
しかしここでもまた、「白タグにこだわる」というルールを設けたつもりが、
このジャケットがメチャクチャカッコよかったので、つい。。。
このショルダーの切り替えしとか、よく分からな過ぎてカッコいいです!!!
ちなみにこちらのジャケットは、白タグではなくMM6。
現行のMM6とタグのデザインが違うので、10年くらい前のやつなのかな?
個人的には、コレクションラインの①もいいけど、④のレプリカラインや⑥のリアルクローズぽいのも好きなんです。
とまあこんな感じで、駆け足で紹介しちゃいましたが、
これからまだまだヘビーなヴィンテージ達が待ってますので、どうぞお楽しみにお待ちください。
それではまた。お店で会いましょう。