diaries blog | AUBERGE(オーベルジュ)| Picasso

※5/29(木)は、休店日とさせていただきます。

※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)

※今後のイベント日程は、6月下旬にOLD TOWNのオーダー会、7月と8月に1ST PAT-RNとLOUNGE ACTのオーダー会、

年末にアンティークウォッチフェアが決まってます。

※つくばロックフェスのチケット販売中!

 

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「花火の日」だそうです。

お次はコチラのお知らせです!

早くも今年最後のOLD TOWNオーダー会の開催が決定しました。

OLD TOWNのインスタ、ご覧いただいてたりしますでしょうか?

前回のオーダー分は、ちゃんと間違いなく届いていますし、淡々と服作りは行っているようですが、

突然自分たちが持っている生地を販売したりするなど、活動終了を連想させる動きも見られます。

僕にとっても毎回の投稿が気が気じゃなくて、心臓に悪いのであまり見ないようにしています。笑

OLD TOWNのHPの方でも、トップページには商品ページは無く、2024年までに個人オーダーは終了してしまったとの表記が。

過去の活動を記録したGallaries(Click!)を眺めていると、もうこの時間は戻らないんだなと泣きそうになります。(イタグレも出て来たりするし!)

 

そのGallariesの最初の動画の中で気づいたことがあります。

1992年にイングランド北東部に居を構え、活動を開始したOLD TOWNですが、

Holtという町にショップ兼アトリエを構えた時、そのお店のショーウィンドウには以下の3つのワードが描かれていました。

Practical(実用的)・Plain(簡素)・Playful(遊び心)

彼らの哲学なんでしょう。OLD TOWNの3Pってところですね。

これは奇しくもモダンブリテンの立役者・テレンスコンランの哲学、Plain・Simple・Useful(無駄なくシンプルで機能的)にも通じるものがあり、

OLD TOWNもまた、ファッションを通して確立したModern British Clothesの極みとも言えると思います。

彼らが作る服は日常に溶け込み、共に暮らすことでその服の良さに気づき、また生活の満足感をもたらします。

決して特別ではない日常の服。

しかし、OLD TOWNの哲学「Practical・Plain・Playful」を貫き通した結果、誰も真似することができない孤高の存在になってしまったのです。

OLD TOWNとともに暮らす日常を、少しでも多くの方と過ごせて行けたらと思います。


OLD TOWN order exhibition

6月21日(土)~6月29日(日)12:00~18:30

※オーダー後のキャンセルは不可。デポジットとして、1着につき1万円頂戴致します。商品到着時に残金をお支払いいただきます。

※生地の調達が難しい場合、予告なく生産キャンセルされることがございます。その場合は返金致します。


 

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】AUBERGE(オーベルジュ)

【アイテム】Picasso

【価格】¥41,800‐

【コメント】

やっと・・・・・・やっと届きました!!!

最初の1着が入荷したのが4月19日。そして本日5月28日、全てのサイズが出揃いました!!!

それだけ作るのが大変だったってことですね!?

 

今季のカットソーの中では目玉も目玉、大目玉!

もはやおなじみとなった、カリビアンシーアイランドコットンのボーダーカットソーでございます!!!

その名もピカソ!

剛速球をど真ん中に!PKを、キーパーがいるど真ん中に!

このど真ん中に放り込むというのは、非常に胆力がいるものなのですが、そこはさすがのAUBERGEと言わざるを得ません。

でもなぜピカソなの?

それはこれです。

ピカソがボーダーカットソーを着用している有名な写真があります。

この着用モデルをベースに、希少なカリビアンシーアイランドコットンで作った、究極のボーダーカットソーというわけです!

生地はラッセル編みと呼ばれる、布帛織りとカットソーの丸編みをミックスしたような独特の製法で作られるのが正統派のもの。

そして先ほどのピカソの写真は、1954年にロベール・ドアノーが撮影した時のもの。

このピカソモデルの特徴は肩線の構造にあります。

通常、肩傾斜部分の生地は裁断してしまうところを、ピカソモデルでは切り落とさずに生地を重ねて縫い合わせています。

これはネック部分から縫製が着れずに、より長持ちするように考えられた方法とも言われています。

これも今回再現しております!

カリビアンシーアイランドコットンで、この手のディテールはホントに贅沢だと思うんですよ。余分に生地を使いまくりですからね。

何度も言いますが、カリビアンシーアイランドコットンのような極上生地を使うなら、

普通はその良さを分かりやすく感じさせるように、薄く軽くしなやかな生地を作るのが常套手段。

でもAUBERGEではゴリゴリのヴィンテージテイストの生地を作ってしまうので、

今まで見たこともないカリビアンシーアイランドコットンの質感を感じることができ、

そして洗って洗って洗いこんで、生地がやせてきてテロンテロンになった時、

ようやくカリビアンシーアイランドコットンのいつものあのスベスベ感が顔を覗かせるという、

本当にマニアックな素材だと思うんです。

カリビアンシーアイランドコットンを100%使用しないと付けられないタグ。

カットソーとは言うものの、Tシャツ生地っていうのは織物ではなく編み物ですからね。

ニットという商品名ではなく、素材の分類で言うとニットになります。分かります?この違い。

なので、この厚みのオールシーアイランドコットンのニットがこの価格って、なんかお得じゃないかと思ってしまうのは、バグってるんでしょうか???笑

とにもかくにもDIARIESが推奨する3本のボトムス、ジーンズ・チノパン・ベイカーパンツ(AUBERGEのベイカーは秋入荷)、

その全てに間違いなくあうボーダーカットソーが登場しました。

永遠の定番を極上の素材で。

 

今年は幸運にも、まだ長袖が切れそうな季節が続くようです。

是非ともご検討ください。

 

 

 

それではまた、お店で会いましょう。