※5/21(水)・5/22(木)・5/29(木)は、休店日とさせていただきます。
※夜は閑散としてるので、当面の間18:30閉店です。(割と19時まではいます。お電話いただければ待ちます!)
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「旅の日」だそうです。
常総市からお送りしておりますポタリングの旅も、本日で最後。どうぞ最後までご覧ください。
大盛りカレーからラーメンをお変わりした後、向かったのは「みつかいどう」駅。
昭和の駅名表示がイイ!
そして水海道といえばブラジルです!
こちらも10年ぶりくらいに訪れたTK STORE。以前はTAKARAという名前でした。
この中のブラジリアンスーパーで売ってる、ポンデケージョがお勧めなんです。
海外のスーパーって感じしますよ!
ブラジルといえば牛肉なので、肉コーナーも気になりますね~!
そしてみつかいどうの旧市街をポタリングしつつ、この駅前から少し離れて、
今回最大の目的地へ到着。
荒井パン店。
速攻で完売してしまうので、前日に予約してます。
是非とも食べて欲しいのがクリームパン。
パンもクリームも、よくある業務用の材料を使っているのではなく、「ちゃんと自分達で作っている」のが分かるはずです。
あんパンの方が人気あるようですけど、個人的にはクリームパン。
またこの包装も素晴らしいですよね。
パンはビニールに詰め込んだだけ。
包装紙は昔のまま。
謎のゴシック体?は何かと思ったら、「ARAINOPAN(=アライノパン)」て書いてありました。
完璧。
そして私達も、今回の旅を完璧なものにするべく、最後に向かったのはコチラの場所。
LOOPTOWN(るうぷたうん)です。
知ってる人は結構いると思うので、説明は省きます。
しっかり最後に古着をゲットし、今回も最高の旅になりました!!!
以上、いかがでしたでしょうか?
つくばからちょっと足を伸ばせば行ける常総市。
是非とも茨城まるごと楽しんでいただければ幸いです。
じゃ、商品紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】REDEUX(ルドゥ)
【アイテム】Cotton Linen Bob Cap
【価格】¥7,260‐
【コメント】
先日ご紹介させていただいたリネン×コットンのベストも、お陰様でご好評いただいております。
まだ完売はしておりませんが、今年は夏の暑さが和らぐかも?なんて気象庁予報が発表されたので、それに期待し、まだまだこれからだなと。
そしてそのデザイン・企画ともに「明らかに面白い」ベストとは対照的に、「地味に面白い」ニットキャップが同じくREDEUXから届いています。
それでは早速ですがご覧いただきましょう!
よくある普通のニットキャップです!!!笑
ここであらためてREDEUXというブランドについて見てみましょう。
REDEUXはイギリスのニット業界に精通しており、作りたいアイテムと最も相性の良い工場や職人の選定を得意とするブランド。
ニットファクトリーやニッターと直接つながることで、中間に入るコストを抑えつつクオリティを維持しています。
というブランドなのですが、このREDEUXを立ち上げたK沢さんは、元々はニットに強い企画屋さん。
イギリス・マンチェスターに留学経験もあり、イギリスのニットの生産背景に詳しく独自のルートを開拓した結果、自身のブランドをついに立ち上げるに至りました。
そしてRedeuxのアイテムは、作られている工場や職人はバラバラ。
なぜなら、それぞれのアイテム毎に最も合う工場や職人を手配することができるから。
というわけで、今回はどんな職人に製作をお願いしたのか?
それはHIGHLAND2000というブランドの社長のお母さん!?!?!?
なんかすごい!笑
セレクトショップならほぼどこでも見かけるブランドとなったHIGHLAND2000という、イギリスのニットメーカーがあります。
2000年に設立された比較的新しいブランドにもかかわらず、2010年前後のニット小物を席巻していました。
僕の想像ですが、なぜそんな一気にシェアを伸ばせたのかというと、
あらゆるデザインを小ロットで行える=様々なメーカーの要望に細かく応えられるからなのではないかと思うんです。
かく言うDIARIESでも、15年くらい前はよくセレクトしてました。
夏のリネンも冬のウールも、色んなデザインが見られて楽しかったですね。
その中でもコットンリネンの夏のニットキャップ、まさに本日ご紹介する物と同じボブキャップは、日本中で売れに売れたと思います。
ですがその分、巷にありふれてしまったわけで、僕もいつしか「他でいっぱい売ってるから、わざわざセレクトしなくてもいいかな」と思い、取り扱いを辞めてしまってました。
それなのになぜ今なのか?
確かに以前の流行りから10年くらい経って、誰もかぶらなくなったという理由もありますし、ちょっと懐かしいなという理由もあります。
ですがもちろん、今回のボブキャップはハイランドのそれとは一線を画していたからです!!!
10年前のハイランドと比べると、なんだかおさまりが良いんです。
ピシッとする。
素材も編み地のテンションも大して変わらないのにな、何でだろう?と思ってよく見てみたんですよ。
そしたらかぶり口に秘密がありました。
なんか折り返してある部分に、エッジが立ってるんです。普通はニットがそのまま折り返してあるだけなのに。
伸ばしてみるとこうなってました!
ええ~っ!?リブ編みを1段ずらして編んでる???
裏から見ても、
この目を変えたところがエッジになっているようです!
おかげで折り返し部分がダレなくて、収まりが良いと感じたんですね!
お母さん!やるね~っ!!!
なんでもこのお母さん、もうHIGHLAND2000とは関わってないらしく、今は自宅のガレージに手横編み機を置いて、趣味でニットを編んでいるんだとか。
現場から引退しても作り続けるって、本当に好きなんですね。
また、HIGHLAND2000の社長のお母さんてことは、このBob Capがあのブランドが立ち上げられたきっかけでもあり、
ブランドが成長する要素となったニットキャップの源流とも言えるんです。
シンプルながら歴史を感じるニットキャップ。これがHIGHLAND2000のアナザースカイ。(もしくはファミリーヒストリー)
それではまた、お店で会いましょう。