diaries blog | UMBRO(アンブロ) | Split L/S Shirt

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ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「老人の日」だそうです。

ただいま故郷の石岡は年に一度の盛大なお祭り。

地方によくあるシャッター街が、年に一度だけ夢のような賑わいを見せるんです。

それは幸か不幸か。ポテンシャルがあるという妙な安心感のおかげで、

ちょっと石岡はねじれてる気がします。大きなお世話ですけど。

でも、なんだかんだで自分のふるさとなので、いつか錦を飾りたい。

力になりたい。

そのために、今はつくばで頑張ろうと思います。(普通に隣町。近い。)





じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】UMBRO(アンブロ)

【アイテム】Split L/S Shirt

【価格】¥20,520-(税込)

【コメント】

衝撃のアンブロ!?ですが、先日ご紹介したロンTはおかげさまでご好評をいただき一安心!!!

実は当初、今日ご紹介するシャツを先に紹介しようと思ってたのですが、

あまりにパンチが強すぎるのでロンTをご紹介して牽制したという噂も・・・w

そんなハードパンチャーなシャツをご覧ください。

もうね、どこから見てもバイカラー。着るならバイカラー。

これもですね、実はアンブロがむか~し昔に作っていたユニフォームを再現したもの。

これは元々、フットボール(サッカー)やフィールドホッケーのユニフォームとして使われていたデザイン。

試合中んい視認性を良くするために、厳密に色を分けるようにというルールから、

このような服が誕生したんだそうです。



でもここまでやらないといけないの?というディテールも。

わざわざね、シャツの前立てまで生地が切り換えられてるんです!!!

どんだけ厳しいのよ!?!?!?

しかも手に取って見ると分かるのが、極厚のツイル。

イギリスではドリルといいます。単色のデニムをイメージしてください。

デニム並みの厚みがある生地で、ものすごく細かく生地を分けて縫製。

※これなんか生地が重ねってるところに、さらにボタンホール開けてますからね!

そして、まさかこの生地の厚みで当時はスポーツをやっていたなんてのが

もう信じられません!!!!!

おそらく当時の生地や縫製が、今ほど丈夫ではなかったからかもしれませんね。

なので、とにかく耐久性のみを追求して厚く強く。

それでもイギリスのドリル素材は、弾力性があるので着やすいなとは思います。

そうそう、ここでアンブロについて説明しておきましょう。

ブランド説明はオフィシャルのHPをご覧なってください。

UMBRO HISTORY(Click!)



ではここで説明したいのは、「なぜマンチェスターで誕生したのか?」ということ。

これはイギリスの産業革命までさかのぼります。

そもそも産業革命自体が綿産業がきっかけとなったのですが、

その背景には、16世紀にインドから大量にイギリスに綿が輸入され、

それまで盛んだった羊毛産業が脅かされるまでになりました。

その後イギリスは綿産業に力を入れるようになり、物資を行き来させるために蒸気機関が発達します。

そして綿織物関連の施設が続々と生まれたのが、マンチェスター。

おそらく、マンチェスターはロンドンよりも雨が多いことから、

紡績などを行うのにちょうどいい湿度など、地理的な優位性があったのかもしれません。

そして18世紀には、マンチェスターは別名「Cottonpolis(コットンポリス)」と呼ばれるようになります。

ここで言うポリスとは、Police(=警察)ではなくPolis=都市という意味。

テクノポリス(YMO)のポリスですね。



そんなイギリスを代表する綿産業都市ですので、

アンブロのような世界的企業が誕生するのは想像に難くありません。



特にアンブロは、数ある縫製工場の中でも突出した技術を持っていたので、

戦時中には官公庁のユニフォームなどを手掛けるようにもなります。

本日ご紹介するシャツを見れば、100年近く前にこんな作りやってたんだなと考えたら、

そりゃ突出してるわな・・・と思うはず???

そんな歴史に思いを馳せながら、着てみました。

入荷は1か月くらい前だったので、まだショーツ履いてたwww

ミノトールのグルカショーツ履いてますが、ロングでも太目のパンツが合いそうです。

いや、ロングならスリムでも合いそう。

にしてもすごいバイカラー。

服単体としてみるとすごい派手なのに、上記の裏付けを聞くとクラシックになる。

これだけギャップがある服もそうそうありません!!!

個人的には、同じような背景のテンダーに合うと思ってますwww




それではまた。お店で会いましょう。