SBTRACT(サブトラクト) のDuo Wool V-neck Tee

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「身体検査の日」だそうです。

お正月、じいちゃんばあちゃんの家に行った時、柱に自分の身長を刻んでくやつ。

身体検査ていうより身体測定か。

あの風習はなんかいいんですよ。暖かい家族風景って感じで。

一昨年じいちゃんが亡くなった時、ふと見たんですよね。自分の身長が刻んであるのが。日付と共に。

そっと撫でてみました。

それだけです。

 

なんだか年末はしんみりしちゃいますね~。

景気よくいきましょう!打ち鳴らせ!除夜の鐘!!!

 

 

じゃ、商品紹介です。

ドウゾ!

【ブランド】SBTRACT(サブトラクト)

【アイテム】Duo Wool V-neck Tee

【価格】¥8,424-(税込)

【コメント】

昨年登場し、お買い上げいただいたお客様には絶大な人気を誇るサブトラクトのDuo Woolシリーズ。

これはもう着た人にしか分かりません!

ご紹介が少々遅くなりましたが、タイミングを見計らっておりました。

というのは、寒さが本番を迎えてから活躍するアイテムだから。

さすがに国内のブランドなので、納期が遅れることもありません。

もちろん私が紹介を忘れていたわけでもございません!

このカットソーが本領を発揮するのはこれからなのです!!!

 

ではその理由をいきなりステーキ説明させていただきます!

この生地がポイント。

まずは「接結」という生地。

接結自体はそこまで珍しいわけではないのですが、生地の可能性が広がるのがポイントですかね。

接結という生地は2枚の生地を糸で細かくつなげて1枚の生地のようにしています。

なので、裏地にあたる部分に細かい点々が見えるでしょ?ああやってつなげてるんです。

そしてこのサブトラクトのDuo Woolシリーズは、

肌にあたる裏地部分を肌触りの良い麺100%で、表地の方を綿80%×ウール20%で混紡した生地を使用しています。

肌触りは抜群でウールの保温効果もある。

また接結という生地の特性上、2枚の生地の間に空間ができるので断熱効果があり、保温性がさらに増します。

さらに熱がこもりすぎることもありません。適度に発散してくれます。

 

相変わらずサブトラクトは、機能的で素晴らしい生地を作ってくれますね!

 

そして生地だけでなく縫製も素晴らしいです。

サブトラクトの強みは、工場に直接開発を働き掛けて作っているので、一切の妥協がないところ。

デザイナーズブランドのような派手さはないけれど、ここの服は本当地ジワジワきますね。

 

 

さらにはマイナーチェンジを繰り返し、シーズンを重ねるごとに進化しております。

ちなみに今季の変更点はこちら。

切りっぱなしだった袖口にはリブが付きました。さらに袖の長さも若干短くなっています。

昨年お買い上げいただいたお客様に言われて気づいたのですが、

今年の方がこのカットソーの上にシャツを着た時に、袖口からTシャツの袖が見えなくて良いということに。

なるほど、言われてみれば昨年のは袖が長く、シャツの袖からピロピロっと見えちゃってました。

今回の方がよりアンダーウェアに近い仕様になっています。

あとVゾーンも若干狭まりましたかね。

クルーネックも作られてはいるのですが、なんで毎年Vネックかというと、シャツを上に羽織った時にTシャツが見えるのが嫌だからです。それだけ。

 

というわけで、今のところdiariesを代表するアンダーウェアなのですが、

平たく言うとdiariesのヒートなんちゃらです。

なので寒くなるほど活躍するってわけ。

 

そして着てみると分かるのが、かゆくなりにくいということ。

ここが化学繊維と天然繊維の違いかもしれません。

ヒートなんとかに代表される化学繊維は、そりゃもう機能的には最高です。皮肉ではなくマジで。

本当に機能的に最高なんです。

というのは、保温性が非常に効率的。

具体的には肌に本来蓄えられるべき水分を吸収して、熱に変換する糸を使用しているんだそう。

なのでどうしても乾燥して、痒くなる人がでてきます。

 

でも私はそれが決して悪いことだとは思っていません。

要は使いようです。

短い時間でパフォーマンスを発揮するような素材であれば、運動の時などが良いのではないでしょうか?

かゆくなるというのは、体の拒否反応です。

逆に体が痒くなるまでは、身に付けていてもなんの問題もありません。

 

対して、天然繊維はやはり細く長く。

1日中着用しているようなリラックスシーンであれば、体に優しい素材を身に付けたいと思っています。

結局は総量は一緒なんですね。

 

毎日こうして洋服の価値を伝えているつもりですが、でも所詮服はただの服。

服に振り回されてはいけません。(本当に振り回されるのは、間違った知識や脅迫的な宣伝のせいかもしれませんが)

服は着る人に寄り添うだけです。着る本人が重要。

着るシーンと服のスペックを理解して、これからもお客様と洋服を楽しんでいけたらと思います。

 

 

 

それではまた。

お店で会いましょう。