インディアンジュエリーフェアの日程が決まりました!
4月16日・17日の2日間です。
久々の開催となりますので、お休みの調整などしていただき、是非ともご来店下さい。
ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「カチューシャの歌の日」だそうです。
先日お客様に聞いたのですが、恐らく茨城最古?のセレクトショップであり、
地元・石岡にあるSELECT HONDAの本多さんがdiariesのことを知っててくれて、
さらには俺がリーバイスを買ったことも覚えているということを聞き、
恐れ入ると同時に、長くやってる人の凄味を感じました。
定休日が一緒なので、なかなかお店に伺うことはできないのですが、
石岡に行く方にはHONDAをお勧めして、感想を聞いて楽しませていただいております。
ちなみに石岡の歴史は古く、カメラ片手に散策するのも楽しいと思いますので、
ご興味のある方はお尋ねください。もちろん美味しい店も知ってますよ!
じゃ、今日はそんなHONDAにも売っていた(もしかしたら今も売ってるかもしれない?)デッドストックアイテムのご紹介です。
ドウゾ!
【ブランド】SMITH’S(スミス)
【アイテム】Work Pants (Dead Stock 1990’s~)
【価格】¥10,584-(税込)
【コメント】
これは懐かしい!!!
俺も学生の頃に買って、洋服屋で働き始めた頃も履いてたやつ!
その時履いてたのも白だったので、(もっとオフホワイトだった気がする。ステッチもブルーだったし)
気が付けばシミだらけになってしまい、誰かに上げちゃいました。
見ると久々に履きたくなるので困ります。ただ入荷してきたのが30インチと32インチのみ。残念。
サイズが合う方には是非ともオススメしたいパンツです。
それではまずはブランド説明からいきましょう。
—–
1906年にニューヨーク・ブルックリンで産声をあげたアメリカンワークウェアブランド・スミス。
戦前・戦後を通して、多くの労働者にオーバーオールやペインターパンツを手ごろな価格で提供してきました。
コットンダック、ヒッコリーストライプ、インディゴデニムを使ったスミスのワークウェアはたちまち評判となり、
以来100年以上に渡って愛され、家族経営で3世代も続いています。
—–
というブランドです。
今はもうガンホーやスタンレイでおなじみのアールズアパレルに買収されちゃったかもしれません。
しかし本日ご紹介するパンツは、古き良き時代の名残を残すデザインとなっております。
上記写真のスミスのタグがちょっと今っぽくないでしょ?古臭くていいです。
90年代という微妙な時期のものですが、洋服としては優れもの。
どの辺がというと、まずはシルエットですね。
あくまでもワークウェアなのでヒップ周りは太目ですが、そこから絶妙なテーパード加減。
履いてみるとこんな感じ。
これがもう非常に革靴がよく合うんです。
革靴を合わせたくなるワークパンツ。
合わせもキレイ目で履きたいパンツ。
Hat/TESI (Paper Hat) ¥19,440-
Coat/LABWARE by Fraizzoli (Shop Coat) ¥23,760-
Cardigan/Gicipi (Jersey Cardigan) ¥5,940-
Shirt/James Mortimer (Linen Short Collar Shirt) ¥21,600-
Shoes/Tricker’s (private)
由緒正しきアメリカのワークパンツをヨーロッパ物と合わせて。
教科書そのままのコーディネートではなく。
この合わせがマッチするのは、シルエットだけではありません。
ペインターパンツではないので、ハンマーループやスケールポケットなど、余計なものが一切付いてないんです。
だからこそジャケットスタイルにも絶妙にマッチするんですね。
キレイ目かと思いつつ、ポケットはやたらデカいし、ステッチはトリプルステッチだし、
今のブランドが狙って作っててもおかしくないデザイン。
こういう誰にも見向きもされないデッドストック(=Dead Stock=不良在庫=売れ残り)を面白く着こなすのが面白い。
いわゆるチープシックですね。
フロント部分も至って簡素。
ポケットの角度とかチョー適当なのが分かるよね!?二等辺三角形になってるし!これくらいでいっか~って感じが伝わってくる!
かろうじてコインポケットはついてますけど!
それでも要所要所にカンヌキ留めを施しているのは、ワークウェアブランドとしてのスピリッツなんでしょう。
裏にはこんな懐かしいタグも付いてました。
それこそブログの最初にでてきたHONDAでは、チャンピオンのスウェットも買ってたっけ。
ちょうどバルセロナオリンピックでNBAのドリームチームの試合がやってた頃でさ、
ジョーダンに始まりラリー・バード、ユーイングなどの往年の選手に、ピッペン、バークレー、カールマローン、そしてマジック・ジョンソンが一緒のチームで戦ってるの。
チャンピオンのスウェットもどれ買うかすげー迷った覚えがある。
その頃の服ってさ、大抵この「Crafted with pride in AMERICA」って書いてある札がついててね。
もうそれだけでワクワクしたもんだ。
アメリカもそうだし、もちろん日本も、あのPRIDEってのはどこに行ってしまったんだろう?
気づいた頃にはもう遅いんだけど、せめて服だけでもさ、あの頃を思い出してワクワクしてみてはどうだろうか。
それではまた。お店で会いましょう。