ダイアリーズの今日は何の日?
今日は「猫の日」だそうです。
※来季のテンダーの写真の用意ができました!気になる方は、店頭またはお電話・メールでお問い合わせください。※
先日、私の実家からわずか400mのところで、不発弾が見つかりました。
テンション高めの母親の電話には、ちょっと焦りましたね。何事が起きたのかと。。。
というわけで、母親のテンションに負けず、商品紹介頑張っていきますね。
ドウゾ!
【ブランド】TENDER Co.(テンダー)
【アイテム】TYPE722 Linen Rib Knit
【価格】¥42,120-(税込)
【コメント】
今季diariesでオーダーしているテンダーは、実はパンツよりトップスの方が多かったりします。
ヤダ、こんなの初めて。
当店が取り扱いを始めて5年間で、個人的にはかなりツボったコレクションでした。
なのでアレもコレもと言っている内に予算がカツカツになってしまい、パンツが少なくなってしまったってわけ。
サイズ切らしてお断りしてしまった方へは申し訳ないのですが。
その分、これを機にパンツだけでなく、テンダーというブランド全てに興味を持っていただけると幸いです。
で、本日ご紹介するのはコチラのニット。
テンダーらしい、粗野な雰囲気満載のニット。リネン100%です。
しかもなんとこのニット、1960年代に紡績されたリネン糸で編まれたリブニットなんです!!!!!
この「糸の状態で見つかった」というのがポイントですね。
よくデッドストックの生地を使い・・・というアイテムは他のブランドでもあります。
しかし、糸で見つかるということは、さらなる可能性を秘めていることにお気づきでしょうか?
今シーズン、テンダーではこのデッドストックリネン糸を使い、このニットだけでなくシャツ・コート・ソックスを作っています。
(ちなみにdiariesではコートとソックスもあります。ソックスは完売。)
1種類の生地からは、作られる服の種類は限定されてしまいますが、
1種類の糸となると、あらゆる服が今まで見たこともないような雰囲気で作られるんです!!!!!
私、バイヤーとしては非常に興奮しておりますが、
一顧客として見てみると、これはズルい、どれも欲しい・集めたい、金がいくらあっても足りないじゃないか・・・というパラドックスに陥ります。
そしてまた、イギリスのリネンといえば???
当然アイリッシュリネンが思い浮かぶことでしょう。
実は現代のアイリッシュリネンというのは、その殆どがフランス製だったりします。
ウイリアムが言うには、アイリッシュリネンの紡績工場は数十年前に閉鎖してしまったとのこと。
もちろん今回使用しているリネンは、アイルランドで育てたリネンをアイルランドの工場で紡績したものです。
ウイリアムは、それを廃工場からサルベージしたそう。
それを、いつもテンダーのニットを作ってくれているスコットランドのニッターに持ち込んで、今回のアイテムが誕生しました。
ま、奇跡みたいなもんですね。
50年前に作られた糸は、「ほら出番だぞ!」と言わんばかりに叩き起こされ、さぞこのニットもビックリしていることでしょう。
どんな風に経年変化していくか楽しみです。
残すサイズは1=Sのみ。
サイズ4まで用意しといたんですけどね。
でもサイズ1が残っているのは、テンダー=サイズが大きいという先入観からかもしれません。
こちらはニットなので、いつもXSくらいの方でも着られるサイズです。
是非ともお試し下さい!
それではまた。お店で会いましょう。