フランス・イギリス買い付けレポート②&商品紹介です。

ダイアリーズの今日は何の日?

今日は「服の日」だそうです。

いや肉の日です。

やっぱり立場上、服の日です。

で、今ロンドンで気軽に美味しい肉食べたいならこちらの店がオススメです!

FLAT IRON STEAK(フラットアイアンステーキ)

ここ数年人気で、ロンドン市内に一気に3,4店舗?まで増えたお店。

ロンドンでステーキ食べるにしては、結構リーズナブルなのも人気の秘密かも。

立地が人気エリアから微妙に外したところにあるので、

あえてアクセスの悪い場所で、面白いことやっている感じです。

それはさておき、美味い肉が食えればなんでもいいです!!!

このステーキは、買い付け最終日のご褒美。それも相まって、体に沁みましたね~!

まさに血となり肉となる!

俺はビビってミディアムレアを頼んで後悔!

妻が頼んだレアの方が断然美味かったです!


そうそう、このカトラリーは面白かったですね~。

ナイフとフォークっていうか・・・

ナタ???

猟奇的ステーキ!やはりレアが一番ですね!




じゃ、商品紹介です。

クリーニングからもどって状態バッチリ!

毎度おなじみバーバリーの1枚袖コートでございます!!!

期待はしてなかったのですが、たまたま1着だけ見つけましたー!

レディースのS程度。XSくらいの男性もご検討下さい!

面白いのが、実は元々はロングだったんですけど、ハーフ丈にリメイクされてます。

そのおかげで安かったのかも?(市価よりは安く出せてると思います。)

むしろ丈はロングより着やすくなってると思います!



次!

まずはレディースから!

今回買い付けたヴィンテージの中でも、一番古いヤツです。

どれくらい古いかって言うと、

1920年代!?

なんと約100年前の生地でございます!!!!!

このストライプの生地から醸し出されるオーラがヤバイ!

100年という重さに、売っていいのかどうか迷うレベルでございます。

でもよく見ると、ストライプの生地は確かに古そうですが、

淵のパイピングはもう少し新しそうなパーツ。

なので、以前にリメイクされたものだろうなと推測されます。

リメイクされたといっても、50年前くらい。

100年前の生地を50年前にリメイクしたスカート・・・

スケールがハンパない!www



次!

やっぱりフランスのヴィンテージといったらコレですよコレ!

動物ボタンハンティングジャケット!

今でこそフレンチヴィンテージといえばM47とかブラックモールスキンがもてはやされてますが、

ずっと前から古着が好きな人は、こちらが王道ですよね?

モールスキンっていったって所詮ワークウェア。

でもこちらは素材も縫製もデザインも、全てにおいて凝りまくってます。

なんで凝っているか?それには理由があります。

それはまず「動物ボタン」から説明せねばなりません。

使用される動物は、シカ・イノシシ・鳥・キツネそして犬。

これらは全て「ハンティング」に関係します。

なので、このジャケットはハンティングをする時に着用するものでした。

そしてヨーロッパでのハンティングとなると、アッパークラス(上流階級)のスポーツになるんです。

(ダウントンアビーとか見れば、なんとなく分かりますよ!)

なのでそのような方達がお召しになるものなので、

いずれも趣向を凝らしたものばかりになるんですね。

なので他の服とはちょっとクオリティが違いますよ!ってことです。

またハンティングで使われると、さすがに消耗します。

なので、このようにキレイな状態で残っているだけでも奇跡。

1950年代。70年前でサイズもSくらいなので、さすがに5万は超えます。


次のはサイズMくらい。

こちらは使用感がある動物ボタンハンティングジャケット。

ボタンが削れてて、これはこれでイイ感じ。

またこの杢ピケのような生地の特性もすごいよく出てて、

裾が黒くなってて、一見汚れているように見える部分は、

実は表の色が擦り減って裏地の黒が見えているという、立派な経年変化なんですよ。

あとそこそこ暖かいというのも魅力です。

というわけで、タグの感じから1960年代頃のもの。

39800円です。



もういっちょ!

こちらはもう個人的趣味で仕入れたやつです!

もうこのヤレ感がたまらなくカッコイイと思います。

この辺はもうアンティーク好きな人にしか分からないと思いますけど。

これをどう着こなすか考えるのが楽しいんです。



僕の服の着方として1つのルールがあります。

それは「新品は古着のように。古着は新品のように。」

買ったばかりの服をそのまま着るのが嫌で、

必ずワンウォッシュしたりして、最初から既に馴染んでいるように着ます。

逆に古着は、他人から見て古着と思われないように清潔感を持たせます。

例えばボロくても、それがデザインだと思わせるくらいにしたい。



なので、この色で汚れも含めて、どう「良い雰囲気」につなげるか。

楽しいですよコレは!

ちなみに、コットンキャンバス素材というのと、

袖ストラップが付いているというのは、結構珍しい方なんですよ!



次!

こちらはサイズ的にレディースかな?

このタグが付いてるのでスウェーデン軍です!

ですが「え?これで軍物!?」と疑うくらいの鮮やかな色!

最初は後染めかと思ったんですが、最初からこの色らしいんです。

スウェーデンのこのカットソーは初めて見ましたね~。

たまに色鮮やかな軍物が出るスウェーデン。さすがデザイン大国だけある?

ボディはリブ編みで、裾は赤のロック。後が長いです。

どこの部隊に支給されてたものなんでしょうね?

メンズサイズもあったらほしいな。今後の宿題です!


次!

一目ぼれバイイング!

特にヴィンテージ価値とかは気にせず、直感でセレクトしたもの。

この柄が良いと思えば、その人には間違いなく価値あるものになります。

これを逃したらもう二度と出会えない柄と思うと愛着が湧くんですよね。

と言ってる間にこちらは完売。



まだまだ買い付け商品紹介が終わらない・・・

新品のセレクト商品も徐々に入荷してるのに!

どっちも見れて楽しいですよーーーーー!



それではまた。お店で会いましょう。